いつでも笑みを!!

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2008.11.03
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カテゴリ: 日記
映画「容疑者Xの献身」を観てきました!

以下、ネタバレ&感想を書きます。

この映画は、テレビ「ガリレオ」と同じく推理モノではあるけれど、
「謎解き」よりも心情的なものに重点を置いた作品でした。

湯川先生が公式を書いたり、ポーズを決めるシーンはなく、
ストーリー自体がとても切なかったです。
最後はウルッときました

湯川学(福山雅治)と友人関係にあり、
事件の鍵を握る人物・容疑者Xを演じた堤真一さん。
世の中に絶望した風采の上がらない不器用な天才数学者。
この役を完っ璧なまでに演じてました。

物語の終盤にかけて見えてくる彼の「想い」とか「悲哀」とか、
なぜ容疑者Xがその献身に至ったのか迫ってくるシーンがあるんすけど、
ほんと切なくて・・・彼の演技に完全に引き込まれました。

(ちなみに「献身」とは・・・他人やある物事のために我が身を犠牲にして尽くすことです。)

登場人物のそれぞれに「そうせざるを得なかった」事情があって、
その全てが悲しく連鎖していて・・・

人の「愛」というのは不可解で、
数式を解くようには簡単ではないものだなと感じました。

謎は解けますが、観終わった後スッキリはしないかもしれません。
考えさせられる内容でした。




『容疑者Xの献身』
原題「容疑者Xの献身」/2008年日本/128分

【監督】西谷弘
【製作】亀山千広
【原作】東野圭吾『容疑者Xの献身』
【脚本】福田靖
【出演】福山雅治/柴咲コウ/北村一輝/松雪泰子/堤真一/金澤美穂

【あらすじ】
 ある日、貝塚北警察署管轄内で男性の死体が発見される。顔は潰され、指も焼かれて指紋が消されていたものの、ほどなく身元は判明した。捜査には本庁も出動し、貝塚北署の刑事・内海薫(柴咲コウ)は先輩の 草薙俊平(北村一輝)と共に、被害者の別れた妻・花岡靖子(松雪泰子)へ聞き込みに向かう。しかし、容疑者と目された彼女には完璧なアリバイがあった。
 いきなり壁にぶつかった2人は、さっそく“ガリレオ”こと湯川学(福山雅治)に相談を持ちかける。そこで偶然にも、靖子のアパートの隣に住む冴えない男・石神哲哉(堤真一)が、湯川の学生時代の無二の親友だったことが判明する。現在は高校のしがない数学教師をしている石神だったが、彼は湯川が“僕の知る限り、本物の天才”と評するほどの頭脳の持ち主だった。やがて、湯川は石神がこの事件に深く関わっているのではと疑念を抱き始めるが…。





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最終更新日  2008.11.03 15:56:52
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