「吾輩は主婦である」第３６話～第４０話（最終週）その２

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2006年07月16日

【第３９話　からだ】 　（その１はこちらです。）

さて、最後、たかし宛ての遺書です。

妻に対する異常なほどの愛情。異常って（笑）
性的欲求に脱帽した。脱帽って（笑）こりゃ子供の前じゃ読めないよね。

という訳で、たかし、自分の部屋で一人で遺書を読みます。
ってか、漱石先生の遺書、前置き長すぎ！（￣□￣；）！！

漱石先生のミュージカル以降、たかしは曲作りをしてたんですねえ。自分の気持ちを偽り、毎日赤い自転車で仕事に向っていた。お父さんは辛いね。みんなの幸せがその双肩にかかってるんだもんね。

遺書の「続く」「続く」を見てると「アメリ」を思い出すんですが、あのアメリも随分はた迷惑な困ったちゃんだったよなあ･･････

遺書を読んだたかし、漱石先生を認めることが出来なかったって後悔してますが、
いやいや、ないがしろにはしてないと思うよ？理解してたよ？十分やってたよ？馬鹿じゃないと思うよ？
このドラマ、ミッチーはものすごくいい夫であり、父親だったと思ってます。自信持っていいんだよって肩をポンって叩いてあげたい。

ところで、遺書の中の「この男はきょうじんだ」ってとこなんですが、「きょうじん」って「強靭」？「狂人」？「凶刃」？一体どれ？真剣に悩んじゃいました（笑）

さて、このドラマ、斉藤由貴さんの演技力に脱帽ものだったんですが、竹下景子さんもものすごいです。すっげえ！あんな体当たり演技ができるとは思いませんでしたよ！
たかしが遺書読んでる部屋に、扉ばーんだよ？

ばーん！

体当たりで滑り込みセーフですよ？もう、放浪記の森光子さんの前転の勝つのは、竹下景子さんの扉ばーん！しかないよ！（断言）

【第４０話（最終話）　こころ】

ううううう、最終話です。泣いても笑っても最終話！

結局、漱石先生は見つからず、みどりはみどりに戻ってました。

そして、３９話の最後にみどりを連れてきた謎の男は雑司が谷墓地の管理人でした。
って、何？あの無駄なかっこよさは（笑）
ってか、すごいよ！まさかさんがここで 本田博太郎さん 出てくるとは！かっこいいよかっこいいよかっこいいよの一億万倍だよ！
ってか、クドカン、レザボアドッグズ好きですねえ。

本田博太郎さんと斉藤由貴さんのツーショット（周りに何人もいますが）が見られるなんてねえ。感無量です。

「心根のいい人間の周りには自ずと心根のいい人間が集うのだ。おまえは幸せ者である。この幸せを決して手放さぬようがんばりたまえ。以上」

ぱちぱちぱちぱちぱちぱち。
思わず拍手尾してしまうくらい、本田博太郎さん、渋くてかっこようございました。
ぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱち！☆（≧▽≦）☆

漱石先生、いい人じゃなかったし、ばめんどくさい人だったし、いつも怒っててやっかいな人だったけど、もう会えないと思うと寂しいです。

あのままマンションを売れてて郵便配達を続けてたら、その幸せを守ることに必死で肝心な夢を忘れるところだった。漱石先生は、そんなたかしとみどりを振り出しに戻してくれた。

たかしが言ってるセリフにうんうん頷いてしまいましたが、正直、意図してやったことじゃないと思ってみたり（笑）あれは、全部、何の計算もない、本心からのっていうか、本能に基づいた言動だった気がします。

傍若無人だったもんなあ、吾輩。

なんでもないようなことが幸せだったなんて僕は思わないぞ！ Byたかし
↑虎舞竜に喧嘩売ってる？（笑）
うん、でもそうかもしれない。人生は何でもあるから人生なんだよね！当たり前のことだけど、当たり前のことをきちんとわかるのって案外難しい。このドラマ、そんなことを教えられたような気がします。

そうして、みどり達は、漱石先生が連載２本と出版とパートで稼いだお金で、無事、元のマンションに引っ越すことになりました。

みどりは主婦をしつつ、漱石先生の変わりに連載を続け、たかしはミュージカルの曲作りに励み、家族パワー全開です。

肝心の漱石先生ですが、どうしてるのかって言うと、１０００円札に姿がないので、あちこちに出歩いてるようです。消えて明治時代に戻っちゃったりしだわけじゃないみたい。

ってことは、近い将来、やな家のみんなの前に現れるかもしれない。ううん、きっと現れるよね。

テンポが良くて、賑やかで、ホント、楽しいドラマでした。
もう新しいやな家の騒動を見れないなんて、変な感じ。
クドカン、磯Ｐ。そして、斉藤由貴さんをはじめとする俳優の方々。
８週間、ありがとうございました！楽しかったよ！

ドラマはひとまず終わりましたが、
また、やな家の面々、そして漱石先生に会えるのを楽しみにしてようと思います！