ガフの部屋

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2005/07/07

中二女子脳

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今日はこれで打ち止めだな。回数的にも。

2005年のもう7月。
私は何度目かの恋をしていて、あんたはいつもの事だって思うけど
私はそうは思えないでいる。
ここまで来て二人称が「あんた」な事を知る。

あんたは私の事を
いつもよりよく泣くな、いつもより眉間にシワ寄せてるな、
いつもと様子が違うなぐらいにしか思ってないのかも知れない。
実際「何かあったんでしょう」より深く訊いて来ないし。

起きて電気も付けずにそのまま泣き出して
泣き疲れて壁に掛かってた服を抱いてまた眠りかけながら
あんたは起きて電気も付けずにそのまま泣き出して
泣き疲れて壁に掛かってた服を抱いてまた眠る事なんてした事がないんだなって思ったら、
もう眠れなくなった。

私はあんたを頭から足の爪の先まで全部思い出せるけど
あんたは私を頭から足の爪の先まで全部思い出そうと思った事なんか無いのかも知れない。
だからせめて指輪ぐらい持って行って欲しかった。

大体「泣く」という発想がないのだろう
「服を抱いてにおいに包まれて眠ってみる」という発想がないのだろう
「髪の毛から順に上からパーツを思い出してみる」という発想がないのだろう
「宿泊先に指輪を持って行く」という発想もないのだろう
だから仕事用のケータイは握って眠れても
私の手は握ったまま眠れないのだろう

・・・っていう手紙を置いて
このままサルタノールを使わずに救急車を呼んでしまおうかと思ったけど
もうこの町のどの病院に搬送されればいいのかわからなかったのでやめた

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