　今年のドウィアナ開花報告第4弾。今回は、ブログ登場2回目となるC. dowiana aurea 'El Dorado'（C.ドウィアナ・オーレア ’エル・ドラド’）。前回の登場は昨年の 7月29日。私が、この個体をどれほど探し求めていたかは前回の日記を参照されたし。それだけに、今年の開花も非常に心待ちにしていたのだが、ここにきてハプニング発生。それは、8月22日に千葉県を襲った台風9号だ。その様子は、「風のバカヤロ～＃」と題して（笑）当日の日記にも書いている。 attachment1

　私は、一部のカトレアは物干竿に吊るして栽培しているのだが、強風に煽られて物干台ごと倒れてしまい、吊るしていたカトレアが全て落下してしまった。この時、この個体はシースの中につぼみが2個上がっていたのだが、鉢が落下した時にシースが何かに強打されたようで、中のつぼみが損傷を受け、1つ腐って枯れてしまった。その時はもうダメかとあきらめていたのだが、何日か後によく見ると、残ったもう一つのつぼみがシースを割って外に出てきて、このたびめでたく開花を迎えることができた。 C. dowiana aurea 'El Dorado' 20160903

　花は本来のものより小さいが、このリップの模様はまさにエル・ドラド。あの台風での損傷が何事でもなかったかのように、しっかりと咲いている。カトレアは原産地では高い樹上に着生しているだけに、強風には案外強いのだなあとつくづく感心させられる。今のところ順調に株が大きくなっているので、来年はさらに良い花を期待したい。あと、台風の備えもしっかりと行いたい。

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