昨日は英検1級2次の試験でした。2回目のチャレンジ。会場は前回と同じ大阪YMCAというところ。
会場着くとほとんど30~40代という感じだったけど、
高校生(制服着てたので)も数人。
前回、高校生らしき子達は明らかにハーフだったけど、
昨日見た子達はごく普通の日本人でしたよ。
高校生で1級の1次合格するなんてすごいなーー。
うち一人は塾に通わず独学だったようで、周りの大人達から賞賛の声が上がってました。
会場に着いた順で試験の部屋に連れて行かれるんですが、部屋は8つあります。
で、入ってみると・・なんと・・
日本人面接官の方は前回落とされた試験と同じ人。「うわー、この人、前私を落とした人だよ。 鬼門!この部屋は鬼門だー!」と内心思いつつ、
顔をひきつらせて「Hello」と入室。
ネイティブ面接官の方は白人男性で50~60代くらいの柔和な感じの方でした。
少し自己紹介して、
机のカードを読むように言われます。5つトピックがあって、そのうち1つについてスピーチします。
5つの中から選んで、スピーチの構成を考える時間は1分。
1分しかないので、もー真剣。。
が・・・。 「日本語でも無理ですね。」
なトピックばかり。
抽象的で意味がわからん。
読み進めるうちについに最後のトピックになり、
「この最後のトピックも話せるような内容じゃなかったら!?!?!」と滝汗状態になりましたが、
最後のトピックは
agree or disagree:People are less ambition today
という感じのトピックで、「あぁ!これなら何とか話せるかも。」と、少し救われこの最後のトピックにしました。
今日の人々は野心的であるか?野心的ではないか?あなたはどっちと思う?という主旨ですね。
スピーチは「人々は野心的である」というサイドに立って話しました。
根拠その1.子どもは小学生のうちから塾に通ってより良い成績を目指している。 より高いレベルの大学に入るためだ。 よって、野心的。
根拠その2.社会人も野心的だ。最近の会社は昇進するのにTOEICの高いスコアが必要。 TOEICの勉強をがんばっている人が多い。それは昇進のため。よって野心的。
と、簡単にまとめるとこんな感じの内容で話しました。
スピーチが終わったとこで、日本人の面接官から質問。
「あなたは子どものうちからみんな成績を上げるためにがんばっていると言いました。
良い大学に入るためだと言いましたが、良い大学を出ることに何の意味があるでしょうか?」と。
「よりたくさんの職業に就ける機会に恵まれる。給料の良い会社に入ることもできる。
良い大学を出た方がたくさんのお金を稼げる。」って感じで答えました。
(どんな一昔前の考えだよ、というツッコミはなしです。)
ここまではよかった・・・。まぁ、文法ミスいっぱいしたけど、
とりあえず筋は通ってたし、話しは出来てた。。。
ここから暗転します。。。orz
次にネイティブ面接官からの質問。
「大学に入るためには数学や国語は重要ですが、
あまり関係のない科目についてはどうですか?例えば、美術とか。
そういった授業の重要性についてはどう思いますか?」ってな感じの質問でした。
ここで詰まってしまいました。
美術は音楽の授業も大事だと思ったけど、なぜ大事かというのが日本語でも思いつかず、当然そうなると英語でも話せず・・・。
今から思えば
「教養として必要」とか、「家庭課などは実生活で役立つから必要」とか
あるいは、「美術とか音楽は他の教科に比べて大して重要でないので、
子どもたちはもっと受験に役に立つ教科を学ぶべき」とか、もー極論言っちゃうとか・・・
いろいろ言う手立てはあったと思うんですが、その時は思いつかず。
結局「美術や音楽も大事だ」と言いつつも、根拠となるものを具体的に言うことができませんでした。
ネイティブ面接官も「うーん・・何が言いたいのかよくわからんのぉ・・」的な顔してました。ごめん、私も自分自身で何を言っているのかわかんなかったよ・・・。
次に再び3番目の質問は日本人の方から。
もー、うまく答えられなかった動揺から(メンタル弱いな私)、
何を聞かれたのか覚えてません。
何か質問されて、何か答えたのだけは覚えてます。
割とすぐ答えたように思うので、そんなに難しい質問ではなかったのかな、と思いますが、
今となっては的確に質問に対する答えを話せたのか、評価のしようがないです。
質問内容忘れちゃったからね。
もしかして、トンチンカンなことを答えてしまっていたかもしれない。(動揺してたし)
ここでピピピー!とタイマーの音が鳴り、終了。
振り返ってみると、前回の試験からあんまりレベル変わってないですね。。。
たぶん、点数も似たような感じになるんじゃないかと。
文法ミスもしたし、発音も前回より上がってないと思うので、この分野で得点アップはないと思います。
せめて点数配分の多いディスカッションの部分で点数を稼ぎたかったのですが、
2番目の質問にちゃんと答えられなかったことと、3番目の質問もうまく答えられたか
どうかがもうわかりませんし。。。
特にあの2番目の質問に詰まったのは痛手でしたねー。
ちゃんと質問に答えられないのは、「答えられず沈黙」の次にダメなことです。
でも、日本語でもあの時は答えられなかったんで・・もう仕方ないといえば仕方ないですが。。。
前回落ちてから、3ヶ月。
毎日英文たくさん暗記したり、意見を言う練習したり、
いろんな出題されそうなトピックについて英語でスピーチ書いてみたり、
夜には英語話しすぎてほっぺたが痛くなるくらいだったのに、
にもかかわらず、大して成果を出せなかった・・ということにガックリきています。
まぁ、ガックリしてても、突然英語上手くなるわけではないので、
また7月の試験に向けて地道にがんばっていこうと思います。しゃべる練習たくさんやり始めたのはここんところの、たった3~4ヶ月ですしね。
トレーニング不足ですね。はい。