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シュクラン*モロッコ その16
昨年10月に旅したモロッコの備忘録を綴っています*
4日目は、サハラ砂漠入り口の町エルフードのホテルから
サハラの日の出を見るツアーに出かけます
早朝4時半集合…普通ならありえませんが旅先なら頑張れます
因みに日の出が早い季節だと3時半集合だそうです
5名1組で4WDに乗り込みます。
私達夫婦は仲良し母娘さん&男子医学生さんとご一緒することに*
車内に乗り込むと、モロッコ人ドライバーさんがご挨拶。
「アッサラーム・アレイコム」
← こんにちはの意
最初の日にガイドさんから「前後ひっくりかえす」と教わった事を思い出して
とっさに「アレイコム・サラーム」と返したところドライバーさん笑顔
…なんとなく合っていたようです…
この一瞬でスッカリ目が覚めました~
真っ暗な道を大砂丘に向けて走ること約1時間。
ホントに道無き道のオフロード。
しかもドライバーさん、ものすごーく飛ばす飛ばす…
皆で彼を「杉ちゃん」と呼んでいました(当時「ワイルドだろぉ」ブレーク終盤。笑)
ここでも日本車が大活躍していましたよ。
ほぼみんなTOYOTAのランクル「PRADO」
帰りに乗り間違えない様にナンバープレートをパチリ
らくださんたちの待つ大砂丘入り口に着くと、これまた真っ暗~*
砂漠なんだから当たり前なのですが…
車のライトでなんとか足元が見える程度。
ちゃんと懐中電灯を持ってきていた夫に感心しちゃいました。笑
ここから日の出ポイントへは徒歩からくだで移動。
どちらも20分程度だったような?
私達はもちろん!らくださんに乗せて戴きました
日本円換算だと3000円くらいです
らくだに乗り込んだ所は礫砂漠でしたが
2~30分進むと周りはすっかり砂ばかりの世界…わくわくしてきました~*
事前情報では砂嵐がひどい日は花粉用メガネ必須!とのことで
コンタクトレンズの私はビビッていたのですが
この日はめったにないような好天だったようです
ほぼ無風で静か~な朝日に出会えました
みなさん一斉に撮影タ~イム
らくださんで案内してくれたベルベル人の皆さんが
ベルベル・ターバンの巻き方を教えて下さり、みんなベルベル人に成り切っていました*
私もターバン持ってくればよかったなぁ…
明るくなってきてやっと気付いたのですが
離れたところにいくつかのツアーグループが居るのが見えてきました
でもさすが大砂丘、お隣グループまでが遠い遠い…
それにメルズーガ大砂丘の砂はホントに美しいローズ色でした*
ビニールパックやペットボトルに入れて帰り、
あとで小分けしてお土産にしたところ、大好評
特に中学生の甥っ子が大感激してくれましたよ
私達が砂漠の夜明けに酔いしれている頃
らくださんたちはひと休み。
だいたい3~4頭で1組になっているようです。
脚を折り曲げて休む姿、なんだか癒されます~
来年の年賀状はサハラ砂漠の写真!と決めていたので
砂に「2013」と書いてパチリ
鳥だかトカゲだかの足跡がスタタタタ…と付いているのがわかりますか~?
この写真を年賀状に使いました
小学生時代からの憧れのサハラ砂漠、ついに来ましたよー
メルズーガのローズサンドはほんとにサラッサラで
こんな風に靴跡がくっきり付きます
素足で歩くと気持ちよくって、思わず足指できゅっきゅっとつかんでみました~
砂が細かいので、ここにカメラや携帯を落とすと大変みたい。
前にも書きましたがアラビア語で「砂漠」をサハラと呼ぶそうで
「サハラ砂漠」と呼ぶのは日本のみだとか。
昼間だとこの砂の中に生地を埋めて作る
ベルベル・ピザを食べられるツアーもあるらしいのですが
昼間の砂漠は灼熱だそうです…
明るくなってきたので
私をここまで連れてきてくれたらくださんのお顔が判明しました
ご覧下さい、この優し~いお顔
それぞれ毛並みの色や体格が違っていて
身に付けているベルベルじゅうたんの柄も様々…
らくださんの後姿がかわいらしくて思わずパチリ
もふもふのお耳がナイス~
毛並みは結構みっしり、といった感じでした*
そうそう、らくだ使い?のベルベル人の方が着用していたジュラバ。
ターコイズブルーに刺繍が素敵でした
ブルーはベルベル人にとって高貴なお色だそう。
らくだの乗り方。
らくだが座っている時に乗りこんで、背に掛けたT字の持ち手につかまり
らくだが立ち上がった所で若干体制を調整。
立ち上がると結構高くて気持ちよかったですよ~
行きは真っ暗で周りが見えませんでしたが、帰りは余裕です
歩いて帰る人とも、ほぼ同じスピード
朝日が真横から射して
遠くにらくだツアーのシルエットが見えました
風も無くてホントに快適で楽しい~~
砂丘の砂山?を下りる時、若干こわいのですが慣れれば大丈夫。
ラクダに乗っておしりが痛くなった、という話がありましたが
私は特に問題なかったですよ
無理な体制は取らず身を任せていたのがよかったのかも??
30分足らずで元の場所へ到着~。
ほんとに沢山のらくださんが居るようで、これも一期一会ですね*
らくだ使いのベルベル人さんも色々よくして下さったのでチップを渡したところ
なんとなく申し訳ないような表情をされました
すごく優しくていい方でした~ 涙
楽しい砂漠の旅、シュクラ~ン(ありがとう)
来た時の4WD、無事に見つかりました
ナンバープレートを覚えておいて正解でした
そうそう。
車を探している時に10歳くらいのベルベル少年が近づいてきて
かわいい布や刺繍で出来たラクダのお人形を売りに来たのですが
私のウエストポーチを指差して「マネー!」と言ったのがちょっとひっかかって
結局買いませんでした
でも結構かわいかったなぁ~と思い帰国後に調べたら…
ベルベル人のママさんたちが一体一体ハンドメイドで作っているお人形だったみたい。
少年も、言葉が通じないので唯一知っていて発した言葉が
「マネー」だったのかも…
あぁ~、せっかくの機会だったのに残念なことをしていまいました…
500円程度だったようだし、思い出になったのになぁ…
あぁ失敗。かわいかった少年、元気かなぁ
このあとベルベル人のテントに伺いました。
つ づ く
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とっても励みになっています、涙
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