台湾迷(台湾マニアのブログ)

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新幹線時系列表






神戸から船積みされた新幹線が高雄港に到着。
























【2004年】

1月31日 - 700T型車輌落成(川崎重工)
5月19日 - 700T型が神戸港を出港
5月24日 - 700T型が高雄港に到着、翌日陸上げ

【2005年】

1月27日 - 台南と高雄間において初の試運転(30km/h)

4月 1日 - 120km/hの試運転達成 

8月30日 - 200km/hの試運転達成

9月 8日 - 工期の遅れから、開業を2006年10月に延期すると発表

10月29日 - 300km/hの試運転達成

10月30日 - 315km/hの試運転達成

【2006年】

10月 5日 - 台北~板橋、走行試験開始

10月24日 - 台中駅竣工。竣工式を行い、最初の供用可能な駅となる。

10月30日 - 左営車両基地で低速試験走行中の試験車両が安全装置の誤作動を起こし50cm脱線

10月31日 - 左営駅竣工

11月 3日 - 嘉義駅、台南駅竣工

11月 7日 - 新竹駅竣工

11月10日 - 桃園駅竣工

11月16日 板橋駅竣工

11月24日  検測作業車が営業線内で脱線(初の車両事故)

12月 7日 内外関係者を招聘しての開業式典は、営業運転の準備、開業監査の過程などからキャンセル。

12月24日 交通部、最終監査結果を検討、合格とする。

12月26日 試験運転中にマグニチュード6.7の地震(2006年恒春地震)が発生、台南-左営(高雄)間で揺れを感知し自動的に停車。被害はなかった。

12月27日 交通部、営業許可を台湾高鉄公司に与える。


【2007年】

1月 5日 板橋~左営、1日19往復の運行で仮営業開始

2月14日 台北~板橋、上り台北行きのみ仮開業。春節期間中の特別措置として、料金不要。

3月 2日 台北~左営間、正式に開業・営業開始。

3月20日 電話予約受付開始

3月31日 ダイヤ改正で上下計25往復に増発。
直達(板橋・台中停車)4往復増
直達快車(板橋・台中以南各駅)2往復新設

5月 1日 台北~台中の航空路線が撤退

5月29日 台湾国籍の運転士6名(女性1名)が運転士養成試験に合格。

6月 1日 2回目のダイヤ改正。上下計31往復に増発。
直達快車4往復増
区間車(台北-台中間各駅停車)2往復増
台北発を毎正時に。
台北-高雄間の所要時間が直達車は100分→96分、
各駅停車は130分→120分にそれぞれ短縮される。

7月27日 ダイヤ改正で上下計37往復に増発
直達1.5往復増、直達快車0.5往復、各駅停車4往復、区間車1往復新設。
朝通勤時に直達車(104・105次)による緩急追い越しダイヤが初めて実現する。

8月10日 嘉義BRTで着工式典が行われる。

8月16日 台北~嘉義の航空路線が撤退

8月18日 台風上陸に伴い、18時ごろまで全面運休。18時以降各駅停車便のみ運行。翌日以降は平常運転に戻る。

9月14日 ダイヤ改正でデータイムを中心に下り45本、上り46本に増発(直達車5往復、直達快車3往復、区間車0.5往復新設)。

9月24日 午前6時よりインターネットによる予約が可能に。

10月7日 台風上陸に伴い、前日と当日のチケット予約者を対象に日中の列車を全車自由席とする措置。
10月末 - 海苔巻き・サンドイッチの軽食の車内販売を開始(100元。指定列車のみ)

11月9日 ダイヤ改正。下り57本、上り56本に増発。
台中以北が各駅停車、台中~左営がノンストップになる直達快車が新設される。
ほぼ終日にわたり緩急追い越しダイヤ(南下列車は台中で緩急接続)が実施され、運転時間帯も拡大される。

11月12日 自由席を導入(10-12号車)。
料金は台北-左営で指定席の約7%割引である1385元。但し、2007年いっぱいは販促目的で2割引の1190元(台北-左営間)となっている。

11月15日 左営・台中駅と市街地を結ぶ無料シャトルバスを2ヶ月間限定で運行開始。(後に2008年末まで延長措置)

11月21日 アジア野球選手権(北京五輪予選)と連動した野球応援グッズつき非接触型IC乗車券(自由席のみ)を2,000セット限定で販売。また、乗客用の乗車券としては初のICカード式となった。

