2006/11/25
カテゴリ： りんごのこと
『お父さんへ
順調に回復しているようで、何よりです。
最初に顔を見た時は「このまま逝ってしまうのではないだろうか？」
と大変心配しました。
「爆弾を抱えているのだから、充分注意するように」と言ったのに
自業自得ですね。
普段元気に過ごしていても、体は正直なものです。
暫くは不自由な入院生活が続くと思いますが、しっかりリハビリ等
をして、お母さんに負担をかけないよう頑張りましょう。
喪中のハガキは投函したので、心配はいらないです。
１２月２２～２４日にまた帰ります。
では・・・』
父に送ろうと思って書いてあった手紙です
もう読んでもらうことができなくなりました
２５日未明 容態が急変し、父はお星様になりました
りんごは結局何もしてあげられなかった・・・・
言語障害のため駆けつけた時も会話はできませんでした
「バイバイ また来るからね」って言ったとき
不自由になった手をふってくれた父
結局、最後に話した「来ないのはお前だけだ～」って言葉が
頭の中でリピートし続けています
他にも色々話したのに、思い出せる言葉はそれだけ・・・
りんごの人生 父と一緒に暮らしたのは１８年間だけです
「家があるのに何故独り暮らしなんかするんだ？」って
ず～～っと言われ続けてきました
・・・・・・・・・・
輪廻転生
この世で夢を叶えることのできなかった人が
夢を叶えるためにまたこの世に戻ってくるのだそうです
りんごの夢・・・・・
また父の子に産まれて、今度は父親としての幸せを
感じさせてあげたい
りんごも妹も父の最期を看取ることができませんでした
妹に至っては連絡がついたのかも未だに謎です
生きてるときも、最期も淋しい思いをさせてしまって・・・
心配してくれていた方もたくさんいるので
とりあえずご報告と思い、キーを叩きました
帰郷していたのにすぐに報告ができずお詫びします。
明日、一番の飛行機で再度帰郷します
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Last updated
2006/11/25 11:50:53 PM
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