NO-NAMEの隠れ家

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JUN SKY WALKER(S)

作品レビュー

ミニアルバム
『全部このままで』
(1988.5.21)

1.全部このままで ★★★☆
2.いつもここにいるよ ★★★
3.遠くへ行かないで ★★★☆
4.だけど一人じゃいられない ★★★
5.JACK & BETTY ★★☆
6.MY GENERATION ★★★☆

総合 ★★★

メジャーデビュー作。詞・曲ともにストレート。演奏もストレート。わかりやすいです。
アコギで始まる『だけど一人じゃいられない』のイントロには驚かされましたが、曲全体はいたって普通なビートポップ。バラード調の『遠くへ行かないで』も、あくまで初期ジュンスカらしさの枠から外れていません。
タイトルトラック『全部このままで』や『MY GENERETION』の一体感は見事で、どちらも彼らの代表曲のひとつと言っていいでしょう。
宮田和弥のヴォーカルが魅力的。声がいいです。これがジュンスカの大きな特長であり武器かもしれませんね。
(記:2007.9.23)










インディーズアルバム
『J(S)W』
(1988.9.5)

1.カギは誰が… ★★★☆
2.MY GENERATION ★★★☆
3.ガラスの街 ★★☆
4.SUICIDE DAY ★★☆
5.HEY, HEY, HEY ★★★
6.BAD MORNING ★★★
7.NO-NO BOY ★★
8.言葉につまる ★★★

総合 ★★☆

『全部このままで』でメジャーデビューした後に再発売されたインディーズ盤。元々のレコード盤の収録内容に『NO-NO BOY』と『言葉につまる』の2曲が加えられています。
基本的にビートパンク路線で、まさしく初期ジュンスカ。後のアルバムにて再演されている楽曲もいくつか。冒頭の『カギは誰が…』が勢いに満ち満ちていて良いです。
ビートパンクの多い中、ミディアムバラードの『ガラスの街』、そしてラストのメロウな『言葉につまる』が異色。
ヴォーカル・宮田和弥の声がやっぱり良いっすね。自殺願望を吐露するような楽曲や、どこか後ろ向きな歌詞が多いですが、全体的にはジュンスカはブルハよりおぼっちゃん的な感がありますね。
(記:2007.9.23)


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