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トイモイ

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2013.08.17

なかなか、時間はネットでも検索できず、結構変わるのだろうことと、定員（１２人程度）集まらないと出発しないのだということを考え、なんだかアルメニアは午前中、グルジアからは午後から、それぞれ１時間おくぐらいに出発するようなイメージを勝手に持っていたが、そう見越して、駅前に１０時のに乗るつもりで（時間しらず）、行ってみると１１時、１３時、１５時に出るとのことであった。なんだか、看板が立っていて、それが読めなくて、勝手に建物の中に入ると、３人のプイチピチギャルが暇そうにしていて、ああ、ボーイが案内してくえるよ、とヴァンの前まで連れて行ってくれた。
但し、１時間２０分前では、私が一番乗りである。７０００（１５００円弱）を払って、時々ミニバスに戻るが誰も集まってないので、こりゃ１１時も１２時とかに平気でなっちまうよなあと思いながら、屋台や市場を見ながら、駅の中のいすに座って本読んだりしてて、１０分前に戻ると、なんと日本人学生男が３人と、ちょっとそうじゃなさそうな卒業後すぐっぽいカップルがいた。あとはオーストラリア人夫婦と現地の人３名。それで１１時きっかりに出発。

人口は１４０万人程度の首都だから、１５分程度走ると郊外になりつつあった。

彼らとは話しなかったが、アルメニアには結構日本人行っているみたいな感じを受けた。何せ物価が安い、パン買ったが２０円ぐらいだった。考えれば、自分もどこにいても一日の予算移動交通費除いたら宿代除いて１０００円だったものなあ。インドでは余裕だったけど、ギリシアでは１日の食費がドネルケバブの薄いラップ１回だったからなあ（あれ以来、あの味を求めて食べるのだが、何だか違う。多分、香草の使い方が違うようだ）。移動も基本１０００円だったものなあ。今は大きい声ではいえないが、宿泊費除いて３０ドルぐらいだから、まあ、タクシーも乗れるというものだ。時間短縮しないといけないからね。

　しばらく人口１００万人以上の都市を、すり抜けながら、やがて、荒涼地帯となり、なんとなくアジア、イスラムぽい感じで広大な遠くまで荒涼地帯をすり抜ける。

アルメニアは、山岳地帯だ。いつの間にか、２時間を越したころから緑の山の中を走っていた、濁った川沿いを走っていて、標識がなければ日本の田舎を走っている感覚に襲われる。しかし、途中で放棄された工場群を何度も通り過ぎる。曲がりくねり、４時間を越したころに国境となり、すんなり、アルメニアを出国し、１００メートルほど進んでグルジアに入る。

こんなところに、日本人の若いやつらも旅行してんだな、俺の学生時代と変わらないんだな、ちょっとストイックさがないというか、それは情報の差なんだろうか、携帯で位置情報得たりなんかしてて、なんか、フェイスブックとかツイッターもしながら旅行してんだろうなあ、それぞれ情報なぞりながらなんかなあと思う、思うというか、このしゃべらない４０台のおっさん何なんだ、と思われておるのかとふと思った、こっちが彼らを想像するより、俺の気持ちは同じだが、見た目は４０代だし、こざっぱりしているし、でもなんだか、こんなのに乗っているし、荷物小さなバッグひとつだし、こちらにいる商社マン？ていうのが一番シックリきそうだが、誰も恐れ多く、聞けそうにないんだろう。おまけに、彼らのパスポートがスタンプだらけなのは分かったが、私も出入国するときに、スタンプがむちゃくちゃについているのを見られた。（最近１０年パスポートはこれで終わりにすることにした。１回しかページ増刷できないのだ。今１０年パスポートで、３年目ですでに８割が埋まり、増刷しても１０年もたないのだ。これからは５年パスポートにする。赤いのじゃないやつだ）