NO-NAMEの隠れ家

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BON JOVI(1)

作品レビュー

1stアルバム
『BON JOVI』
(1984.11.1)

1.Runaway ★★★★
2.Roulette ★★★
3.She Don't Know Me ★★★☆
4.Shot Through The Heart ★★★
5.Love Lies ★★★
6.Breakout ★★☆
7.Burning For Love ★★★
8.Come Back ★★★
9.Get Ready ★★★

総合 ★★★





2ndアルバム
『7800°FAHRENHEIT』
(1985.6.1)





3rdアルバム
『SLIPPERY WHEN WET』
(1986.3.1)

全世界で1400万枚という空前の大ヒットを記録した3rdアルバム。名作中の名作ですね。
このアルバムから洋楽を聴き始めた、ロックにハマったなんて人も多いでしょう。BON JOVIにとって出世作であるだけではなく、’80年代の洋楽シーンを代表する一枚。
発売3ヶ月で1位を獲得すると、その後8週連続で1位に居座るという驚異的ヒットを記憶。
シングル『You Give Love A Bad Name』も全米1位、『Livin’ On A Prayer』は全米4週連続1位(!)という大ヒットとなりました。
アルバムのクオリティーにしても、1stと2ndそれぞれの課題を見事にクリアして、これまでの作品から大きく飛躍を遂げています。
1stからロック比重を高めようと努力した2nd。しかしそれによって、2ndでは彼ららしい良質なメロディーは後退してしまいました。今回は、適度にハードなサウンドと、耳馴染みの良いメロディーが心地よい調和を見せており、まさにハードさとポップさが混ざり合うBON JOVIサウンドの確立がなされたといえるでしょう。
ハードロックを敬遠していた人にも聴きやすくとっつきやすい内容であったので、そういった人達をも巻き込んでこれほどまでの大ヒットにつながりました。
彼らの代表的なナンバーである『Livin’ On A Prayer』・『You Give Love A Bad Name(邦題『禁じられた愛』)』の2大名曲を始め、気合の入った楽曲が投げ込まれた一枚。アルバムのどこを切ってもメインディッシュといった勢いの楽曲で構成されていますね。
SE的な『Pink Flamingos』を経て『Let It Rock』でのオープニングは(現在では両方ひっくるめて『Let It Rock』1トラック分になっている)、アルバムの幕開けとして様式美的なものを感じますね。その直後の『You Give Love A Bad Name』のイントロ「Shot through the heart~♪」は余計に高揚感があります。
ホーンセクションの印象的な『Social Disease』や、『Runaway』を下敷きにしたような『I’d Die For You』といったナンバーがあれば(これがまた良い曲。煮え切らないメロディーラインが逆にイイ!笑)、『Never Say Goodbye』といったスタンダードなバラードもあったりして、一口にハードロックとは言っても、様々なタイプの曲が入り乱れ、アルバム全体が本当にカラフルでバラエティ豊かなものに感じられます。ポップ要素をふんだんに取り入れ、その音楽を敷居の高いものにしていない、これぞBON JOVIサウンドですね。ギターが基調になっていてそこに味付けがされていっているという、基本的なつくりでありながら、です。

傑作という呼び声が高い楽曲で、本人達も気に入っている『Wanted Dead Or Alive』(それほど個人的には好きな曲ではないんだけど)のアレンジメントでのアコギの導入は、BON JOVIに限らずその後のHR手法においても影響を与えました。
それから、『Livin’ On A Prayer』はやっぱり初めて聴いた時には衝撃を受けましたね。あの転調!ガツーンって来ます。
ラストの『Wild In The Streets』での「ロックンロール!」なギターソロもイイ(笑)。

スタッフには、LOVERBOYなどを手掛け、AEROSMITHの『PERMANENT VACATION』からの3部作でも有名なブルース・フェアバーンをプロデューサーに迎え、デズモンド・チャイルドとの共作を行うなど、積極的に外部の力を採り入れたことも、BON JOVI自身にとっても良い影響を残し、このアルバムを名作たらしめることに多大な貢献をしました。
そうそう、このアルバム、日本版はアメリカ版やイギリス版とはジャケットが違うことも有名ですね。どちらも容易に手に入れることができます。比べて眺めてみるのもいいですね。
BON JOVIのカラーを確立した名作。一度は聴いてみましょう。

