のんびりオバサンの読み聞かせ日記

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January 5, 2006
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カテゴリ: その他の本

    下流社会

         新たな階層集団の出現

           光文社新書

              三浦展

                光文社



  ベストセラーなので買った訳ではないのです。

 社会学の本は少しずつですが読んでいて その中で読みたい本でした。

 このように階層社会の考え方はいままでもありましたが 日本では今注目

 されています。

 海外でこの考え方のもとに社会を考えつつあるのです。

 去年に買い 少しづつ読んでいましたが、お正月はいそがしく やっと

 読もうとすると家族がいつの間にか読んでいるのです。

 仕方なく『影との戦い』ゲド戦記1を読んで また戻って読み終えたところ

 です。このような本は 何度も読み返すので また 家族も出かけたことだ

 し読もうとしたら ありません。持って行かれてしまいました。

 自分が自分の生活を中流と見るのか 下流と見るのか 其れによっても

 変わるはずです。

 人の幸福感の問題と 生活感や教育の影響など 別の視点から見られます。

 知識は わくのないジグソーパズルのようなものと思うのです。

 本を色々読み 少しずつ隙間が埋まっていきますが 完成はしない気が

 します。

 でも 少しずつ つながっていき わかりやすくなっていくのです。

 この本はデータから見るのでとても面白いのです。

 情報社会において 階層差は教育の力によるものが大きいとどこかで読んだ

 記憶があります。

 子どもが自分の人生を選べる社会であって欲しいのですが 理想と現実の差

 があります。

 では あきらめてしまいますか?

 いやです。

 だからこそ 基礎学力と自分で考える力を子ども達につけて欲しいのです。

 それが 自分で判断できるしっかりした社会人を育てていくことだと思い

 ます。

 先を見る力も必要です。

 社会学はその力になると思います。

 読み聞かせで本の好きな子どもに育って 知識を自分で得る力を間違った

 ことを見極める力をつけていって欲しいと思います。

 千里の道も一歩からです。

 今年も楽しく読み聞かせして 未来が少しでもいい方向にならばいいと思い

 ます。

 同じ本を沢山の方が読んでいます。

 でも 感想がみんな違います。

 そんな意味でも この本はお薦めです。

 社会の流れ方を理解するのにいい本です。




下流社会






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Last updated  January 5, 2006 09:38:29 AM
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