chocoの部屋

chocoの部屋

ハイ・ファンタジー




■■■■■ ハイ・ファンタジー ■■■■■


  剣と魔法がメインですが、剣だけでも、魔法だけでも、
  私の気持ちの中で、高等なファンタジーの世界です。
  ファンタジーの枠組みは人によって色々だと思いますので、
  このカテゴリーはとても難しいのですが、
  自分で考えるところの枠組みで行こうと決めました。


『指輪物語』シリーズ(J.R.R.トールキン作 瀬田貞二訳)

やっぱり、ファンタジーといったら、これがくるかな~っと。 言わずと知れた「ロード・オブ・ザ・リング」です。
原作を先に読んだので、私の中では今でも『指輪物語』ですけど。

最初読んだ時は、名前がたくさん出てくるのに混乱したけれども、
読んでいるうちにのめりこんでいきました。
壮大な世界が素晴らしいです。
それまでに知っていたいろいろなファンタジー的要素が、
全部入っていてびっくりした覚えがあります。

初めにハードカバーで読んだ本なので、ハードカバーでそろえたいのですが、
いまだに文庫とペーパーバックしか持っていないのが残念です。












『ホビットの冒険』(J.R.R.トールキン作 瀬田貞二訳)

『指輪物語』の前編(?)。
そもそも、指輪がどうしてビルボのもとに来たかが描かれるので、
一緒に読んでおきたい本です。
が、これだけでも十分面白いです。

同じ出版社から出てくれれば、揃えられていいのに、と思います。






『ゲド戦記』シリーズ(U・K・ル・グウィン作 清水真砂子訳)

アースシーを舞台にした魔法の物語。
魔法というドキドキわくわくした道具立てだけでなく、
人間の心理に鋭く迫っていると思います。
舞台立ては魔法の世界ですが、描いていることは、
今の世界と同じものだと思います。

最近、新たな巻が発売されて、また違った一面を楽しめます。







『闇の戦い』シリーズ(スーザン・クーパー作)
私が昔夢中になって読んだ時は、1巻は学研で品切れをなっていて、
読むことが出来ませんでしたが、今は、 復刊ドットコム のおかげで復刊しています。
復刊した時はとても嬉しかったです。

光と闇の戦いを描いている、というとよくある話のようですが、
そこに人間という要素が入ってくることで、話が複雑になります。
絶対的な善である光と絶対的に悪である闇と、
善と悪、光と闇を両方あわせ持つ人間、さらには古の魔法も加わって、
スリリングな展開を見せます。

光にも闇にも人間にも進む道があり、それぞれ、自分の道を行かねばなりません。
辛くても、進まねばならない道があるんだ、と思わせてくれた本でした。



















© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: