ガンっ の後だから普通の日常

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2006.10.06
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心療内科という科があります。心身症について診療する科だそうです。ストレスが原因となって生じる病気について治療します。胃潰瘍や気管支喘息や蕁麻疹などが含まれるとのこと。でも、心療内科という科があるのは、日本とドイツだけだそうです。アメリカや他のヨーロッパの国では、心理面が原因となって生じる体の病気は、精神科で扱うそうです。

つまり、世界の殆どでは、心身医学は精神医学と分けられておらず、心身症は精神医学を学んだ医師が精神科で診るものとのこと。

日本では精神科と心療内科が分けられているために、精神科ではストレス起因の胃潰瘍は診てもらえない。日本では精神科は体の問題とは離れた精神の病を診るところのようです。

日本で最近生まれてきている精神腫瘍科の殆どは、日本的なところの精神科のようです。がん患者はうつ病やせん妄に陥る者が多いから、ケアしないといけない、また、末期の者は死の恐怖に直面するから、ケアしないといけない、ということらしいです。

これ、違うと思うのです。がん患者は別にうつ病にならない者でも、告知、治療、治療後に、色々な精神的な負担を経験します。そして、治療中、治療後の、長い長い時間を、多くの他の病気の方や健康な方と同じように、再発や死のことを考えながらも、普通に日常生活や仕事をしながら過ごします。今のがん医療はそこはず~~っと放置して、まるで再発するのを待っているかのように、ただ定期検査を延々と続けるのです。みつかって初めてお医者様の出番になる、なんて、何のために病院に通ってるのか、空しいものです。その後に末期の状態になったり、他の病気ででも、皆が結局死ぬわけです。最後の所だけケアしようとしても、効果が薄い。良い死に方ができるかどうかはその前に良く生きられたかどうかではないですか。癌⇒精神病や、癌⇒末期、死 のイメージは、やめてほしいものです。

精神病にはなっていないけれど生き難さを経験しているがん患者は多いはず、というか、殆どのがん患者はそうなのではないかしら。せっかくできてきた精神腫瘍科、いわゆる日本的精神科ではなく、心療内科にもなってほしいものです。っていうか、精神腫瘍学の醍醐味は心療内科的な部分、精神神経免疫学が示すように、精神状態が免疫系に働いて治癒に影響を与えるという部分ではないのでしょうか。

アメリカでは1970年代に告知などについての議論が一段落して、その後に心理状態ががんの治療に与える影響についての研究が急速に進んだそうです。心理状態への介入をすると治癒効果が上がるという結果が続出とのこと。日本も追いついて欲しいです。










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Last updated  2006.10.06 17:00:10
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