前回、英検1級の語彙と長文の勉強法を書きました。
今回は英作文とリスニングです。
英作文、正直あまり対策していなくてですね、試験前の1~2週間でちょろっと書く練習した程度でした。
長文とリスニングの対策に必死すぎて、英作文まで手が回らなかったというのが
正直なところです。
ですが、今となって言えるのは、英作文対策をしっかりしておけば、
2次試験の面接はだいぶ楽になります。
出題されるトピックは似ていますし、
英作文も面接も共通するのは「自分で言いたいことの英文を組み立てられるかどうか」です。
「読む・聴く」は受身で出来ますが、「書く・話す」は受身では出来ません。
なので、「読む・聴く」よりも「書く・話す」の方がはるかに難しいと言えると思います。
私はこのサイトを参考にしました。
http://dokugakuenglish.com/eiken-1ji/essay-taisaku/et2/
あんまり対策しなかった私ですが、面接でものすごく大変だったので、
このブログ読んでいる方には英作文対策しっかりするのをオススメします。
なかなか英作文まで手が回らないですけどね。。。
あと、英作文ではなく、 英借文
をオススメします。
本にある英語の文章はそのままパクれるものはパクッたらいいと思います。
そのまま使えなくても、一部の単語を入れ替えるだけでほぼパクれるやつもあります。
1から自分で英作文しようとするとけっこう大変です。
なので、使えそうなフレーズはパクりまくりましょう。
そうすることで文法ミスも防げます。
いくつか英作文を書いてみると、だいたい使うフレーズは自分の中で決まってくると思います。
パクりつつ、自分なりの「定型パターン」を作ってしまいましょう。
これは面接でもとても役に立つと思います。
次、リスニング。
まずは、過去問をとにかく音読、シャドーイングしました。
これは何度も何度も一日何回もやりましたが、
リスニングの点数はあまり変わりませんでした。。。
いつも正答率は6~7割程度。ひどかったら5割とか。
どうしたらいいんだろう・・と悩んだ末に、通信講座を受けることにしました。
受けた講座はアルクの「1000時間ヒアリングマラソン」です。
私は副教材のついていないlightバージョンにしました。
これは毎日3時間リスニングをするという教材で、
アナウンサー英語、ニュースの英語、ラジオドラマ、
いろんな訛りを持つ人が旬なテーマについておしゃべりするコーナーや、
洋画の1シーンを収録したものまで、いろいろあります。
これで聴きまくれば何とかなるかも・・と思って始めましたが、
通信講座始めて3カ月後の試験でリスニング8割程度の正答率まで上げることができました。
なので、過去問やるだけではリスニングに伸び悩む人、この講座オススメします。
正直、「1年くらいこのアルクの教材やらないと、目に見えた結果は出ないだろうな」と思ってたんですが、
わずか3カ月後に思いがけず良い成績を上げられてよかったです。
リスニングも、大事なのはは量と質だと思います。
理解しないままたくさん聴いても「質」を確保できないし、
理解していても聴く量が少ないと「量」を確保できません。
私の場合、過去問だけでは「質」は確保できても「量」を確保できなかったのかな、と。
この質と量を確保するためには、良い教材だったのかな~と思います。
(ちなみに、合格後も教材続けてます。)
よく「BBCニュース聴いてリスニングのトレーニング」とかいう人いるけど、
個人的には「マジか!?」と思ってしまいます。
BBC普通に理解できるんだったら、1級のリスニングは余裕だと思いますし。
部分的にしか理解できないまま、たくさん聴き散らすのだったら、
教材使って決めた量をしっかり理解できるまで何度もトレーニングした方が良いと思う。
教材は過去問はもちろん、市販のものでも良いと思うし、
ヒアリングマラソンなどの通信教材も良いと思うし、
ネットでも無料のリスニング教材たくさんありますから。
リスニング教材で大事なのは
自分のレベルに合っているのかどうかということ。
あと、英語のスクリプトがあるかどうか、ですね。
スクリプトなかったら、聞きとれなかった部分を理解することは不可能ですし。
理解しながら聴く。それをたくさんの素材でやる。これが大事だと思います。
では、次回は面接について書きます。
・・・が、2次は超ギリギリで合格しただけなので、あんまり参考にはならないかも。(^_^;)