気紛れどるちぇのワガママ放題

気紛れどるちぇのワガママ放題

ステルス


どうせ戦争物で、アメリカが世界の軍隊だ!みたいな一方的な正義感を見せつけられるだけだろうと思ってました。
ところがこの映画がナカナカ良かったのです。
近未来の話なのですが、人工知能搭載の無人ステルス爆撃機EDI、通称エディと三人の戦闘機乗りを中心に話は進みます。



ここからネタバレなので、これから観る方はご注意です。あ、ただ一言言っておくと、エンドロールは絶対最後まで観て下さい!エンドロール後に重要な映像あり、です。



上手く書けないけど、こんなあらすじです。

エディは開発者や軍関係者の思惑通り、優秀な性能を示し人間のパイロットに舌を巻かせます。
しかし任務のため強引な爆撃をし、罪のない人々に甚大な被害を与えてしまいます。パイロット達はその危険性を訴えるのですが、上官は聞き入れません。
そして緊急の任務に向かった時、エディはパイロット達が止めるのも聞かず(会話もできるのです)自身の勝手な判断で暴走的な攻撃を始めてしまいます。そして三人のパイロットのうち一人が、エディを止めようとして崖に激突して死んでしまいます。もう一人、女性のパイロットはその爆発で機体に損傷を受け、北朝鮮に墜落してしまいます。
残った一人がエディを追い、何とか説得して連れ帰り上官の指示でアラスカの民間施設に緊急着陸します。しかしそれは上官の陰謀で、上官に依頼された医者は怪我の治療と称して毒を注射し、彼を殺そうとしていたのでした。
(直前で見破り、事なきを得ましたが)
パイロットはエディに乗り込み、北朝鮮に消えた女性パイロットを救出に向かいます。うまく彼女を見つけだし、大量の爆撃をしてミサイルが尽きた時、彼はエディから降りて彼女と再会します。お互いに愛しあっている事を確信し、絆を深める二人。でも、敵の攻撃はまだ止んでいませんでした。
新たにヘリコプターが現れ、二人に襲い掛かります。
その時、エディが飛び立ち、「good by」と言い残し、ヘリコプターに体当たりしていき、二人を助けたのです・・・。

人格を持ってしまったコンピューターの悲哀はiロボットなど色々な映画で取り上げられて来ましたが、人類に共感し、味方になってくれる未来もアリかも、と思わされました。ターミネーター2に近かったかも。


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: