Culture

ペ・ヨンジュンに“カルチャー”をみる


わたしがペ・ヨンジュンという俳優に出会ったのは
2003年の夏の終わり頃でした。
4月から衛星放送で始まった「冬のソナタ」の最終話近くが
放送されていたのをチラリと見たのが最初でした。


そして、12月の集中再放送を見ることになります。

初めは、へええ、韓国にはこんな俳優がいるんだー
ぐらいの軽い気持ちで見始めたドラマの中の
ひとりのキャストに過ぎなかったのに、

いつのまにか気づけば、ドラマの中の彼を
目で追わずにはいられなくなり、
彼の笑顔に、惹かれ、癒され、ほっとし、

何度も何度も繰り返し繰り返し、ドラマを見ては
ドキドキ、ときめいたり
くらくら、舞い上がったり、
じ~ん…と、泣くのももちろん当たり前、
「こんなのアリ?」と自分でも驚くぐらいのハマリぶり。

「これはもう“恋”だわ」などと
口走っていたのはつい9ヶ月前ぐらいでしたでしょうか。


やがて、彼は日本にやってきて
世の中に、私と同じように、彼に恋をしている人達が
こんなにも多いのかと、知ってビックリすることに
なりました(笑)。


そして、彼が出ている
雑誌記事やインタビュー映像などを読み、見て
「ペ・ヨンジュン」という俳優の、ものの見方、考え方を
より深く、知ることになります。

つまり、自分に厳しくあること、
ファンを「家族」と呼び、とても大事にしていること、
そして真摯に作品に向き合う姿勢、といったものについてです。

それは、いままでに知っていた
日本のどの俳優やタレントから受ける印象とも違い、
ストイックで、真面目で、誠実。

俳優に必要なものは何だと思いますか?との質問に
「責任感」と答えたインタビュー記事には
はっきり言って、目を見開いて驚いたのを覚えています。

せき、にん、かん?

へ?
この人はいったい何を言ってるんだろう?
と、思いながらも、

ファンのために1時間の予定のサイン会を6時間に延長したとか
「歌手なら歌ってあげられるけれど、僕には何もできないから」と
日本からやってきた900人のファンのために
徹夜でサインを書いたとか、全員と握手をしたとか
イベント会場で怪我をしたファンに手紙を贈ったとか、

さまざまなエピソードを知るにつれ、

彼の中に“信念”のようなものが強く存在することを
感じるようになりました。

それから、です。

「ううむ。
 このひとは、ただものではないのかもしれん」と

思うようになったのは(笑)。


なにが違うかって?
ファンの皆さんはもうお気づきかもしれません。

彼の、ものの見方、考え方に触発されて
「もっと前向きに生きよう」とか
自分の人生をポジティブに考え直すファンが多いと
聞いた事があります。

それは日本のファンのみならず、韓国はもとより、
タイやシンガポール、香港など
アジアの各国のファンたちの間に
起きている現象だというではありませんか。


そんなことがあるのかなあ、と、けげんに思いつつも
彼には「信じられる真実」があるように思えてきて
あながち、そういう影響力を与えていることも
ないとはいえないのじゃないかと、

真面目にそう思うようになりました。


まるである種の宗教のようですが(笑)
そう言われてしまっても仕方ないくらいの
何かが、彼にはある…ように思えます。

自分を信じる強い気持ち、
人生を前向きに生きようとする強い気持ち。
そして、ファン=家族にも、
そうであってほしいと願う姿勢。


奢らず、謙虚で、礼儀正しく…
…いささか買いかぶりすぎなのかもしれませんが(笑)


わたしは、彼のファンたちが“Joon Culture”に
触れているのだと思うようになりました。
彼の中には、ある種の「文化」があるのじゃないかと。

ちょっと大げさに聞こえますが、

実際、それほど大げさではなく、彼との出会いから、
自分を見直し、自分の生き方を見直し、行動を起こす人達が
身近なところから出てきています。

それは一種のカルチャーショックから、なのではないかと
思うようになりました。

おそるべし、ペ・ヨンジュン(笑)。
こんな存在に出会えて、こんなに面白いことはありません。

どこまで、本当に彼が本物なのか。
やっぱり、目を離さずに、見つめていこうと思います。

そして、私自身が彼との出会いで感じた
カルチャーショックと、真面目に向き合っていこうと、
そう思い始めているところです。


少し大げさで、買いかぶりすぎ? かもしれない
Joon Cultureについて、皆さんはどう思われますか?(笑)

あなたはペ・ヨンジュンと出会って
なにか変わりましたか?



…今日はちょっと趣向を変えて
こんなことを書いてみました。えへへへ(照れてます)

(2004年8月17日の日記から)



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