11月21日 インターネットでの予約期間を従来の「14日前から2日前まで」から「21日前から当日2時間前」に変更。

12月26日 自由席を指定席の2割引で販売する販促期間を当初の2007年いっぱいから2008年2月末まで延長することを決定。

12月28日 自由席を4両に増設(9-12号車)。

12月31日 2008年の春節期間中(2月1日-2月12日)に自由席は設けないことと、週末ダイヤで運行することが正式決定される。

【2008年】

1月18日 ダイヤ改正。曜日別ダイヤの導入に伴い、週末を上下63往復(金曜・月曜は60往復、平日火曜-木曜は57往復)に増発する。
直達快車が激減
毎時の直達-各駅停車の比率がほぼ2-2ダイヤとなる。

1月25日 桃園・新竹・嘉義・台南駅でも無料シャトルバスの運行を開始(嘉義は5月から有料)。

1月31日 嘉義BRTが全線開業。

3月 1日 新割引制度開始。
ビジネス席料金20%引き(台北、左営(高雄)間、2,440元から1,950元に)。
優待票対象の子供や高齢者・障害者はさらに50%引き(975元)。
このほかビジネス団体席を25%引き。
2月で終了する自由席の販促を1割引で継続(台北、左営(高雄)間、1,340元に)。

遠東航空の台北-台南線、立榮航空の台北-高雄線が撤退。

3月 9日 左営駅で接続する高雄捷運紅線が正式開業。

3月15日 3月31日から6月30日までの期間限定で、平日の乗車率向上を目的とした全車両(月曜から木曜日。ただし法定休日と休前日は適用外)2割引の販促と該当料金による予約を開始。
対象期間中は普通車指定席で台北-左営(高雄)間で1,190元となる。自由席とビジネス席は既に始まっている期間限定割引との重複が適用されるため、同区間でそれぞれ1,070元、1,560元(優待票はこの限りではなく、通常料金または3月1日開始の割引料金からの半額割引となる)。

3月22日-23日 台湾総統選挙に伴う帰省ラッシュに合わせて3本(下り1本・上り2本、いずれも各駅停車タイプ)の全車自由席(ビジネス席除く)の臨時列車が運行される。1本は通常の運行時間帯を越えた台北着24:00のダイヤだった。

4月 1日 台北(松山機場)-高雄間の航空路線が1日15往復に減便。

4月16日 高雄捷運紅線開業によるアクセス改善が達成されたため、左営駅発着の無料シャトルバスが運行停止。

4月19日 自転車・ペットの持ち込みが条件付きで解禁される。

5月 1日 桃園国際空港-高雄間の国際線連絡便が8便から4便に半減。(エバー航空が廃止、中華航空は1日4便に減便。)

5月12日 遠東航空の経営破綻で国内航空路線の全便の運航がこの日で終了する。

5月16日 臨時ダイヤの定期化として、金曜日下りと日曜日上りをそれぞれ1本ずつ増発。

6月 1日 台北-高雄の航空路線が2社で1日6往復に減便(その後、同月下旬に更に半減)

6月16日 自動音声ガイダンス方式での電話予約が始まる。(JRのプッシュホン予約と似た方式)

7月 1日 3月31日から6月30日までの限定で行われていた割引料金が継続。

復興航空、台北-高雄線から撤退。

7月4日ダイヤ改正。週末を上下70往復(金曜・月曜は66往復、平日火曜-木曜は64往復)に増発する。
直達快車が激減
毎時の直達-各駅停車の比率がピーク時間帯は2-3、その他の時間帯もほぼ2-2ダイヤとなる。

台中-左營間の区間車が新設され、運転時間帯が深夜12時まで拡大される。

8月 1日 台北-台南間の航空路線が消滅。(復興航空の撤退)

8月16日 華信航空、台北-高雄線を1日1-2便(週12→7便に減便)、9月末での撤退を民航局に届出。

8月29日 エバー航空が傘下の高鐵と提携し、桃園国際空港の自社便出発旅客に限り台中・嘉義・台南・高雄-桃園間の高鐵料金を半額に割引くキャンペーンを3ヶ月限定で始める。

9月 1日 華信航空、台北-高雄線を週3便に減便。


【台湾高速鉄道、経営難で会長が辞任 親中・馬英九政権の懲罰人事か】(2009.9.23 )

深刻な経営難に陥っている台湾高速鉄道(高鉄、台湾新幹線)は22日の取締役会議で、殷キ・董事長(会長)の辞任と、欧晋徳・執行長の董事長昇格を決めた。殷氏は累積負債4600億台湾元(約1兆3000億円)にのぼる経営悪化の責任を問われていたが、8月の「ダライ・ラマ14世訪台に積極的にかかわったことで馬英九政権から“詰め腹”を切らされた」(民主進歩党筋)との声も聞かれる。

 日本の新幹線技術が海外で初採用され、台北と高雄の間を最短90分で結ぶ高鉄は、2007年3月に全線で営業運転を開始したが、赤字経営が続いている。鉄道建設費や銀行融資の金利負担などを抱え、加えて開業以来の累積赤字も702億元(約2000億円)にのぼっている。

