華々日記~心と身体に良い生活~

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NZ旅行記 -その2


久しぶりです。怠け者の私は、前回の続きを書きたいなぁと思いながらも、うーん、面倒くさいと伸ばし伸ばしにし、そして記憶が曖昧になってきてしまった。でも、旅行中は日記を書いていたので、どこに何時行ったとかは、しっかりと把握することが出来ます。
もういい加減にいいよ、とか、読むのが大変などといわずに今回もお付き合いの程宜しく!!

Franz Josef→Wanaka
Franz Josefを後にし、Wanakaに向けて出発だ。SaoriがLake.Mathsonに寄りたいというので、実は一回行ったことがあるがもう一回寄った。ここは以前NZ通信でも説明したことがあるところなので、細かい説明は省かしてもらう。ここからは、Mt.CookやMt.Tasmanなどのサザンアルプスが天気がいい時には一望できる。一周1時間半ぐらいで周ることができるトラックがある。前回歩いたために今回はちょっと遠慮したいなぁなどとも思ったが、Saoriに一人で周らせるのも気の毒だし、今回は前回よりも天気が良かったので、アホみたいに同じ場所を2回も周ってしまった。その湖は風の無い天気の良い日は周りの山々が湖面に映り、それはそれは美しいらしいのだが、残念ながら私の行ったときは水面に波が立っていて、殆ど見ることが出来なかった。そこであった老夫婦に寄れば、朝の7時ぐらいにくると風邪が無いので非常に綺麗な景色を見ることができるというが誰がそんな時間に起きることができるのだ?起きたとしてもそんな朝早くから、そんな距離を歩く元気は私には無いのだ。
Franz JosefからWanakaまでの道のりはかなり綺麗な景色を楽しむことができた。Wanakaでのバックパッカーは私が今まで泊まったところで一番良かったのではないだろうか?大体バックパッカーとはドミトリーで15~19ドルくらいで泊まれる非常に格安な宿なのだが、そこはなんと部屋にシャワー、冷蔵庫、テレビ、トイレと着いていて正に至れり尽せりなのだ。日本の宿になれている皆さんには、何を言っているんだ、そんなことは当たり前じゃないかと思うかもしれないが、普通のバックパッカーズでは以上のものは大体共用になっています。
そこは4人部屋で、一人はカナダから旅行に来ている女の子で、もう一人は日本からワーホリで来ていて(私達と一緒なのだ)、現在一人でバスを使って旅行をしているという女の子でした。かなり尊敬をしてしまった。だって、私には重い荷物を背負って歩いたり、バスに乗って旅行するなんて出来ない。(っていうか絶対しない)私が車を買った理由は重い荷物をもって歩きたくないからだという、怠け者な理由だからね。
言い忘れて申し訳ない、Wanakaについて説明をしたいと思う。ここは細長いWanaka湖に面した街で、有名なQueenstownと似ていると言われている。ここもさまざまなアクティビィティが楽しめるリゾート地である。しかし、Queenstownよりも静かでありこじんまりとしていてはいるものの、夏はウォーターレジャー、冬はスキーと年間を通して楽しめるところである。ちなみに私はここでは何のアクティビィティもしなかったけれどね。

翌日はPuzzling Worldにまず朝一で行った。ここは名前の通り「困らせてしまう世界」であり。外には、延長1.5キロにも及び、巨大3D迷路があり、中にはいろいろ不思議なホログラム写真や、建物全体が傾いて作ってあり、中に入ると平衡感覚を失ってしまうような不思議なパズルの世界なのだ。私達は両方を体験した。迷路は4つのポイントがあり、それを制覇した後にゴール目指していくのだが、4つのポイントは何とか探すことが出来たものの、どうしてもゴールを探すことが出来ずに、仕方なく非常口からすごすごとだ脱出するという、何とも情けない結末であった。その後は、湖の近くのカフェにお昼ご飯がてら出かけた。ここはバックパッカーズのオーナーがアプリコットのパイが最高だと教えてくれて所であり、しかも、同室の日本人の女の子はここのバナナケーキは日本人のワーホリメーカーの間では、NZの3大食べるべきものに入っていると教えてくれた。そしてその女の子は食べたのだけれど、彼女曰く大きすぎて一杯一杯だそうだ。
そして、私達は全くの関係の無いアップルケーキとピザを食べた。すっごく美味しかった。
私自身の意見で言うと、NZの料理は美味しくも不味くもない、ただ食べるためだけにあるという感じなんだけれど、お菓子は非常に美味しい。特にアイスクリームは絶品である。以前、ホストファーザーがNZ産のアイスクリームが日本に輸出されるといっていたが、もしTipTopというブランドのアイスクリームを見たら是非挑戦してみて欲しい。ホキーポキーという味のアイスは本当に絶品である。

