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2014.01.23

アイスランド　それは寒いハワイ島

(8)

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朝、ボヤボヤ散歩しているも、ひときわ市内で目立つ建物がある。

ハットルグリムス教会は、レイキャビクのシンボル的な教会。高い建物があまりないレイキャビク市内では、よく目立つ大きな建物。ハットルグリムス教会の前に立つ銅像は、レイブル・エイリークソン。アメリカ大陸を発見したのは、実はこのエイリークソンなのだという。アメリカより彼の銅像が贈られた。レイフ・エリクソンは赤毛のエイリークの息子。ヨーロッパ大陸から海を渡ってアメリカ大陸に史上初めて到達したとサガ（ノルウエーの古代散文集の伝説）によって伝えられている。「幸運なるレイフ」というあだ名でも知られるらしい。コロンブスの５００年前でＤＮＡ鑑定でそれは真実であったようだ。

高くそびえ立つ白い外観は、正面から見ると、まるでスペースシャトルのよう。ハットルグリムス教会内は、シンプルな内装だが、目を引くのは、ステンレスの巨大なパイプオルガン。有料だが、夏季にはコンサートがあるので、タイミングが合えばぜひ聞いてみたい。有料だがエレベータでハットルグリムス教会の展望台に上ることもできる。料金は大人ISK 700、子供ISK 100（2013年6月現在）。受付のようなところで料金を支払い、入り口近くのエレベータにて、地上から70mの高さ（外から見た時計があるあたり）まで上る。階段を少し上ると展望台。
四方に窓があり、美しいレイキャビク市街が360度見渡せる。

朝１１時を過ぎ、ようやく明るくなってきた。

ホテルの前の海の向こうの光景が気になった。

そういえば、経済破綻したんだったよな、この国。そういえば、アベノミクスで意味がないのが増税して企業減税だろ。企業減税したら給料が上がるって。そんなのウソジャン、って皆さんわかってんじゃないの？だって、ここ失われた２０年、ずっと企業減税し続けてるんだぜ、給料上がったか？下がったよね。減税になって企業の利益が上がったら、その利益は株主に行くんだ。せいぜい、設備への再投資か企業内留保なんだ。２０年でそういうこと分かっているのに何でやるんだ。

金融国家で２００８年デフォルトしたけど、その後割と頑張っているみたいよ。

そうそう、２０１０年春、アイスランドの火山が爆発してヨーロッパの飛行機止まってしまったよね。土産物屋ではそんなＴシャツ売ってたよ。ヨーロッパの皆さんもう迷惑かけませんと火山が謝罪しているシャツ。謙虚を出しながらわらける。

部屋の中は半そでなのだが。

２０１０年、ヨーロッパに行くことが出来なかったので、初めてトルコ航空に乗ったんだな。

いや違った、トルコ航空は１９９０年か９１年に乗ってたわ。バンコクに行った時。あれは不思議だった。成田発で、席に行くと、なんと、隣が大学の後輩。２人中、１人が知り合いだったからびっくりしたなあ。そんなことあるねんなああ。

まあ、せっかくだからバンコク一緒にカオサンロード泊まるの？じゃあ行こうぜと言ったと思うけど、どうやって行ったか覚えてないけど（学生だからバス決まっている）、カオサンの屋台で３人で、豪勢にビール飲んだのは覚えている。

それで屋台でビール飲んでたら、また不思議なことに１年前にカルカッタ、ポカラで会ったカップルにまた会った。会ったってかそのカップルが通りがかり、あれー、あなたは・・・おー、１年ぶりだねえー。後輩をおいて、じゃあ、今からボンしましょう、みたいな牧歌的な時代だったなあ、９０年代前半。

アイスランドは一部は北極圏にかかっている。しかし、冬の寒さはそれほど厳しくはなく、同緯度にあたるフィンランドやスウェーデンの北部の2月の最低気温の平均が氷点下20度近くであるのに対し、アイスランドは氷点下3度ほどである。アイスランドにメキシコ湾から流れてくる暖流である北大西洋海流の影響を強く受けているためである。この暖流によって大量の熱が輸送されてきているために、アイスランドは高緯度に位置するのにもかかわらず比較的温かい。また、高緯度に位置するアイスランドは、オーロラを地上から観測するのに適する場所として知られているが、このようなオーロラ観測に適する地域としては、最も暖かい地域であり、首都からツアーがでまくっているが、面倒なので行かなかった、行かなかった日本人は数少ないぞ。