ラッ君の病歴




ラッ君の病歴

西暦2000年頃から ヘルニアの兆候がありました
ラッ君8歳ほどの頃。。
未だ 今ほど お尻は膨れて無かったけれど
その時に 掛かっていた 獣医さんからは 手術をして縫い合わせても
又 直に敗れてしまうので リスクが大きすぎると言われ
良く吠えますか?それが原因でしょうと。。。
そんな見解でした
結果 手術をしても意味が無いのならと そのまま 放置したのでした

 その後 何事もなく過ごせた 数年間
右手首に腫瘍が出来ました
大きくなったといっても そら豆程度のものでしたが
痛くも痒くもない様子 調べてもらっても悪性ではないとの事
ある日
宅急便を届けにきたチャイムに 元気いっぱいのラッ君は
我先に玄関へ急ぎます
ハンコをもって 玄関を開けようとした時 その腫瘍をママがふんずけて・・・
紫色に変色し痛々しく血が出てきました
慌ててお兄ちゃんの運転で病院へ!
直に検査をし 翌日午後から手術と決まり
事無きを得ました


その時の獣医さんは
最初のヘルニアの診察をした病院とは違う所でしたが
このヘルニアは手術は難しいと仰いました
初めての手術で 傷が痛く 縫い目がつり 上手く歩けなくて
その上カラーで壁に当たりながらでは ストレスが大きいと思い
カラーを外し 傷を舐めないように
リビングで寝起きを供にし 叱るのではなく 他に気をそらすようにして
傷から注意をそらすと言う生活  抜糸までの2週間が大変でした。


 その後 発作のような事がおきました
丁度 このホムペを立ち上げて 直の頃です
目の回ったような顔つき 
体が硬直しているような表情
息をしていないのかと思うほどの 痙攣
もう 驚き パニック 気が動転して・・・
そんな発作が半年に1回 3ヶ月に1回と回数が増えてきました


 そんな折 どうもお散歩中に右足を引き摺ると感じていた。。
ご近所のワンコ仲間が教えてくださった 
遠いけれど 腕の良いお医者様へ行ってみる事にしました
各所 レントゲンを撮り 関節の状態を調べてもらうと
4本の足 全ての関節がガラスの関節状態だと仰る。。
シェルティーは圧倒的に関節の病気にかかりやすい事を 
その時知りました
右足の膝はお皿が外れてしまってると。。
はめることは出来るが 又直に外れてしまう 
先生は お皿が納まる くぼみが浅いと仰いました

そして 心臓が悪いことも その時に聞かされました
雑音が多く 心臓弁膜症だと言われました
発作も癲癇は小さいときから発作を持っている場合に多く
年を取ってからの癲癇のような発作は 
脳に異常がある事が 多いと 説明を受けました

その事を 全て聞かされてから 
右足の膝の手術をすると仰った先生
とても自信たっぷりに 大丈夫です と言い切った先生
この先生ならお任せできると確信し また歩けるようになるために
手術に踏み切りました 
手術当日 一日入院。。
この先生は 腕はいいのですがお話が事務的で
少し冷たいイメージを受ける人でした
その後は ケアーがとても大変だった
骨を削って 筋肉も削ぎ落とした 大手術でした
大きなギブスが2週間 最初の5日間ウンが出無くて心配し
公園まで連れて行くのが重くて大変だった
その数日後  代車に乗せて公園まで行く様になったのです

もう手術は懲り懲り ラッ君が
こんなに痛くて 辛いのなら もう手術なんて絶対にしないと
心に誓う!と思いました

その後 手首に小さな 腫瘍発見 前回の場所と略同じ位置に
先生は前回の再発だと思ってくださいと。。
とても気に成る事を仰った。。

半年ほど過ぎた頃 左の後ろ足膝関節も外れてしまうことに
もう二度とあの様な 辛い手術だけはさせたくないと
他に道があるなら という方向を選択したママとパパ

その頃 今通う 動物病院を知るのです 家から凄く近くて
お値段も良心的 何より先生が暖かい雰囲気
飼い主の気持ちも良くくんでくださる 
通う間も 関節の栄養剤は欠かさず 
心臓のお薬もきっちり飲ませ
癲癇のお薬は定期的に与えたり 予備の座薬も下さったり
十分な 体調管理してきました
しかしもう 限界というところまで大きくなった手首の腫瘍
これ以上大きくなると 手首一周してしまう
そしたら 切除出来なくなってしまうと言う 先生の説明
そして 心臓の悪いラッ君の為に 
ガス麻酔で 体に負担の少ないものにする と言う事で
祈るように 手術を受けたのです。。。

