魂のうた、いのちの旅 (徒然編)

魂のうた、いのちの旅 (徒然編)

2000年6月





2000.6.30.

虫の居所が悪くて
つい感情的に子どもを叱りつけて
なんとも後味が悪くなる。
しばらくして、素直に謝って
子どもに語りかける。
「悪い事をしたらいけない。
でも、お父さんの言い方も悪かった。」
子どもはわかってくれたようだ。
少し気分が良くなった。


2000.6.27.

子どもを叱ったりするとき、
「あなたのために叱っている」と
言ってはみるが、実は
「わたしのために叱っている」場合が
あることを、素直に認めて、
ほんとうに子どものために
叱ってあげたいものだ。


2000.6.24.

新聞を見る。雑誌を見る。記事を読む。
そこに書かれている事は本当か?
そこに書かれている事を信じられるか?
なにが正しいのだ?
なにを信じたらいいのだ?
誤報や意図的なウソもある。
すべての情報には、
発信者のなんらかの意図が隠れている。
自分の目で見、自分の耳で聞き、
自分の頭で判断したいと思う。


2000.6.23.

本当は、自分はひどく怠惰な人間なのだろう。
だが、子どもたちがいるから、
この子たちの命を輝かせていてあげたいから、
まだ、なんとかなっているように思う。
どうか心身ともに健やかであって欲しい。
そのために私も努力しなければ。


2000.6.21.

今日はこれをしよう、
今日こそあれをしようと思っても
できないことが多い。
もっと意思を強く持って
自分でやろうと思ったことを
確実にやり遂げたいものだ。
だが、できないことが多いからこそ
明日があり、命をつないでいけるのかも
しれないとも思うのだ。


2000.6.19.

君は文句を言っている。
君は怒っている。
君は批判する。
君は主張する。
君はいつも安全な場所にいる。
そして君は、決してそこから動こうとはしないのだ。


2000.6.16.

意見の違う者たちが、自分の意見の
正当性を主張するのは良い。
だが、違う意見の者を中傷するのはどうかと思う。
「あちらはだめだ、だからこちらにしましょう」
と言うよりも
「あちらもいいかもしれないが、こちらのほうがもっと良い、
だからこちらにしましょう」
と言ったほうが気持ちが良い。
意見が対立してもそこから憎しみを生み出してはいけないと思う。
ある事柄で意見が食い違っても
またある事柄では同じ意見をもっているかもしれない。
憎しみは視野を狭くする。暴力を生みかねない。
かつてボブ・マーレーは自分の歌うステージの上で、
ジャマイカの対立する2つの政党の党首に握手をさせた。
知る人ぞしるこのシーンは、私の目に焼き付いて離れない。


2000.6.14.

親の精神状態・体調によって子どもへの態度が
変わってしまうことがある。けっこう良くある。
同じような内容の事で
昨日は笑って喜んでくれたのに
今日は黙って相手にしてくれない。
受け入れられたり受け入れられなかったり、
子どもにとってはたまらない。
だがしかしそのことによって、
同じ人でもそのときの精神状態・体調で
態度が違う事を子どもは学び、人の気持ちを
思いやる心を育むのかもしれない。

2000.6.9.

差別心、優越感、蔑む心、妬む心、恨む心。
これだけではないがこれに類するもの。
そんなものが私の心の中に、確かにあるのだ。
そして、それらが出てきそうなとき、
それらに負けないように、私は闘うのだ。
そんなものに負けてはいけない。
それらは他人を傷つけるものだと思う。
他人だけでなく、自分自身をも傷つけるだろう。
そんなものに負けないように、
今日もがんばって闘おう。


2000.6.6.

便りの無くなったメールフレンドが何人かいる。
自分に問題があったのか、と自問する。
なんとなく見当のつくこともある。
まったく見当のつかないこともある。
文字だけのやりとりというのは難しい。
声だけでも難しいのに。
会って話すと言葉だけでなく表情やしぐさでも
相手の気持ちを感じることが出来る。
声だけ、文字だけのやりとりは難しい。
便りが無くなるとやはり悲しい。


2000.6.2.

つらいとき、悲しいとき、そしてそれを
誰にも言えないとき、子どもにやさしく
話し掛ける事がある。子どもに甘えるのだ。
子どもはやさしく、なぐさめてくれる。
この子達はなんてすばらしい、
なんてかけがえのない、宝物なんだろう。
つらいことも悲しい事も、癒されるのだ。
純粋な子どもの心ほど愛しいものはない。
私にはそれがあるから、なにも怖がることはない。
なにも心配しなくて良いのだ。
子ども達が私を癒してくれる。
だから私も全力で子どもたちを守ろう。
幸せは、こんなところに確かにあるのだ。


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