+詩+7


              ЮきっかけЮ



            とにかく苦しくて辛くて




               もう嫌で



               悲鳴上げた



             泣き叫んだ




             その涙が



      新しい旅立ちのスタートの合図だったんだと思う




           何度も諦めようとした



           何度もやめようとした



       全部放り投げて苦しみから解放されたかった



              ―それでも



         とりあえずもう少しだけ手を差し出した



         やっぱやめようかな、って迷ったけど




       もうちょっと諦めないで一歩踏み出そうと思う





       この道の向こうに、何があるのか確かめるまで



              中途半端に終わらしたら




             後悔するの、自分じゃん?





            気を重くして終わりたくないから




            あの時涙した自分に申し訳がないから




               とりあえず続けてみる








             きっかけなんざそんなもんだろ?




             動機が不純でもいいじゃないか



              何でこの道を歩いてるんだろ?



                   答えは簡単












              そこに道があったから










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