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マチュピチュ(Machupichu)
入国管理事務所で「ただいま!」と言うと
「早かったね!」と言葉が返ってきました。
その時代に日本人がペルー料理の勉強に来たという事が珍しく、
入国管理事務所の人も私の顔を覚えていたようでした。
ペルーのプーノ(3800m)に戻り、
世界最高地点にあるチチカカ湖のウロス島(植物の葦を積み重ねた浮き島)を見学し、
プーノで代表的なTrucha(鱒)の料理を食しました。
翌日は列車で11時間かけてクスコ(インカ帝国の首都)のある3400mまで下りました。
またその翌朝は早くからアウトバゴンと呼ばれる列車で3時間半かけて
プエンテルイナス駅のある2000m地点まで下り、
再びバスで六甲山のようにくねくねした坂をジグザグに13回折り返して
マチュピチュの入口がある2400m地点まで登りました。
初めて見るマチュピチュは小雨のせいで少し霧がかかり
「空中都市」と呼ばれるだけあって不思議な空間が漂っていました。
何故この場所にこのような都市ができたのか、とても神秘的な遺跡でした。
帰りのバスに乗り込むと、外でインディオの少年が手を振ってくれました。
その少年はくねくね坂を1回下るたびに、
バスより早く下って道端で手を振っていました。
列車の駅がある所まで13回も手を振り我々のバスを迎えてくれた時、
皆から拍手が湧きました。
実はその少年は手にお土産品を持ち販売する、
世界でも有名な「グッバイ・ボーイ」だったのです。
クスコでの夕食は知り合いの家に招かれ、
高級料理のCuy(モルモット)をご馳走になりました。
リマでも2回ほど食べたことはありましたが、
いつもカットされたものだったので特に違和感を感じませんでした。
しかし丸焼きを目の前にした時には、そのグロテスクさに驚きました。
それでも、味は美味しくウサギの肉に似ていました。
国が変われば食べ物も変わると言いますが、その典型的な一品がこのCuyでした。
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