お昼を食べた後に、腹ごなしに、Mt・Royという山にウォーキングに出かける。この山は標高546m、頂上までは約40分ほどで登れる。そしてここからはWanakaの街、そしてその近くにあるHawea湖と周りの景色が一望できる。かなりの急な上り坂(私にとってはね)であり、かなりヒーヒー言いながら登っていたのだが、中には自転車で登っている人や、年金で生活しているよ、見たいなお年寄りが平気な顔して登っているのを見ていると日本人は運動不足だなぁと実感してしまう。

夕方にはSaoriと一緒に湖の周りを歩いていたら、ちょうど夕暮れ時になって、その
夕焼けの綺麗なこと綺麗なこと、あれほど綺麗な夕焼けはそれまでは見たことがない、と言うほど綺麗だった。もう、既に林家ペー状態に入っている私としては、写真を撮ることを止めることが出来ず、カシャカシャと取り巻くってしまった。そして現像した後に、ひぇーっ、同じ写真ばっかりではないか?!という結末はよくあることである。それにしても皆にその写真を送ることが出来ないのが非常に残念です。

2月12日 Wanaka →Arrowtown →Queenstown
ArrowtownはQueenstownに近いところに位置し、ゴールドラッシュ地代に反映した町で130年前の町の様子がそのまま再現されているところです。クラフトショップの店もかなりあり、お土産を買うのには結構いいのではないかと思った。しかし、可愛らしい町並みにも係わらず、路上駐車がOKなので、古い町並みと、その前の道路に駐車してある車・車・くるま!!のアンバランスなことアンバランスなこと、もし私が町長であったり、観光庁に勤める役人であったら、ここの町の路上駐車は禁止にするのにと思ったよ。全く!!(かなり鼻息が荒くなっています)外観を車たちが駄目にしているのだ。

Queenstownに行く途中に、地図上でなかなかよさげな感じのする湖を発見したので、少し立ち寄った。ここの湖のリフレクションは本当に鏡のように美しかった。周りの景色が全部湖に映っており、写真で見ると逆さまにしても判らないのではないだろうか?という感じだ。ちなみにこの湖はHeyesという名前。
私自身としては今回Queenstownは一人で来た時も会わせて2回目の訪問である。今回泊まったバックパッカーズは丘の上に位置し、ここの景色が一望できる。かなり綺麗だし、ご機嫌な場所だ。しかし、しかし、前回来たときはそれほど思わなかったが、ここは非常に坂が多い。しかも、宿に行くまではかなりの急な勾配だ。私の車は登っている最中に息切れをして停まってしまった。これは、旅行中最初で最後の坂道エンストである。

Queenstownについての説明は以前のNZ通信でしたと思うので省きたいと思う。
夕方にはゴンドラに乗りここの夕暮れ時の景色を一望しに行った。丁度ゴンドラに乗り込むときに、知らない人に写真を取られた。上から戻ってきたら、ポストカードとA4ぐらいのポスターになって売っていたので、ついつい買ってしまった。しかし、写真に写っている私はかなり日に焼けているし、作り笑いがかなりぎこちなくてどこかの田舎のお姉ちゃんと言う感じであり、がっかりしてしまった。
次の日はSaoriは熱気球の予約をしてあったので、朝の5時に起きて出かけていったらしい、私はというと8時ぐらいまで眠っていた。その後朝食を食べていたら、Shallon(同じ部屋に泊まっていたNZ人、しかし今はイギリスに住んでいる)にビーチに行こうと誘われたので、支度をしていたらSaoriも戻ってきたので3人で出かけた。
日ごろの行いが良いせいか非常にいい天気に恵まれている。こんないい天気で湖の辺を歩くなんて贅沢だなぁなんて思いながら歩いていた。そして湖の水の色の青いことといえば、空の色よりも青かった。

昼ご飯を食べた後はWalatipu湖の蒸気船アーンスルー号に乗った。この蒸気船にはいろいろなクルーズコースがあるが、私達は一番安いコースを頼んでおいた。でも1回乗れば十分かなという感じだ。

