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5月4日(木)
この日は、朝早い出立とした。出来れば会いたくない人たちがいたからだ。
調度、具合良いことに、連休であり、宿が朝食を準備してくれない。
5時45分、今までで、最も早い出発である。
早朝、三島の道路を歩いていると、地元の方が、バイクで、一緒に三角山に
登らないか、と声を掛けてくれた。昨夜の寝不足と、昨夜から良い気分でなかった
から、この語りかけは嬉しかった。
足摺の娘さんとでも、会えないかなーと願っていたが、このおじいさんとの歩きの
方が、ずっと良かった。年齢、76歳という森屋さんと言う方であるが、毎日、三角山に
登っているとのこと。急坂では置いていかれるほど、健脚である。
この方です。三角寺にて、記念に撮らせて貰いました。地元では有名な方のようです。
三角寺には、山門に鐘楼がある珍しいものです。
三角寺をで、会いたいと思っていた、足摺の娘さんたちに会った。三島では、
別のホテルに泊まっていたらしい。挨拶して、先に三角寺を後にする。
途中、三島が良く見える。製紙会社の町のようで、大きな煙突から、白い煙か
蒸気が吐き出されている。
さらに歩くと、オオボケ、コボケと言う、地名の看板が出てきた。
おもろいなー、と写真を撮ってみました。
そうこうしていると、正午過ぎに、宿についてしまった。
朝早い出発であった為、余裕にありすぎる到着だ。しかし、正午なのに、
お風呂の準備は出来ているし、洗濯機の使用も無料。
ゆったり、風呂に入り、昨夜は入りそびれてしまった、旅の垢を落とした。
そしてジーパンも含めて、全て、洗濯も完了した。
あの、笑顔美人と中年男性、そして、足摺の娘さん達には、もう会わないだろう。
彼らは、先に行ったし、今後、電車に乗る予定もないので、会う可能性はゼロ。
ここ数日は、悩まされた。こっちの勝手な想いで悩まされただけであるが、
取り合えず、一つの煩悩が消えた。
本来なら、彼らがいなくなって消える煩悩でなく、いてもいなくも、このような
煩悩があってはいけないはずであるが、何とも、はや、情けないお遍路さんで
あるものだ。
今の予定で行けば、5月12日(金)、満願成就することになる。