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2007.11.08
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たいよー



物心ついて 初めて夜に 自分の足で外へ出たその時のこと
私が知っている外の世界は
太陽の光に満ちた明るい世界で
すべてのものが輝いて見えていた

でも その時私が目にした世界は
静かに柔らかな光であふれていて
見上げた空にあったのは 私の知っている
青空をバックにさんさんと輝く太陽じゃなかった
黒い吸い込まれそうな空をバックに
たくさんの輝きがちりばめられていて
その中心に 月がまんまるに輝いていた

まだ 月も星も知らなかった私は
太陽の輝きが 無数の小さな光に散らばって
その日散らばった輝きの分 太陽が小さくなって月になってるんだと
そう思った

そして 夜の時間の太陽が 地球の裏側にあるのだと知ったとき
私は この星空や月は
太陽のスポットライトにあてられているのだと 気が付いた
だから私はこんなにも美しく この星々たちを見ることができる

そして 昼間この青空の下
私はスポットライトを当てられている
あの星たちに どう見られているだろう
私は私らしく見えればいい
笑って泣いて 毎日を生きていく


つきよ







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最終更新日  2007.11.08 22:43:34
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