2月14日 Queenstown →Te Anau
さて、今回は私の熱気球の番である。Saoriは先日行ったときにちゃっかりと私の話をしてあり、それならあなたももう一度くればいいということになり、彼女も一緒に出かけることになったのだ。なぜかというと、これは朝焼けを見よう気球ツアーで、気球に乗った後にシャンペンで乾杯。そして朝食というオマケ付き。そしてアル中Saoriはシャンペンにつられて同乗。
乗り込む前は怖いのではないだろうかとか、私は高所恐怖症だと思っていたのだが、実はそれは間違えていたらしい。上に行って見るとただただ景色が素晴らしい。そして上からみる羊達はまるで色といい米粒そのものだった。昨日見たHeyes湖に自分達が乗っている気球が反射して不思議な感じだった。気球に乗っている最中にパイロットのおじさんが色々なここ付近の地形や歴史に関することを説明してくれたのがとっても興味深かった。もうちょっと英語が理解できればもっとよかったのになぁと思った。でも、上から見る景色は気持ちが良いよ。
近くに着陸を出来る場所を発見したため、初熱気球は終了、地面に着陸をする際に少しだけ衝撃を感じたけれどたいした事は無かった。その後皆で力を合わせて、気球を片付けて、初飛行を祝ってシャンペンで乾杯。おいしー!。しかしながらお酒が殆ど飲めない下戸の私は、たかがシャンペン1杯で真っ赤になってしまい。本当ならば、宿に戻った後にすぐ、次の目的地に向けて旅立とうと思っていたけれど、少し休憩をしなさいと周りから(Saoriだけではない)いわれ、赤みが引くまで車の運転を控えたのでした。

2月14日 Queenstown → Te Anau
Te Anauまでの道のりは別に心踊るようなことも無く、ついたら何をしようとずっと考えながら車を運転していた。SaoriはまだMilford Soundに行ったことが無かったので、ここからのツアーに申し込むことをずっと前から決めていた。さて、私はどうしよう?

ここTe AnauはFiordland国立公園の中心地で観光の基地として多くのツーリストで賑わう町、国内2番目の広さをもつティアナウ湖に面しており、周辺には幾つものトレッキングルートがあるために、そのための出発点ともなっている。Saoriのガイド本によるとKIWIのリゾート地として賑わうとあったが、私個人の意見を言わせて貰うと、なんか陰気で変なものが出てきそう・・・というのが正直な気持ちだ。なんでKIWIにそんな人気が有るのかが判らないし、そんなに賑わっている雰囲気も見うけられなかった。
やはり、KIWIの趣味は理解できない・・・・

結局Te Anauでは私はGlowwormをみに行くTe Anau Caveのツアーに参加することに決めた。既にGlowwormも3回以上見ているので、そんなに参加したいって程でもなかったけれど何もしないのもね。翌日の朝はSaoriを7:30までに旅行会社に送っていき、その後洗濯、そしてお昼ご飯を食べてから再びツアーに参加するために旅行会社に行った。

そこの洞窟は反対側の桟橋に位置し、そこまでは高速船で50分くらいで到着する。そうぞうが付くだろうが、そこにつくまでの間船の中で眠っていたのは当然である。
ツアーは7,8人ぐらいのグループで一人のガイドについて行き、途中から小さいボートに乗り込んで洞穴の中を奥へ奥へと進んでいく。その前に映像で注意事項を説明される。勿論、英語で説明しているのだが、字幕は、ポルトガル、中国、そして我らが日本語となかなか国際的であったが、韓国語はどうなっているのだ?
さて、肝心のworm達であるが、既に何回も見ている私としては、そんなに期待をしていなかったのだがこれがどっこい、なんと今まで見た中で一番綺麗であった。真っ暗の中に無数の青白い光が見えて、まるで夜空の星のようである。この美しい光景が、実は蝿の仲間の虫によって創られているとは本当に想像しがたい。
そういえば、ここTe Anauで嬉しい体験があった。Queenstownで同じバッパーに泊まっていたシャローンと偶然再会することが出来た。その日の夕方にまた3人で湖の辺を散歩した。彼女の趣味は旅行らしく、いままでに何カ国か行ったことがあるらしい。なかでもエジプトに行ってピラミッドに入った話は興味深かった。

その3に続く。




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