右ひざ関節の手術が とてつもなく大変だったので
今回の手首の腫瘍摘出後は あっけなく過ぎていきました
何の痛みも訴えず 
包帯も替えさせてくれ ケアーも楽な手術でしたが
その後 腫瘍病理検査結果が 悪性・・・癌だった・・・
目の前が真っ白になって。。
とても辛かった 

でも楽天の皆さんが励ましてくださって
ママは元気を取り戻し 
出来る限り 後悔の無いケアーを心がけるようになりました

左ひざのお皿は 先生が始めのうちは嵌めてくださってました
そのうち直に外れるようになり 
ママも嵌められる特技を身につけました
だけど それも3ヶ月ぐらいの事
そのうち硬く成りだし 嵌らなくなりました
そのまま お皿は外れて膝が曲がった状態で 固まってしまい 
現在は左膝は曲がったまま。。もう伸びません 
それでも一生懸命歩こうとしている姿は
辛くも有りますが 何時も私を元気付けてくれています

この間 小さな 不調はありましたが
特に大きな手術に到るような 病気はこれ位
その都度 ラッ君を心配し 一緒に戦ってきたママとラッ君です 

 後 気に成っていたのは ヘルニアの事
このまま手術に至る事無く 寿命がまっとうできます様に。。



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☆追記☆
5.5.16

しかし 私の願いもむなしく 
又 過酷な手術を受けさせなければ成らない・・・


このまま手術に至る事無く 寿命がまっとうできます様に。。
そう考えていた その次の日 行き成り膀胱が
今までとは違う方のヘルニアのポケットへ入り込み
尿が出なくなり アもウもなく緊急手術へ。。


手術の説明
手術の内容説明と
傷の画像があります 傷は少し怖い画像になりますので
見たくない方は見ないでね。


頑張ったラッ君 無事手術も済み 
入院は体力も消耗するので夜中にお迎え
先生も帰って良いと仰って 連絡後 直に迎に行きました

それから。。。

肛門の筋肉と ポケットの下にある筋肉を縫付ける事で
ポケットを塞ぐ方法のOP
肛門の筋肉が下へ引っ張られるため
少し空き気味の肛門 気張るのはよくないと言う事で
下さった下剤が効きすぎて
紙おむつのお世話に。。。

ヘルニアは1回の手術で塞げるほど小さいものではなかったため
一度の手術でも体調に変化はあまり無く

食欲は無いし 手作りご飯にしても 
美味しそうな フードにしても
四苦八苦しても食べてくれなくて
ヤギミルクのサプリや 栄養補強剤
点滴を病院で受けながら体調管理をする

その後 3週間感覚を開けて 3回のOPで
完全にヘルニアを塞ぐ事が出来ました 

最初のOPから 4日後の事 
お姉ちゃんの友達が夕方大勢遊びに来て。。
大興奮のラッ君を抱き上げたら咳を数回していました。。

お友達がお姉ちゃんお部屋へ行ってしまったので
降ろすと。。。

グッタリと全身の力が抜けてそのまま頭からうずくまってしまった
意識も無い様子 顔から血の気が引いていくママ。。

ママは自分の心臓の音が激しくなるのを覚えています
直にそのまま抱き上げて

ラッ君 ラッ君!!パパラッ君が変!!
うろたえるママ 血の気がない顔をしていたと思います
パパの所へ行くと その時には意識が戻ってくれました
確かにグッタリと 意識を失っていた感触を腕が覚えています

怖くなって直に病院へ走りました
心臓発作だったようです 興奮と抱き上げた胸の圧迫など
原因が考えられると先生は仰いました
抱き上げる時にも注意が必要だとその時から気をつけています

ニトロというお薬を貰い
チンチンの先から それを入れ 様子を見ることになりました


2006年1月17日
上記以降  心臓発作も起きず すぎています
ヘルニアも完治し 手首の腫瘍も再発は見られず



今は 至って元気に過ごしていますが
お腹や胸には 少し気になる腫瘍が在ります
定期的に診察を受けていますので
急変しない限り 大丈夫だと思います

もう二度と手術を受けさせたくない!
心臓病と高齢で
呪術中に心臓が止まる確率が高くなってきているので
もう二度とOPをすることは無いだろう・・・


2006/09/19

しかし この日に手首の腫瘍が癌の再発である事が判明(|||▽||| )
先生は癌だとしても 遠隔転移の低いものでしかも
大きくなっても今回はもう手術は無理だと仰います
進行も 高齢ゆえにゆっくりだしこのまま
このまま平坦に過せれば いいな~と願います。
幸いラッ君本犬も痛くも痒くもない様子なので
それが唯一の救いです。







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