1.Pink Flamingos (評価なし)
2.Let It Rock ★★★
3.You Give Love A Bad Name ★★★★☆
4.Livin’ On A Prayer ★★★★★
5.Social Disease ★★★
6.Wanted Dead Or Alive ★★★
7.Raise Your Hands ★★★
8.Without Love ★★★
9.I’d Die For You ★★★☆
10.Never Say Goodbye ★★★
11.Wild In The Streets ★★★

総合 ★★★☆

(記:2005.9.17)










4thアルバム
『NEW JERSEY』
(1988.2.1)

彼らの出身地である「NEW JERSEY」を冠した4作目。大ヒット作に続く一枚ということで、当然ながらプレッシャーもあったでしょうが、「前作を越えよう」という勢いがそのままアルバムに現れ、前作をそのままスケールアップさせたような作品に仕上がっています。
単に押しの勢いだけで作られたアルバムというわけでもなく、楽曲の幅の拡がり、深耕度が共に成長を見せていて、音楽的な充実度を感じることができます。前作と続けて聴いてみると、その成長ぶりがよくわかりますね。
1曲目『LAY YOUR HANDS ON ME』は、明らかに前作でのオープニング『Pink Flamingos』~『Let It Rock』を意識した幕開けになっています。ここからも、今作が前作と対になり、また一段階上ったところに位置する作品であることを感じることができます。
野性的なドラム、魂の叫びのようなヴォーカルが印象的なオープニングから、続く2曲目は、ここ日本ではラジカセのCMに使われ、一般層にも馴染みがあるであろう『BAD MEDICINE』。
そして、熱く美しいサウンドが激しく身体を揺さぶる名曲『BORN TO BE MY BABY』へ。日本人にも非常にウケの良さそうな曲調で、数あるBON JOVIナンバーの中でも個人的にも最も思い入れのある1曲です。
『BLOOD ON BLOOD』などといった、彼らのルーツ的なナンバーも収められているし、広大なイメージの『WILD IS THE WIND』などは、これ以降彼らにとってひとつの王道路線となっていきますね。
今作では、アルバムとしてのバランスを考える余裕も出てきたようで、ハードロックというフィールドの上で、前作にも増して幅広いサウンドが展開しています。上に挙げた楽曲の他にも、攻撃的なディストーションギターが鳴り響く、間奏の掛け合いが印象的な『HOMEBOUND TRAIN』。モノクロ録音の『RIDE COWBOY RIDE』なんていう楽曲を挟む遊びの一面も。
ただ、アルバムの冒頭4曲はすべてシングルカットされた曲ということからもわかる通り、前半からテンション高く飛ばしすぎて、後半の印象が薄くなりがちという面がありますね、確かに。楽曲の質が落ちるというより、流れとしては散漫になったり、リスナーのテンションが続かなかったりというような。これはBON JOVIのアルバムではこの後もずっと続いていく傾向であって、いわば宿命のようなものなんだけど。バランス面を更に突き詰めるならば、ラスト2曲は必要なかったようにも思えますけどね。
しかし、なんだかんだ言って、どの曲もハズレなし、ひとつひとつの楽曲の完成度の高さはケチのつけようがないものがあります。名盤と呼ぶにふさわしい一枚でしょう。どこをとっても良質な楽曲のオンパレード。
大ヒットのあとで、期待に違わぬ作品を、いや、期待を軽く上回る作品をBON JOVIは作り上げたのです。
この次のアルバムまで、4年という時間がかかるということを、この時誰が想像できたでしょうか。

1.LAY YOUR HANDS ON ME ★★★☆
2.BAD MEDICINE ★★★☆
3.BORN TO BE MY BABY ★★★★☆
4.LIVING IN SIN ★★★☆
5.BLOOD ON BLOOD ★★★
6.HOMEBOUND TRAIN ★★★
7.WILD IN THE WIND ★★★☆
8.RIDE COWBOY RIDE ★★★
9.STICK TO YOUR GUNS ★★★
10.I’LL BE THERE FOR YOU ★★★☆
11.99 IN THE SHADE ★★☆
12.LOVE FOR SALE ★★

