1.One moment
★★★ 2.Livin’in the sun
★★★ 3.All my life
★★★ 4.カモメ
★★★☆ 5.1996
★★★ 6.I was waiting
★★★☆ 7.Inside
★★★ 8.カンパイ
★★★ 9.Decay
★★☆ 10.Apology Accepted
★★ 11.Take
★★☆
総合 ★★★
2ndアルバム。聴き心地が良い反面、1曲1曲の個性が見えてきづらいのがネックではあります。良くも悪くもそれが彼ららしくて、このアルバムで言うと終盤の楽曲は少々HR色が入ってきて1曲ごとのカラーが立って来るんだけど、そうなったらそうなったで、バランス感覚が崩れてくるのが逆にモンマジらしくなくもあり。我が儘なリスナーです。 アルバム中で印象的なのは、カナダ人のメイナードが思いっきり「かもめかもめ~♪」と歌う、そのものズバリの『カモメ』。中盤のハイライトは『I was waiting』かな。HIP-HOPに傾倒した『カンパイ』は、めずらしく彼らが世間に媚を売った曲かも。 (記:2008.5.15)
2ndシングル 『Around The World』 (2006.2.22)
1.Around The World
★★★☆ 2.Falling
★★★ 3.everyone
★★
MONKEY MAJIKの名を広めた2ndシングル。中華テイストのアレンジが施されたスタイリッシュなポップスの表題曲『Around The World』。クールな仕上がりです。 『Falling』は、HIP-HOP風味のリズム隊とストリングスの共演による終盤の展開が美しいです。 『everyone』は、その後シングルのカップリングで定番になっていくアコースティック路線の1曲。 (記:2008.2.29)
3rdアルバム 『thank you.』 (2006.5.24)
1.turn
★★★ 2.another day
★★★☆ 3.thank you
★★★ 4.on and on
★★★ 5.雪合戦
★★☆ 6.fly
★★★☆ 7.between the lines
★★★☆ 8.all by myself
★★☆ 9.delayed
★★☆ 10.Around The World
★★★☆ 11.STAY
★★★ 12.種
★★★
総合 ★★★
カナダ人の兄弟によるツインヴォーカル&ギター、ベースとドラムが日本人という、その変則的なメンバー構成による見た目の印象からか、先入観で色々なイメージを持っている人がいると思いますが、実は彼らが鳴らす音は非常にジャパニーズポップス然としています。バックの演奏だけ聴いてみると、そのアコースティックな響きの美しさといい、安定感といい、オーソドックスなJ-POPの系譜から外れていません。それこそ、Mr.Children・スピッツといったバンドと並べても違和感がないような、そんなトラック作り。そこにオルタナロック、HIP-HOPといった要素が絡んで来るのですが、総体としては本当にポップ。これまで敬遠していた人も、誤解せずに手を伸ばしてほしいなって思います。 まぁ、オケはそんな感じで、その上に乗るプラント兄弟のヴォーカル。これがもちろん彼らの最大の特徴なわけです。声そのものの良さ、コーラスワーク、時折ラップ調に早口で回転するそのヴォーカルは、やっぱり日本人にはちょっと真似できないなという良さがあります。でも、これも決して近寄りがたい雰囲気や自己満足に終わっている感はありません。彼らの曲は、生活の中でどこかで耳にしても、スーッと流れていくような心地良さをもっているのです。 『another day』・『between the lines』はポップかつクールな仕上がりだし、フジテレビ系ドラマ『西遊記』の主題歌としてヒットした『Around The World』は、中華風のアレンジが冴えています。アルバムの中に2曲しかない日本語タイトル曲のうちの一つ、『雪合戦』が実は全歌詞英語だったという絶妙な落とし方もイイ(笑)。ストーンと終わる曲が多いのが、ややワンパターン気味なところですが、とりあえず、上に挙げたバンドが好きなような人は、敬遠しないで手を伸ばして良いと思いますよ。 (記:2008.1.14)
1.空はまるで
★★★ 2.No Snow In December
★★☆ 3.光朝
★★★☆ 4.Picture Perfect
★★★☆ 5.卒業、そして未来へ。
★★★ 6.Change
★★★★ 7.フタリ
★★★ 8.LONG SHOT PENNY
★★★ 9.Pretty People -Japanese ver.-
★★★ 10.願
★★☆ 11.スマイル
★★★ 12.MAYBE
★★★☆ 13.I Miss You
★★★★
初回特典ボーナストラック
14.Around The World +GO!空
★★★☆ 15.ガンダーラ
★★★☆
総合 ★★★
リードトラックの『空はまるで』がCMでガンガン流れまくりました。4作目となるフルアルバム。オリコン3位、25.6万枚の売上を記録。 基本的な音色はどの曲も似通っているうえ、アレンジでも冒険することの少ないグループなので、アルバムになると1曲1曲の個性が見えづらいところ。そんな中で、吉田兄弟とのコラボ『Change』はやはり特異で目立っています。そんな『Change』を含め、シングル曲が中盤に固めて配置されていますが、既出の楽曲には飽きてしまっているというリスナーにとって今作一番の聴きどころはズバリ、本編ラストの『I Miss You』。余韻たっぷり。泣きのバラードです。 そして、聴きどころパート2はズバリ、ボーナストラック(笑)。香取慎吾扮する孫悟空が大暴れする『Around The World +GO!空』に唖然。そして、彼らのリスペクトするゴダイゴの名曲『ガンダーラ』のカバーにホロリ。この2曲が、本編13曲のお株を奪ってしまっていますね(笑)。 しかしまぁ、基本的なところの雰囲気は変わりませんねぇ、彼ら。オーソドックスな作りに徹しているといいますか、徹底して破綻せずにいるといいますか。そんなふうにおすまし顔でいるあたりがまたカッコイイんだけどね。ものすごく洋楽っぽくて、同時にものすごくJ-POPらしい作品。聴いてみれば分かるはずです。 (記:2008.2.29)
8thシングル 『Together/あかり/Fall Back』 (2008.4.23)
1.Together
★★★★ 2.あかり
★★★ 3.Fall Back
★★★ 4.One more chance
★★☆ 5.Together -Night Falls mix-
(評価なし)