+詩+34





もう何もできない

もう何も分からない

もう無理だ


全てを諦めていた俺に

君がくれたその言葉が

その一言が俺の背中を押した



もうどうにでもなれ

絶望の淵に立っていた俺を

君がくれたその言葉が

灰色だった俺の世界に色をくれた


多分君は

自分が言った

何気ないその言葉を

覚えていないだろう

大したことの無い言葉だと

そう思っているだろうな


けどな

君のくれた、「ちょっとした言葉」が

今でも俺を支えている


ダイヤモンドとか

そういう物とかよりも

俺の中ではずっと輝きを持った、


価値のあるモノなんだ






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