エルマーマミーの家庭教育

エルマーマミーの家庭教育

人間と人間/人間教育


子どもが勉強するのも遊ぶのも、穏やかにすごすのが一番いい。

人間関係を作っていくうえでも同じである。
夫婦関係でも同じである。

1 健康であること
2 食欲の満足感
3 睡眠
4 性的欲求の充足
5 ある程度の金銭欲
6 自己の重要感

この1~5はまず、なんとか自分でなしえることができよう。
でも一番大切な「自分とは?」と思う、
思考能力を持つ人間で、一番必要なのは
「自己の重要感」である。

たとえば、「ほめる」という教育がある。
それを否定はしない。

でも、同じ人で、叱っても褒めても子は伸びる。
なぜだろうか?
子どもはその人を憧れ、尊敬しているから、
心を開き、聞き入れてくれるのだ。

もしも嫌いな人であれば・・・
叱られたら、煙たがり、褒められても本気にしない。
流すだけになるし身にもならない。

さて、それは自分の子育てに反映してくる。
夫婦間でも反映している。

私は子どもも夫も愛していると思っていても「相手」はどうだろうか?
相手は自分が思っているように思っているだろうか?
相手は自分を必要としているのだろうか?
・・・
しかし、相手が自分を必要だと思ってくれる、思うように
ことを運ぶのは実は「自分が源泉」である。

「すべての物事は自分がつくりだしている」
「すべてのはじまりを決めているのは自分だ」
という立場・立ち位置にいつも立ってみることだ。

そこからはじまる。人を動かすという秘訣もそこにある。

まずは「聴く」ことからはじめよう。

聴くという字は、「耳で目で心で聴く」という字で
全身全霊をあげて聴くことである。
=コーチングと同じ内容になってくるが・・・
簡単に言えば、相手の言うことを繰り返し言葉で
返してやることだ。笑顔で。
決して疑問断定をしないように努力する(笑)

「時間割できてないんじゃないの?」
「着替えがおきっぱなしじゃないの?」
「宿題そのへんに置き忘れてない?」
「ちゃんと努力しているの?」

全部断定疑問型。相手には不快な思いしかさせない。
否定感情を与えるだけである。
最初からすべて断定されているから。

「時間割できていない」
「着替えがおきっぱなし」
「宿題置忘れ」
「努力していない」

さぁそれらを言えないようにできるか。

昨日、ダーが疲れて帰ってきた。

「あ~疲れたなぁ」
『疲れたねー。』とリフレイン。
「今日の仕事な~。●●で詰まってさぁ」
『仕事●●で詰まったのかぁ~』
「それでさ~これ、こうしようかと思うんだ」
『そうか。こうしようと思うんだ。』
(ここで、すごいね~とか言わない)
「明日仕事出ようかな」
『明日仕事出ようと思うんだ』
「うーん。本当は休みたいんだけど」
『休みたいね』
『いつまでしなくちゃいけないの?』
「●日まで」
『そうか●日までに仕上げるのかぁ』
『項目はいくつなの』
「忘れたなぁ。。。たくさんありすぎて」
『●日までできそう?』
「それはできると思う」
『そうか。できるんだね。』


「やってみるかぁ~(パパ心の叫び)」


といって、今日も仕事へ出かけました。^^
こんな感じです。

あかりんが友達とぶつかってしまって
悩んでしまったときと同じ方法です。

それらを日々していくこと。それが大事な人間関係を
穏やかに気づいていけるひとつのコツかもしれません。


これらはすべての人に当てはまり、
仕事関係でも親子関係でも近所関係でも通じます。

そして、私の気持ちを伝えること。

「○○してくれたのねー私はうれしいわ!ありがとう!」
それが魔法のひとつです。

近所の人でも、何かしてもらったら
「うれしぃ~助かりました!ありがとう!!」
ということ。
義父も義母も何かしてくれたら
「うれしぃ~それほしいです^^ありがとうございます~
助かります~」
と伝えてること。

=相手は「受け入れてもらえている」

という感覚を長年に渡り通じていきます。

Aという完璧な○とBという欠けた○がある場合、
人間はどうしてもその欠点のほうを見てしまいがちである。
でもAもBも同じ○の種類であれば、それを通して伝えればよい。

ワークでもよくすることだが、
「お調子者」=「元気で活発」
「大雑把」=「おおらか」
「怖がり」=「慎重」

と、まぁ長所で言えばこうで短所で言えばこう。
という言葉があるならば、
笑顔で(が前提で)
「あなたは元気で活発でいつも明るいから
ママは大好きよ、時にそれがマイナスに出ることがあるよ。
お調子者として、その場を見ないで自分の気持ちだけで
行動してしまうと、人には受け入れてもらえないことも
あるから、いつもの元気と活発はいいところで
活躍させよう」

とか、
「あなたはとってもおおらかで、何事もチャレンジして
負け時と物事をすすめていくのはとても素敵なことだと
ママはいつも感心しているの。
その気持ちは大事。
けれど、時としてその心の中でも目の前のものでも
いろんなものが散らかりすぎているときがあるみたい。
時としては「慎重な態度」も必要なのかもしれないね」

とか(笑)

長いかもしれませんが、
まずは相手の短所を長所に変えて言葉で伝えていく
そしてそれを私は受け入れているから、
そのまま伸ばしていけばいい。
けれども、ここはこういうふうにしないと、
短所になってしまっているから
気をつけていこうね。

というアドバイスですね。

その中でひとつひとつ、本人が自分の行動を
内観し、めくっていきながら気づいていく作業を
手伝っていくこと。

これがひとつのコツかもしれません。


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