総合 ★★★★










5thアルバム
『KEEP THE FAITH』
(1992.10.30)

『NEW JERSEY』発表後の計237回に及ぶコンサートで、彼らは燃え尽きてしまいます。肉体的にも精神的にも疲れきった彼等。メンバー間のコミュニケーションにもひずみが生まれ始め、バンドは休息を余儀なくされます。マスコミ、ファンの間では解散説も流れました。
しかし、ジョンは自身の気持ちを確かめるために、再びメンバーの結集を図り’90年の年末にコンサートを行います。日本で行われたこのコンサート。しかし、いざ行ってみると、彼らを取り巻く状況は変わっておらず、BON JOVI自身にとってコンサートを心から楽しめる状況でないことが判明。再び彼らは分裂状態に陥ってしまいます。
‘92年に入り、そんな彼らは再び結集します。メンバーの幾度にも及ぶ話し合いの末、大切なのはバンドだということを再確認。それまでのマネージメント、エージェントなどを離れ環境を一新し、再びBON JOVIは動き出したのです。それも『KEEP THE FAITH』という前向きなメッセージを掲げて!
このアルバムのためにバンドは計30曲を用意しました。1曲目から『I BELIEVE』という前向きな姿勢に、BON JOVIの新たな章が力強くスタートされたことが覗えます。
このアルバム、それまでの彼らのサウンドからは予想できなかった手法をも取り込んでいる楽曲も収められています。タイトルトラックでファンクの『KEEP THE FAITH』は、それまでなかったようなグルーブを聴かせてきます。ヘヴィな『IF I WAS YOUR MOTHER』や、長尺の大作『DRY COUNTY』など、新境地と呼ばれる楽曲でしょう。
本当に前半は傑作の目白押しで、ライブの定番曲『I’LL SLEEP WHEN I’M DEAD』、彼ららしいメロディーが光る名曲『IN THESE ARMS』、6/8拍子の名バラード『BED OF ROSES』など、7曲目『DRY COUNTY』までは一気に聴けてしまいます。
目が覚める『WOMAN IN LOVE』のイントロで後半の幕開けですが、う~ん…、楽曲は悪くないんだけど、さすがに前半と比べるとちょっと劣るかも。アップテンポの『FEAR』、バラードの『I WANT YOU』なども悪くはないんですけどね、やはり後半は散漫な印象をもってしまうところでしょうか。
『BLAME IT ON THE LOVE OF ROCK & ROLL』なんかは、同タイプの『I’LL SLEEP WHEN I’M DEAD』があるわけだし、外しても良かったと思います。ボーナストラックとして収められている『STARTING ALL OVER AGAIN』なんかは、まさにBON JOVIサウンドな感じで好きだから、チェンジしてこっちを本編に入れてくれたらよかったかなとも(笑)。

このアルバムの後、ベスト盤を経て『THESE DAYS』~『CRUSH』と、色合いのはっきりした作品が送り出されています。この『KEEP THE FAITH』は、現在ではファンにとっては過渡期的なイメージが強く、イマイチ印象の薄いアルバムかもしれません。しかし、素晴らしい名曲がしっかりと収録されている一枚であるし、何よりもBON JOVIが再始動した作品として、その意義は強いものでしょう。

1.I BELIEVE ★★★
2.KEEP THE FAITH ★★★☆
3.I’LL SLEEP WHEN I’M DEAD ★★★
4.IN THESE ARMS ★★★★
5.BED OF ROSES ★★★★
6.IF I WAS YOUR MOTHER ★★★
7.DRY COUNTY ★★★☆
8.WOMAN IN LOVE ★★★
9.FEAR ★★☆
10.I WANT YOU ★★★
11.BLAME IT ON THE LOVE OF ROCK & ROLL ★★☆
12.LITTLE BIT OF SOUL ★★★

