３日目
今日はツアーについている ホテルの朝食 を食べることに。
バイキングなので少量ずつ片っ端から食べてみる。
お粥にビーフン、担仔麺、シュウマイ、その場で焼いてくれるオムレツ、フルーツ等。
メニューはほとんど変わらないだろうし、1回食べればいいかなぁ。
今日は台北を脱出して、 九イ分 という町へ電車でPETIT VOYAGEなんです！
九イ分町は、「非情城市」という台湾映画の舞台になったり、
千と千尋の神隠し の雰囲気もある山沿いのしっとりとした雰囲気な町で、
写真で見て是非行ってみたいと思っていました。
オプショナルツアーに参加していくか迷ったけれど、ゆっくり滞在したかったので、
自力で列車に乗って行くことにしました(*￣0￣)/ ｵｩｯ!!
ホテルのすぐ近くが国鉄台北駅なので朝も楽チン♪
台北駅はとても大きな駅で吹き抜けがすごい。
地方への列車が出発する駅にいると、旅している！と感じられて好きです。
まず窓口へ行って、筆談で
瑞芳駅 行きのチケット を購入。スムーズにゲット（≧∇≦）片道 62元
地下のホームから出発です。
途中、男子トイレはあるのに女子トイレが見つけられずウロウロしていたら
親切な男性が英語で話しかけてくれて、あっちだよ と教えてくれました。
やさしいな、感謝。
列車はMRTとは違い古い車体だけど、車内は日本の特急と同じ感じ。
夏は立ち見で大変らしいからちゃんと指定席券を買ったけど、
冬だからか空席もありました。
台北は近代的な街なのに、ちょっと走ると、まだのんびりとした風景や、
ビックリするようなおんぼろの建物の密集した町並みがあったりと、
飽きずに車窓の景色を楽しんできたら、４０分ほどであっという間に到着！
駅からバスかタクシーなのだけど、バスがさっぱり分からないので
待機している タクシーに声をかけられて乗り込む。
駅から九イ分までは一律150元と決められているのでぼったくられる心配もなく安心。
（といっても過去にタクシーでぼったくられた事はないけどね・・・）
遠くに見えていた山をどんどん登っていって、10分ほどで到着。
細い山道を観光バスが行ったり来たりしていて台湾の人にも人気のよう。
九イ分の画像 です。
このように山に張り付くように建物が建っています。下は海
細い階段沿いに赤いちょうちんのかかったレトロな茶芸館が素敵です(*^-^)
到着そうそうお目当ての芋圓を食べに、元祖の店 阿柑姨芋圓 へ。
芋圓 というのはタロイモと白玉粉を混ぜて作る団子で、店内でこのようにおばちゃん達がせっせと団子を作っています。
このおばちゃんの後ろを通って、
テレビを見てくつろいでいるおじいちゃんの邪魔をするように居間を通過して進んでいくと、
港を一望できる素晴らしい景色の広いイートインスペースなので
そこでゆったり食べました。
温かいお汁粉に、団子、お豆達が入っていて体が温まるやさしい味。
団子はモチモチしていておいしい。でもナツメみたいの（？）がすっぱくて苦手だった・・・
細い道と階段沿いに沢山お店が並んでいて、買い食いを堪能しながら散歩しました
臭豆腐 20元
台湾名物！豆腐好きな日本人でも好き嫌いが別れるという発酵した豆腐・・・
この屋台があるだけでもう遠くからでもプウ～ン と腐った匂いが漂ってるんですよ！
この匂い、何て形容したらいいんだろう。とにかく臭くて気持ち悪くなる匂いなんです。
なのに夫がゼヒチャレンジしたいと男らしく購入。
見た目は揚げ豆腐にソースととうばんじゃん（みたいの）がかかってるけど果たして・・・？
一口目食べた夫は「お、味は豆腐だよ、いけるよ！」
と言った後、遅れて匂いが来たのか「くせぇぇ～」と悶えてる。
しかし果敢に食べ続けると慣れたのか、臭いけどソースと一緒なら食べれるらしく完食。
私もほんのちょびっとだけ食べてみたけど、
味がどうこうの前に匂いがだめー！
味の前にくっさい匂いが鼻まで湧き上がってきて気持ち悪い・・・
沖縄の豆腐ようもダメだった私には過酷すぎましたΣ(=ω= ;)ｹﾞｯ!!!!
