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May 9, 2012
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テーマ: 洋楽(3409)
カテゴリ: MUSIC
わたしだけでなく、
きつい時期や、困難な状況のなかで、
音楽で癒されたり、支えられたり、
励まされたかたもおおいのではないかと思います。

今年になってから、久しぶりに音楽を楽しむ習慣を思い出して、
ヒット曲をチェックしたり、
ちょっと前の名曲などを聴きかえしています。
今回の一曲は、

Backstreet Boys - “I Want It That Way”


”ミスター、ミスター”
ってまたI君が朝、いつものように起こしてくれた。
限界をこえて働いて、帰って短時間爆睡?する生活だったから、
朝は目が覚めても起き上がれない時が多かった。

サイパンで一緒に生活してた生徒がI君。
こちらに赴任してから頼まれてルームシェアして、
そのまま私が日本に帰国するまで一緒に暮らした。
新潟出身の純朴で優しい青年だった。
学校まで毎日車で彼をのせて一緒に行くのが日課で、
海岸沿いをドライブしながら、現地のFMや、日本から私が持参した音楽テープを流してきいていた。

かれはなぜか僕のことを ”ミスター” って呼んでいた。
何度もやめなよっていって、ほかの呼び方をするように頼んだが、
結局その呼び方を彼は通した。

彼がこの地、サイパンの英語学校にきたのは、
一目ぼれした女性がいたからだった。
そして失恋。。。

”いまがきみの男としての真価が問われるときだぞ”
って今思うとなんとも硬い?励まし方をしたけれど、
なんとか彼は失恋を乗り越えた。

それからしばらくして私が日本に帰国し、
Iくんが慕っていた英語の先生も辞めてしまったことが原因で、
学校や、私に対して不信感を持ち、恨んでいるようになった。
そして彼も結局、帰国する道を選んだ。

わたしが帰国した原因はいまさらどうこういっても仕方ないので割愛するが、
やはり信頼してくれていた学生や先生をがっかりさせたり、傷つけたり、
まして逆恨みされるのは心底こたえた。
ボランティアでできるだけのことをしてバックアップしたけれど、
一部にしか理解はしてもらえないのが現実の厳しいところです...

そして何年かのち、
Iくんからメールが届いた。

“いまでも I Want It That Way 
をきくとミスターと車の中できいてた頃を思い出します。
ミスターも状況が大変だったんですね。”etc.

彼は現地で一緒だった日本人の留学生と、
日本で付き合って結婚、
そして子供が生まれたとのこと。
当時、学生も先制も女性だらけで、
男手が足りなかったこともあり、Iくんには送迎の際や、いろいろと手伝ってもらっていた。
その中で彼も可愛がられて、人脈ができたようだった。
相手はその中の一人。
真面目でチャーミングな女性だったのをうっすらと覚えている。
彼はかなりの面食いだったからな(^^)

ときは流れても、ともに一生懸命に過ごしたあの日の記憶は今でも変わらない。
もしまたどこがで再会した時には笑顔で会えるかな。

そう、失恋してやる気をなくして落ち込んでいた日々など遠い昔。
I君は立派な大人になり、
そして父親になった。

また仲間で会って昔話をできれば、
こんなうれしいことはない。
それが自分の最後の望みかな。

それまでみんなどうか、元気で!(^^)

Backstreet Boys - ”I Want It That Way ”
http://www.youtube.com/watch?v=Niv3dBY723I

車の中できいていた音楽テープは1~2本ぐらいしかなく、1年くらい同じだったから、彼も覚えたのかな?
鼻歌を歌いながら、歌詞の意味をきかれて説明した頃が懐かしい。

以上です。






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Last updated  May 9, 2012 11:58:33 PM
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