言葉の散歩路

2012年09月09日
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なにもかも
順調に見えていたあの日々を思い出すから
近寄りたくもなかったこの道
馬鹿の一つ覚えみたいに泣き暮らして
ようやく通れるようになったけど
やっぱり
キリキリと痛い

周りはみんな
全てがうまくいっているように見えて
いっそ明日なんて来なければいい
世界が消えてしまえばいいと
心が叫んだ
そんな風に思うなんてと
自分が惨めで
人目を避けて足早に歩いた

笑ってる君を見て
ホッとしてる
支えたい君に
結局 救われてる私



***************

仕事を辞めて一年と八ヶ月になります。予定ではもっと早く新しい仕事に就くつもりだったんですがだらだらと過ごしてしまいました。二十年以上も経理を含む事務全般をやってきて、漠然と自信のようなものを知らず知らず自分が持っていたことに、後になって気付きました。元々得意な事も無く資格の一つも無いとなると、私って空っぽだったんだなー‥と身に染みて感じました。
仕事を辞めた理由は色々ですが、辞めてみて初めて気付けたことが沢山ありました。辞めるにあたっては随分悩みもしましたし、大変なことは山積ですが、辞めて良かったと心から思えます。
今小学四年生の息子が一時期問題児で、毎日のように学校や学童から呼び出されたり、余所の子ともめたり、旦那さんの実家から出入り禁止だと疎ましがられたり‥と荒れていた時期があったり、今中学三年の娘が中一の夏休み明けから不登校になり、二年生の始業式に一度行ったきり今に至っていたり‥と、楽天をお休みしていた間はおかしくなりそうな出来事と向き合う日々でした。自分ではちゃんと見れていたつもりになっていた子供達に、そして自分がやってきたことに、真っ直ぐ向き合うことはとてもつらいことでした。真っ暗闇‥‥どん底───。前向きになれず、誰に相談することもできずただただ自分を責めて時を巻き戻したいと考えるばかりでした。時が経つ中で、私の気持ちが本当に助けてもらったのは子供達の同級生のお母さん達。息子が散々迷惑をかけたとしても、自分の子のようにきちんと叱ってくれたり褒めてくれたり、とても深く広い愛情をもって見守ってくれる。悪いことをしてもいいことをしても、沢山の目がちゃんと見ているんだと子供が知るということ。子供は地域全体で育てていくんだな‥って実感しました。娘のことも、情けないですが、周りではどんな噂になってるだろう‥なんて、近所で買い物する時に出来るだけ周りを見ないようにした時期もありましたが、娘を保育園の頃から知ってるようなお母さん達から当時の私からしたら目から鱗のような考え方を聞いたり、知人の不登校のお子さんの情報を教えてくれたり、元気にしている様子を聞いて「元気で笑ってるなら大丈夫だってーあははは」なんてあっけらかんと言ってもらえると悩んでるのが馬鹿らしく思えてきたりして───。周りの先輩お母さん方、ママ仲間達と話を重ねたことが何より気持ちを浮上させてくれました。中には心配そうに言ってくれても裏では勝手な噂を広げてる人もいます(苦笑)侮るなかれ、ママさん情報網(笑)。
大変なことはまだまだこれから。面倒な問題も色々とあります。でも焦ってもしょうがない。ぼちぼち行こう。





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最終更新日  2012年10月15日 02時26分04秒
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