買い食いしたもの
阿蘭草餅 の 草餅 10元
これまた店内でお姉さま方がせっせと手作り中。
面白いのが日本の草餅は餡を包んでから蒸すのと逆で、蒸した餅に後から餡を包んでいます。
日本の草餅よりもゆるゆるで柔らかくて餡子たっぷり。
李義餅店 の パイナップルケーキ大 15元
これまた店内で作っているので出来たてを1個購入。
まだ温かくてクッキー生地はほっくほくでパイナップルジャムも柔らかい！
激うまぁ～。気に入ったのでお土産にバラで購入した。
九ｲ分のワンコ達
散策中何故か野良（？）のワンちゃん達が我がもの顔でウロウロしてて何度も遭遇。
最近の日本じゃあまり見かけなくなった、ＴＨＥ雑種 な顔が可愛い。
風情のある町並と犬って絵になるわぁ～。
人懐っこくて触れたのでしばし癒されました。
行きはタクシーだったけど 帰りはバス にチャレンジ！
バス停と思われる場所で待っていたら5分程でバスが来たけど激混み(￣ω￣;)
運転手さんの目の前にいるおばちゃんに、瑞芳駅まで行くか確認し、
20元だと言うので支払って無理やり乗車したら、
次のバス停で、おばちゃんが率いてほとんどの人が降りた。
どうやらあのおばちゃんは別にバスには関係なくてツアーの引率者だったらしい・・・(￣ω￣;)
台湾のバスが全部かどうかは分からないけど、
窓に茶色いカバーみたいのがかかっていて景色が良く見えなかった。
車内も暗くなるのにどうしてこうしているのかな？
駅に到着後、台北までの切符を購入したら少し時間があるので周辺を散策。
食いしん坊の嗅覚で、美食街 という屋台が入った建物を発見！
おいしそうなものが沢山あって目移りしてたら小腹がすいてきた～。
香腸 20元（画像なし）
ソーセージ。食べた瞬間、ソーセージというよりサラミっぽくて、ジューシーというよりぎっしり詰まってる。
既に甘じょっぱい味がついてそのままで食べる。
胡椒餅 35元
2回目の胡椒餅だ～わ～い（≧∇≦）
やっぱり熱々で、スパイシーすぎて舌がピリピリするんだけどやっぱりうまっ。
こんな中毒性のある食べ物は珍しい？
帰りはまたゆったりした 列車で台北へ 。二人で熟睡
台北到着後、遅めのお昼を食べに目当てのお店に向かったも丁度2時で休み時間に・・・Σ(=ω= ;)ｹﾞｯ!!!!
諦めきれないので夜食にまた来ることにする。
お昼から夜市がやってると思ったので、ＭＲＴで 士林夜市 へ。
屋根つきの建物の中に屋台が沢山入っているんだけど、やっぱりお昼はほとんどのお店がやっていなくて
人もまばらで寂しい雰囲気(´･ω･｀)ｼｮﾎﾞｰﾝ
現地の人で混んでいる店で食べようと思ったけど、これじゃあ判断できない。
仕方なく回りをブラブラして食べたのが 鮮肉包 10元
肉とネギがあって肉を選んだら、小さな肉マンという感じ。
日本のコンビニの肉マンって絶対肉汁がないけど、じゅわーと肉汁が出てきておいしい。
あっさりとした味でちょいピリ辛のタレが合う。
今日は朝から活動して疲れて口数が少なくなってきた二人なので 休憩 することに。
ホテルの近くにもあったチェーン店のカフェ、 IKARI COFFE に入る。
カフェオレ 50元 エスプレッソ 30元
ここでは食事をしている人も多くて、オープンサンドがボリュームがあっておいしそうだった！
外は寒いし夜市の為に体力温存中・・・
暗くなってから夜市に向かうと、さっきとは打って変わって人で賑わっていて行列の出来ている店もある！
食べたもの
１食目 大餅包小餅 30元
大行列に釣られて。
見たところどんな食べ物かさっぱり分からないが、どうやら
この手前のパイみたいなものをクレープに包んで叩いて崩してクルクル巻いたもの。
トッピングを聞かれたのでお勧めのピーナツに。
何とも不思議な食感でピーナツ味が甘い！これはデザートでした。
２食目 牡蠣のお好み焼き 40元
いたる屋台で売られている人気メニューで食べている人も多いので気になって気になって。
でも牡蠣に当たらないか？不安もあり。
ガイドさんが「現地の人でも牡蠣に当たることもあるんですよ」と言ってたので
当初食べる気はなかったけど誘惑に負けた！
アバウトながら素晴らしい手さばきのオバちゃんの店にする（笑）
うわぁ～おいしそう！
牡蠣とキャベツの入った卵の多いお好み焼きでふわふわ。
この甘辛いタレがまた良く合っていてペロリとたいらげる。
１オシ！
３食目 昇記 士林大香腸 40元
見て下さい、このずらりと並ぶ腸詰をw(°ｏ°)w
白い方が何だか分からず、普通のソーセージの方を指差してるのに
オバちゃんは白い方を取って切っていて、あれ？と思っていたら・・・
何と白い方はもち米を腸に詰めたもの（糯米腸）で、
この糯米腸の中に、野菜とソーセージをサンドするのです。
素晴らしい発想に脱帽！
味はもちろんうまい！糯米腸はもちもちしていて、腸詰はジューシー。
味付けも醤油風で口に合う、絶品じゃ～。１オシ！（また？）
４食目 蟹羹 50元
店内が混んでいるので期待して入ったらやっぱりおいしい！
具沢山で蟹の味の効いたとろみスープ。
蟹脚ときのこがいいだしで味付けは薄味で優しい味。温まった（≧∇≦）
うーん、これは２オシ！
みんなが食べていたおこわみたいのもおいしそうだったな～
５食目 柳橙汁 30元（画像なし）
柳橙とは台湾のオレンジで絞りたてのフレッシュジュース。
さっぱりとしていておいしい。
６食目 辛發亭 雪片冰 40元
雪片冰とは牛乳でできたかき氷で、すごい数のトッピングがあって悩んだけど
すっかり気に入ったタロイモに。
カキ氷はやわらかい方が好きなので、このふっわふわな食感に感動。
口に入れた瞬間に溶けちゃう。
タロイモはこっくりしていたやっぱりおいしいなぁ。
台湾のデザート屋では豆と芋のおいしさに感動です。
７食目 甘く煮たさつま芋 30元
こんな感じでおばちゃんがぐつぐつ煮ているんだけど何故か型崩れしてません。
芋好きとして気になって仕方がなかった。
このようにピーナツの粉をかけて食べます。
台湾の人はピーナツの粉が好きですね～
砂糖も足しているのがすごーく甘い！でもほっこりしていてうまい！
揚げてないけど大学芋みたいな味で、ピーナツはいらないと思う・・・
夜市は食べ物だけじゃなくて、洋服や雑貨なども売っているけど物価は日本と同じ位だったので何も買いませんでした。
なごり惜しいけれど腹八分目で移動してお茶屋さんへ。
新純香
日本語の話せる店員さんが説明してくれて試飲できるお店です。
夜の11時までやっているので便利ですね。
小さなお店で時間も遅かったのでお客がいなくて入りにくかったけど、
入店すると日本語の上手なマダムが対応してくれました。
まずお茶の価格表を見せてくれて、どんなお茶を試飲したいか聞かれました。
が、台湾茶など飲んだ事ないし元々紅茶・コーヒー派なのでさっぱりわかりません(^_^;)
普段どんなお茶を飲んでるか聞かれたので正直に「紅茶です」と答えてしまいました(￣ω￣;)
おままごとみたいな小さな茶器で 台湾式のお茶の入れ方 は見ていて面白い。
紅茶が好きなら・・・と発酵度の高い「 東方美人 」という烏龍茶をまず試飲。
まるっきり紅茶・・・？？フルーツと蜂蜜の香がするそうだけど・・・
次に、日本にはないという生茶の烏龍茶「 金萓 」
まるっきり緑茶・・・？
でも匂いは本当にミルクのような香がする！
ダイエットに飲む プーアール茶 が欲しかったので、飲みやすいのをとリクエストしたら、
茶葉が固まって大きな皿みたいになっているものが出てきて、
ナイフで削って入れてくれる。
飲みやすい と思ったけど、買うならこのでかい物体ごとじゃないといけないらしく高くて断念。
他にも烏龍茶を飲んだけれど、私達って味覚音痴？という位よくわかない・・・
渡辺満里奈みたいに「台湾に行ってお茶に目覚めました☆」という衝撃を期待したのだけれどね
でも出してもらったお茶請けは全部おいしかったな。
お店で売っている商品を少しずつ
しいたけチップ、エリンギチップ、蓮の実、蓮の実パイ、
茶梅、パイナップルケーキ
結局気に入ったお菓子と少量のお茶を買いました。
食べて飲んでお腹が苦しいけど、夜食の小籠包第2弾へ！
京鼎楼
お昼に食べ損ねて悔しいので執念で再チャレンジ。
小籠包 140元
夫の希望通り一人１セイロを注文したので一人１０個！
写真でも湯気がほわ～っと出ているの写ってますね。
満腹で食べれるか不安だったけど、熱いうちに、と二人でがっつく。
「ねぇ、鼎泰豊よりおいしくない？」と聞いたら
「うん、思った・・・」と夫。
鼎泰豊よりも熱々で、口の中がぶわ～っと肉汁の洪水に。
結局あっという間に完食。
はぁおいしゅうございました。小籠包に悔いなし！
クーポン券でサービスされた小皿はかなり残しちゃいました(>_<)
ホテルに到着したのは１２時頃、１日中活動したので疲れた。
でも明日は帰国です(;´д⊂ヽﾋｯｸﾋｯｸ
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