見ている方向へ人は動く



以前、クルマを運転していて電信柱に激突した友人の話しを聞きました。
彼女曰く
電信柱がどんどんクルマに近付いてきたそうな・・・
曲がろうとして電信柱を見た所、その電信柱がどんどん近付いてきたと言うんです。
ま、ドン臭い話ではありますが、少々興味深くもあります。
そういえば、教習所で講習を受けていた時に、
「クルマを運転する時は進行方向をしっかりと見なさい。」
と教わった事を思い出しました。
進行方向から目を話すと、クルマは違う方向へ向って行くのだそうです。
もひとつ教習所の話し・・・・
中型バイクの講習で板の上を板から落ちないように走るというのがある。
その時に良く失敗するのは、板を見ながら走った場合だそうな。
うまく渡る為の教官のアドバイスはというと。
「板を見ずに、真直ぐ前を見る」
ということ。
なるほど、人間は、自分が見ている方向へと知らず知らずのうちに進むようにできているらしい。
歩く時にも前を向いて歩くもんねぇ。
下をむいて歩いていると、知らず知らずのうちにフラフラしてしまいます。
これは、もしかしてビジネス、そして人生においても同じなのでは?
しっかりとしたビジョンをもって進むなら良いのですが、
行き当たりばったり、いろんな小手先戦術を試してばかり・・・
と言った事をしていると、知らず知らずのうちにフラフラとふらついてしまうものです。
後ろを向いたり、他の人の歩みばっかり見てみたり、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、、、
そんな事をしていると、つまずいてしまったり、怪我をしてしまったりで全然前へは進めません。
一本のしっかりとした柱をドンッ!と通して、真直ぐ前を向いて進むなら
おのずと自分の目的へ辿り着く事ができるでしょう。


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