Bring Em Out

Bring Em Out

この予定をここで組んだ私!!



荷物を整理し、チェックアウト。オヤジにお別れの挨拶に行く。オヤジは行く前に「朝ごはん食べたか?」とか色々気遣ってくれ、フルーツを用意させたり、冷たいお絞り。長旅にとたくさん飲み物までくれた。あと、変なターバンも 笑 ありがとう。 私は何も出来なかったけど。

Qの幼馴染Nが迎えにくる。今日はヘルメットを持参している。カンボジアに来てからずっとノーヘルだった。でも、よかった。これからの道のりは想像を絶するものだった・・・

途中で何度もお尻がシートから離れる。そんなでこぼこ道はなんのその。チケット確認したあと、そこに見えていたものは・・・ すごい急斜面。かつ、ガードレールのようなものは無く、舗装されていない山道をひた走る・・・ 進むにつれてもっと上手がいた!! この急斜面のがたボコ道を3人乗り!! ひえーーーこれ、余裕でモトクロスですよーーー

ようやくたどり着き、涅槃仏へとお参り。 はっきしいってヘトヘトだった。Nが「ここは西バライと同じくらいに鳥がおいしいよ」やったぁー もう、腹ペコ。 川の脇の小屋で手づかみでライスと鳥を食べる。Nが上手に鳥をわけてくれる。 でも、暑さはやっぱ半端ない。みんな水浴びしているけど、けっして水は透明ではないのだ。

食後十分に休憩したあと、下へ下り滝を見に行く。 段々と暑さがまとわりついてくる。水辺であるはずなのに涼しく感じない。上へ戻り、別な滝へと。もう、暑さに耐え切れず、滝へと突っ込む。
そこにカメラマンがいて、写真を撮ってくれるようになっていた。白いTシャツに薄いパンツ スケスケじゃーんと思いながらも記念にと写真を4枚撮った。夕方には現像されてシェムリアップ市内でもらえるとの事。

すっかり涼み、また元気を取り戻す。 が、またあのでこぼこ道を思うと恐ろしかった。特に最後の辺りは本当に急で、私は怖いので途中少し歩く事にした。Nは平気な顔して「なんでー 大丈夫だよ。」と言う。まっ。Nは運転上手いけど、そーゆー問題じゃ・・・

山をなんとか下り、ようやく平坦?な道へ。
途中Nの携帯が鳴る。「Qからだよ」と・・・

Qは父さんのところへ帰る予定だった。Qのママは最近亡くなっていた。休みはよく村へと帰る。
「今おうちに着いたんだ。 待ってるから。」

ははは。あれが最後の別れじゃなくて、今度こそ本当にお別れだ。でも、言いのだ。Qは色々してくれた。 すてきな思い出たくさん作ってくれた。
お別れしにいくのに、なんだか嬉しい変な気分だった。


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