EXTRA TRACKS

13.SAVE A PRAYER ★★☆
14.STARTING ALL OVER AGAIN ★★★

総合 ★★★☆

再び結束を強め、前向きなメッセージを掲げてBON JOVIが動き出した一枚。










ベストアルバム
『CROSS ROAD』
(1994.10.7)

BON JOVIデビュー10周年を記念してリリースされた初のベストアルバム。彼らにとって激的な変化であった10年間を語る全15曲を収録。日本でもミリオンセールスを記録するなど、全世界で1500万枚以上を売り上げる大ヒットとなりました。
ベストと銘打ったこのアルバム、新曲も2曲収録されています。
ひとつはバラードの『ALWAYS』。もともと映画『Romeo’s Bleeding』(邦題『蜘蛛女』)のために作られた曲で、ジョンがこの曲をとても気に入り、再録音して今回の収録となりました。幅の広い音域を使って、壮大に展開するBON JOVIらしい美しい逸品。
もうひとつは、ポップなバンドサウンドが心地よい『SOMEDAY I’LL BE SATURDAY NIGHT』。「SATURDAY NIGHT」=土曜の夜とは、「絶頂」の比喩。いつかは人生の「SATURDAY NIGHT」に立ってやるぜといった決意が歌われる力強いメッセージソング。
実はこの2曲、どちらも次のオリジナルアルバム(『THESE DAYS』)に収録するはずだったのを、ファンサービスとしてこちらに収録して先に世に出すことにしたそうで。
先行シングルとしてリリースされた『ALWAYS』は、ロングヒットとなり、シングルでは彼らにとって最高のセールスを記録しました。

選曲について。このベスト盤、発売される各国によって微妙に収録内容が違うというスタイルになっています。10曲目が注目点で、アメリカ盤では『LIVIN’ ON A PRAYER』のニューバージョンである『Prayer’94』を収録。ヨーロッパ盤では10曲目は『IN THESE ARMS』。そして日本盤では、2ndアルバムから『TOKYO ROAD』をセレクトしています。日本盤でのこのセレクトは、この曲に込められた想いからしても当然の選曲でしょう。彼らのレパートリーの中にはこの曲よりもまだまだ良い曲が沢山あるのですが、この曲の精神性を考えればね、納得かと。それから日本盤とヨーロッパ盤には15曲目に『NEVER SAY GOODBYE』が収録されています(アメリカ盤にはなし)。

『IN THESE ARMS』は、国別仕様によるから日本盤から漏れたのはまぁいいとして、『BORN TO BE MY BABY』が収録されていないのは意外ですね。あの日本人に最もウケると思われるマイナー調の名曲が!!なぜだ!?
全収録曲を見渡してみると、まぁ、それなりにツボを押さえた選曲ではあるんだけど、何かもうひとつな気がするのは何なんだろ。『BORN TO BE MY BABY』がないってのと、あとは…曲順のせいかしら?
なんか中盤が落ち着きすぎちゃってる気が…。『RUNAWAY』や『IN AND OUT OF LOVE』をもっと前に持ってきてたら、また違った印象だったかも。
…個人的な感想はそんなとこです。まぁ、こういうベスト盤で、しかも長期間に渡って活躍しているアーティストとなれば、ファン全員が納得行くセレクトなんてほぼ不可能ですからね。

楽曲そのものについては、ここでどうこう言うってのもアレですしね。
BON JOVIビギナーの入り口は、近年のスタジオアルバムかコレでしょう。僕もこのアルバムが最初でしたね、うん。

1.LIVIN’ ON A PRAYER ★★★★★
2.KEEP THE FAITH ★★★☆
3.SOMEDAY I’LL BE SATURDAY NIGHT ★★★☆
4.ALWAYS ★★★☆
5.WANTED DEAD OR ALIVE ★★★
6.LAY YOUR HANDS ON ME ★★★☆
7.YOU GIVE LOVE A BAD NAME ★★★★☆
8.BED OF ROSES ★★★★
9.BLAZE OF GLORY ★★★
10.TOKYO ROAD ★★
11.BAD MEDICINE ★★★☆
12.I’LL BE THERE FOR YOU ★★★☆
13.IN AND OUT OF LOVE ★★
14.RUNAWAY ★★★★
15.NEVER SAY GOODBYE ★★★☆

