園芸侍の「なんでも植物栽培記」

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カテゴリ: 蘭、洋蘭
 カトレア原種、C. dowiana aurea 'El Dorado'(C.ドウィアナ・オーレア ’エル・ドラド’)が開花した。本ブログでは初登場である。もともとこの個体の存在を知ったのは、平成元年(1989年)ごろの某洋蘭雑誌でのこと。当時、その雑誌の中にカトレア原種の連載記事が載っており、ドウィアナを扱った回でこの個体の写真を見て、ぞっこんほれ込んでしまった。ドウィアナは、他のカトレア原種に比べると個体差が少ない方だと思うのだが、この個体はどこかきりりと引き締まった紳士のような雰囲気があった。特に、リップの模様が素晴らしく、いつか手に入れたいと密かに夢見ていた。
 そして確か1990年代後半にその記事の著者に直接電話してこの個体のことを尋ねたことがあるのだが、株が小さくて分けれらない状態とのこと。そして、ほんの数年前だが、その方がお亡くなりになったと聞いた。もうこの個体は手に入らないのかと思っていたところ、 昨年の7月18日 にC. dowiana rosita 'Fischer's' を取り上げた時に、非常にありがたいことにコメント欄に有力情報を書き込んでくださった方がおられ、それがきっかけで昨年10月1日に分け株をめでたく入手することができた。当時、その株は株分け直後の2バルブで、まだ新芽が出ていなかった。開花まで少なくとも2年はかかるのではないかと思っていたところ、なんと1年も経たないうちに初開花を迎えた。
C. dowiana aurea 'El Dorado' 20150729-1C. dowiana aurea 'El Dorado' 20150729-2
 まさにこの個体こそ、あの本で見た’エル・ドラド’である。株分けしてからの初花なので、まだ花は小さいし、展開も良くないが、あの独特なリップの雰囲気はちゃんと出ている。本に載っていた花はもっと引き締まって独特な雰囲気があった。まさにエル・ドラド(黄金郷)の名に恥じない個体だと個人的には思う。もちろん、香りも素晴らしく、鼻を近付けると濃厚な香りが漂ってくる。これからの成長が本当に楽しみだ。情報を提供して下さった方には本当に感謝したい。





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最終更新日  2015.07.29 21:18:12
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