園芸侍の「なんでも植物栽培記」

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 私の畑には4株のイチハツが植わっている。イチハツは中国原産のアヤメの仲間で、民家の庭先によく植えられていて、4月から5月にかけて青紫の花を咲かせる。ちなみに、私が植えているものはちょっとレアな白花品種である(^^)v。自宅の庭には斑入りも植えてある。
畑のイチハツ
 さて、このイチハツ、文献によれば、昔は民家の茅葺の屋根のてっぺんに植えられていたという。その理由は、イチハツが屋根に根を張って締め付けてくれるから屋根が風に強くなるという効果があったからだとか。本当に効果があったのか分からないが、かつては普通に見られた光景らしい。そういうわけで、今でも英語では「ジャパニーズ・ルーフ・アイリス(Japanese Roof Iris)」と呼ばれている。しかし、中国原産なのになぜジャパニーズなのかと 突っ込みを入れたくもなる(笑)。 どうも、かつて来日した外国の植物学者の見聞が、あちらで誤って伝わったらしい。まさか、向こうの人は今でも日本では屋根にイチハツを植えていると信じているのではなかろうか?
 昔は屋根に植えていたという話はよく本に載っているし、ネット上で「イチハツ」で検索してもその話がよく出てくる。しかし、実際に植えられている絵や写真を見たことがただの一度もない。地方に行けばまだ茅葺の家が残っているので、もしイチハツを屋根に植えている家があればこの目で確かめ、写真に収めて記録を残しておきたい。





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最終更新日  2006.10.29 23:35:20
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