総合 ★★★☆










6thアルバム
『THESE DAYS』
(1995.6.12)

ベストアルバム『CROSS ROAD』から約8ヵ月後にリリースされた6作目となるオリジナルアルバム。
『CROSS ROAD』が快調なセールスを続ける中、オリジナルメンバーのベーシスト、アレック・ジョン・サッチがバンド脱退を表明。BON JOVIは今後4人で活動していくこととなります。ライブとレコーディングのサポートには、ヒューイ・マクドナルドを迎えました。

このアルバム、BON JOVIの作品群の中ではかなり異彩を放つ作風となっています。
全体的に暗いトーンで覆われているような雰囲気の作品で、歌詞の内容も重々しいものが大多数を占めています。
楽曲も、それまでの彼らに多く見られたようなストレートなロックナンバーは少なく、一聴して地味な印象をもつかもしれません。
オープニングこそ、リッチーの攻撃的なギターが暴れまくる『HEY GOD』、カラッとしたアメリカンロック『SOMETHING FOR THE PAIN』と、彼ららしさを感じるナンバーでスタートするものの、その後(特にアルバム後半)に収録された楽曲は新境地と呼べるものがほとんど。ジョン一人のペンによる『(IT’S HARD) LETTING YOU GO』や『SOMETHING TO BELIEVE IN』に漂う空気感はまったく新しい味わい。静かな出だしからグランジの香りを漂わせつつ展開する『MY GUITAR LIES BLEEDING IN MY ARMS』なんかも、流して聴くには勿体無さ過ぎる逸品。何度もアルバムに収録される機会を逃し、今回ようやく収録された本編ラストの『DIAMOND RING』も渋くて味わい深いものがあります。もちろん『IF THAT IS WHAT IT TAKES』のような彼ららしい大陸的でポップなナンバーもあるんですけどね。
こうやって見ていくと、いかに今回のアルバムがそれまでの作品とは大きくカラーの異なる作風であるのかが分かりますね。上に挙げたアルバム冒頭の2曲だって、歌詞の内容からすればシリアスな雰囲気が漂うものになっていますしね。
タイトルトラック『THESE DAYS』の秀逸さも含めて、前半6曲の流れは今回も完璧。特に5曲目まではすべてシングル曲ということもあり、素晴らしい完成度を誇ります。個人的にその中でも気に入っているのが、ジョンとリッチーのハーモニーが美しいバラード『LIE TO ME』。ロッカバラード『THIS AIN’T A LOVE SONG』なんかも、新境地でありながら素晴らしい説得力をもった名作ですね。
後半にしたって、地味なのは確かなんだけれども、今回は新境地の連続で耳を奪われます。これまでの彼らの作品でありがちだった、「分かりやすいゆえの飽きやすさ」というものが今回は微塵も感じられないつくりになっています。彼らにとってこういった作風のアルバムは結局これ一枚になってしまいましたが、もしこの方向で進んで行ったらどうなっていただろうと思わせる一枚ですね。何度も聴き込みたい名盤。

1.HEY GOD ★★★
2.SOMETHING FOR THE PAIN ★★★☆
3.THIS AIN’T A LOVE SONG ★★★☆
4.THESE DAYS ★★★★
5.LIE TO ME ★★★★
6.DAMNED ★★★
7.MY GUITAR LIES BLEEDING IN MY ARMS ★★★☆
8.(IT’S HARD) LETTING YOU GO ★★☆
9.HEARTS BREAKING EVEN ★★★☆
10.SOMETHING TO BELIEVE IN ★★★☆
11.IF THAT IS WHAT IT TAKES ★★★☆
12.DIAMOND RING ★★★

EXTRA TRACKS

13.ALL I WANT IS EVERYTHING ★★★
14.BITTER WINE ★★★

総合 ★★★★

ダークで地味な雰囲気ながら、聴き込むほど味わい深い一枚。


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