Peter Weir監督、'Master and Commander: The Far Side of the World'。 英国海軍サプライズ号とフランスのアケロン号の1対1の戦いがおもしろかった、世界の果てで!^^ 内患外憂というほどではないけれど... 船の中にも立場や経験の違いで問題がいろいろ起こって Captain Jack AubreyがまるでPM(プロジェクト・マネージャー)のように見えた。 (こんなプロジェクトあるある...と思ったり) 船と戦いをマネジメントしようとしているキャプテンの言い回しが興味深かった。 現代はもう薄れてしまったかもしれないが...、異なる階級による言葉遣いの違いがくっきりしている。
東洋だったら三国志を読んで兵法がすこしわかるかんじで、 西洋だったらこの原作が兵法の源泉の一つなのかなぁと思った。 でも古代から受け継いでいる兵法(トロイの木馬作戦)が、 19世紀にも古代ギリシャの兵法がつかわれていて興味深い。 最後はまたアケロン号を追いかけようとして to be continued...ってかんじもしたけれど、 書物の1章のような描き方、トロイの木馬の繰り返しが示唆され 戦いの繰り返しが予期されながら余韻がのこるような結末がおもしろかった。