 主な原因は(1)日欧技術の混在などで開業が2年近く遅れた(2)乗客見積もりの大幅な狂い(1日平均28万人の計画に対し、現在は8万7千人)(3)駅周辺商業施設開発の失敗-などだ。

 殷氏は1998年5月の高鉄発足以来、董事長職を務めてきたが、これら事業経営を失敗した責任を問われてきた。

 殷氏はまた、陳水扁前民進党政権との関係が緊密で、チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマが先月、台湾を訪問した際に台北から高雄までダライ・ラマのために専用列車を走らせるなど、積極的な役割を果たした。このことが親中政策をとる馬英九政権の神経を逆なでしたとの見方もある。

 後任の欧晋徳氏は、馬英九総統が台北市長時代に副市長を務めた腹心の一人。高鉄はシステムの建設と運営は民間が行い、35年後に当局に移管される、いわゆるBOT方式の民間企業だが、欧董事長のもとで当局の支援体制を強化し、経営危機の打開を図ることになる。

(殷キのキは「王」へんに「其」)





10月 日本連合(TSC:台湾新幹線株式会社)による開業後の運営サポート契約が満了。

10月31日 台南沖を震源とするプレート型地震で台南を中心とした南部で日中計5回の地震を観測(最大M4.8)で、台南縣内では16:38ごろに最大震度4を観測。付近を走行中の3本の列車はユレダスにより直ちに停止措置が取られたほか、運行再開後の徐行などで、計35本の列車に最高63分の遅れが生じた。乗客の死傷者はゼロ。

11月 1日 「双色割引キャンペーン」という新たな料金割引制度を実施。
指定席料金は曜日、時間帯により6.5(オレンジ料金)割または8.5割(青料金)の販促が開始し、自由席料金は全額指定席料金の9.3割に戻る。
対象期間中は普通車指定席で台北-左営(高雄)間で965元(オレンジ料金)、1,265元(青料金)、1,490元(通常料金)となり、普通車自由席で1,385元となる。時間帯により指定席料金が自由席料金より安いことは特徴で、ラッシュアワーと自由席の混雑解消を狙う目的も含まれる。

11月 6日 午前5時に保守車両が台北駅南300メートルのポイントに乗り上げ、脱線した。事故の復旧するため台北-板橋区間に終日不通になった。

12月 1日 ダイヤ改正。各駅停車は下り1本、上り1本に増発。上り402列車(左営06:30発)は202列車に変更し、新竹、桃園は通過駅になり、従来より12分短縮。上り102列車(左営06:36発)は各駅停車402列車に変更。

チャイナエアラインが高鐵と提携し、桃園国際空港発着の自社便往復航空券での一部を除く国際線出発旅客に限り台中・嘉義・台南・高雄-桃園間の指定席料金を49-53%割引くキャンペーンを始める。


【2010年】

 1月 5日  開通3周年記念カード(台灣高鐵通車3周年紀念票?)が発売される。同線初の1日乗車券で、任意の1日間、全線の自由席に乗り放題。

 1月 8日 ダイヤ改正。週末を中心に週879便に増便。

 2月23日  コンビニエンスストア(ファミリーマート)での乗車券(自由席除く)販売を開始。QRコードを用いたEチケットサービス。

 3月 1日 ダイヤ改正。夜間下りの299号(板橋と台中からの各駅停車)を桃園国際空港の深夜到着便との接続を考慮して、板橋通過・桃園停車の399号に変更。定期列車で唯一、板橋を通過する列車。

同日、エバー航空が桃園駅構内にチェックイン・カウンターを設置、供用開始。

 3月 4日 高雄県甲仙郷でM6.4の地震が発生し、付近を走行中の6本の営業列車が地震計作動により緊急停止するも、台南駅付近を走行中の110号列車の1両が脱線。台中-左営間が終日不通となったものの、全列車の乗客延べ2,400人程度に死傷者はなく、全員避難した。

 3月 5日   始発から台中-左営間を双単線方式で運行再開。運行本数は減らした。

 3月 9日   正常ダイヤによる運行を再開。

 4月21日  コンビニエンスストア(セブンイレブン)でも乗車券販売を開始。コンビニでの販売拠点拡大に伴い、インターネット予約への割引が廃止される。

 4月24日   運転士が居眠り運転 。(デッドマン・システムが作動、一度は目覚めた運転士が自己解除するも二度寝。最終的にはATCにより停車駅では自動停止した。運転士には睡眠障害の症状が認められたが、2003年に山陽新幹線で起きた睡眠時無呼吸症候群によるものではなく、勤務当日睡眠薬を服用していたため。)

 7月 1日   ダイヤ改正。列車番号の再編と、増発がなされる。また自由席用回数券や定期券が解禁。






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