魂のうた、いのちの旅 (徒然編)

魂のうた、いのちの旅 (徒然編)

2000年10月





2000.10.26.

朝、子ども達が家を出るとき必ず「いってきま~す」と
手を振って出て行く。
私は洗い物をしていても、洗濯物を干していても、新聞を読んでいても、
必ずそれらをいったんおいて「いってらっしゃ~い」と
手を振って送り出す。
子ども達を家から出すときに向かい合って
声を掛け合う事がとても心地よいのだ。
これが無くてなんとなく気がのらない一日に
なってしまうこともある。
私は日々、この様なことでも
子ども達から元気をもらっているのだ。


2000.10.14.

苦労があるからこそ喜びも大きい、という。
昼間9時間拘束される仕事にまた就いて、
週末のバンド活動がまたさらに楽しくなりそうだ。
確かに半年前まではそうだった。
しらずしらずたまるストレスというものがあって、
それを週末に燃やしていたような感じ。
魂を開放するというか、命を燃やすというか。
何はともあれ、幸せだと思う。


2000.10.10.

しばらく無職状態にあったので、
気ままにパソコンをいじっていたのだが、
ひさしぶりに9時から6時まで働くと、
パソコンをいじる時間がなかなか無い。
最近では起きる時間も固定してきて、
休みの日でも平日と同じ時間に目が醒めたりする。
昔は睡眠時間がすこしでも大丈夫だったのに
今は少しでも多く寝たいと常に思っている。
歳のせいなのか価値観のせいなのか。
だが5時間の睡眠と6時間の睡眠では
身体のしんどさが結構違う事に気づいた。
6時間寝れれば御の字だが、
なかなかそれだけ寝られない。


2000.10.1.

小学校の運動会。
子どもの演技を見て涙ぐんでしまった。
毎日、早起きして、子どもを起こし、
朝ご飯を作っていっしょに食べて、学校へ送りだし、
学校から帰れば晩御飯を作っていっしょに食べて、
いっしょに風呂に入って寝かしつけて、
というばたばたした日々を過ごしているが、
そうしているからこそ子どもの演技に涙するのだろう。
どんどん成長する子どもの姿は感動的だ。
何かに一生懸命に取り組んでいる子どもの姿は感動的だ。
屈託の無い純真な子どもの笑顔は感動的だ。
「手をかけて育てる」という意味がわかるような気がする。
でもそのことでこちらも「育てられている」
ことは忘れないようにしなければ。



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