「ねえ、にゃむって何才なの?」
「ん? 10才や。」
「じゅ、10才っ!?」
「なんや、文句あんのか?」
「い、いや、文句ないけど
オレの半分も生きてない
じゃん。」
「アホ~、何年生きたかやない、いかに生きたかが大切なんや。」
「いや、そうだけど、10才なのに態度でかすぎない?」
「なんやねん、お前なんかネコに換算したら、1年生きたトコやんけ。」
「何で、ネコに換算するんだよ!
普通、ネコを人間の年齢に換算するしかしないよ!」
「あのな~、よお聞けよ。
人間はな、大きく分けて2種類に分けることができる。」
「はあ。」
「ネコか、ネコじゃないかや。」
「・・・人間はネコじゃないじゃん。」
「えっ?あ、そうやな。
人間はネコじゃないわな・・・」
「つうことは、人間は1種類しかおらん
っつうことか・・・あれ?」
「『あれ?』じゃないよ!
何が言いたいか全然分かんないよ!」
相変わらず、説得がヘタなヤツ。
無理に例え話なんか、やめときゃいいのに。