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<伊豆の国ビール>試合からの帰り、三島からの新幹線を待っている間に大将が売店で見つけて来た地ビールです。<ピルスナー>チェコ産の「ザーツホップ」をふんだんに使用し、少量を発酵後期に投入する、ドライホッピング製法を採用しております。より香りを重視し、ラガー系ビールではなかなか類を見ない製法です。<ヴァイツェン>正確には「南ドイツスタイルヘーフェヴァイツェン」小麦モルトはドイツから輸入、初期比重を少し高めにして、香り豊かで、奥深い味を再現しております。スタンダードなヴァイツェンとボックスタイル(強いビールのこと)中間をイメージし造ったビールです。<スタウト>熟成期間を50日以上と定め、じっくり熟成させます。原料の一部に、発酵しない糖分を使用することでよりしっかりとしたボディーを演出できます。焙煎されたモルトをふんだんに使用し、コーヒーを飲んでいるような香ばしいビールであり、また炭酸ガスを少し弱めにすることで、より細やかで繊細な泡立ちを演出しております。ほのかに残る甘味と香ばしさ、本格的製法のスタウトは一度飲む価値ありです!3種類ありますが人気があって売り切れたのか、売店で手に入ったのはヴェイツェンだけ。缶入りのせいか,炭酸がきつく感じられました。しばらく放置して温度が上がって来ると風味がより感じられるようになって美味しいです。造っている所は『みんなのHawaiians』という施設のレストランなんですね。行った事無いんですが、ハワイアンズって常磐だけじゃなかったのね。動物園やダンスショーも楽しめる複合施設のようです。地ビールはインターナショナルビアカップで金賞・銀賞・銀賞と3本とも受賞(スタウトが金かな?)とのこと。2010年から造り始めたそうですから、比較的新しい地ビールです。ご興味ある方、こちらから注文出来ます。
2015/02/28
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<消えたダンスシューズ>朝会場に来るのが遅かったので、選手控え室となっていた廊下に陣地スペースはほとんどありませんでした。私たちは半畳くらいの隙間に荷物だけ置いて、試合の合間は観客席かフロアサイドで時間をつぶすことにします。どっちにしろ廊下は寒くてあまり長くいたくない場所だったんです。午後のスタンダード競技もプログラムが進行し、そろそろ選手控え室も空いて来た頃。ベンチのあるいい場所があいたから、そっちに移動しようと大将が言いました。私たちだってスタンダードはそんなに長く勝ち残れないから、どうせもうすぐ帰るんだしこのままでもよかったんですけどね。しずおか選手権の方は1コケでしたがシニア2の方は勝ち残っていたのでそろそろ準備してフロアの方に降りようとした時のこと。『ねえ、ボクの靴しらない?』1次予選が終わったあと脱いでどこかに置いて来ちゃったのかな。移動前の陣地跡とかフロアサイドとか考えられる場所全て探したんですけどないんですよ、ボクの靴が。大将がスタンダードの靴買ってるとこなんて見た事無いですから多分10年来履いている古いエナメルの靴だと思うんですが行方不明になってしまいました。なくなっても悔いはない代物ですが、今はないと困るんですよね。1足しか持ってないし。もうシニア2の準決勝が迫っていましたので決断するしかありません。『ラテンシューズで出ちゃうしかないんじゃないの?』大会事務局の方にも落とし物とか忘れ物とかで男性のスタンダードシューズが届いてないか聞いてみたんですけどないみたい。アナウンスが会場に流れました。『どなたかダンスシューズを間違われた方はいらっしゃいませんか。お探しの方が大変お困りです。もう一度シューズを確認して下さい。』そのアナウンスが流れた時にはもう時既に遅く、大将は履き慣れたラテンシューズでワルツもタンゴも踊り終わった後だったんです。足元ご覧になった審判の先生は、ガングロのなんちゃってスタンダードダンサーは靴も持ってないのかと思われたかもしれません。スタンダードの靴に比べるとラテンシューズはほんの少しヒールが高く細いので踊りに影響したかもしれませんが大勢に影響はないでしょうね。笑っちゃうのは結果が出て帰ろうとした時のこと。移動前の陣地跡にポツンと大将の靴が置かれてたんです。どなたか間違われた方が気付いたんでしょうね。『なんかこの靴、履き心地が違うな。』って感じでしょうか。私の靴が行方不明になった時は相当焦りました。女性用のラテンシューズとスタンダードシューズは明らかに見栄えが違いますもんね。他人事だから言えるのかもしれないですけど、男性の靴はラテンもスタンダードも大して変わらない気がするんですよね。パーティでは大将どっちもラテンシューズで踊ってますし。今回スタンダードシューズもそろそろ買い替え時かなと思いましたけど、戻って来たからまたしばらくはこれで頑張ってもらいましょう。
2015/02/27
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<ドレス切り裂き事件>しずおか選手権の予選を踊っているときから違和感はあったんです。最近気にしている右腹のコネクションをとろうとすると、なんか大将のエンビが引っかかる。そこにくっ付いてじっとしていられればいいんですが、動きまくるのでその度に引っ張られる感覚でした。踊り終わって見てみると、なんと右胸の下から肋骨の終わる辺りまでドレスが綺麗に裂けてたんです。最初は小さなほころびだったみたいなんですが、踊っているうちに大将のエンビのボタンが引っかかってより傷を広げてしまった様子。『裁縫道具持ってないの?』持ってる訳ないじゃろう、わたしが。それに持っててもすぐ次のラウンドまでの間に縫うなんてブラックジャック先生じゃあるまいしムリムリ。安全ピンで留めようとしたんですが、太ってパツパツのドレスなのでお肉刺しそうで恐いんです。焦ってドレスを脱ぎ、安全ピンで裏から穴を塞いでフロアに傾れ込みました。もう10年以上着ているドレスですのでいろいろ解れて来ても不思議じゃないんですが、今のところこれしか入るスタンダードドレスがないので選択の余地がありません。大将のお母さんにもらった他のドレスは太って入らないので箪笥の肥やし状態になっております。後でビデオで見たら、もの凄く目立ってましたね。皆さん裾の大きく広がったボリュームのあるドレスなのに対し、一人シュッと細身のドレスでしかも踊りも同様に貧弱なんです。以前このタイプの細身のドレスが流行り始めた頃、フランス人形みたいな裾に羽がいっぱい付いた一昔前のドレス着てて目立ってたこともありました。自分がスリム化するのもあまり期待できないので、そのうちまた流行が繰り返して細身のドレスが流行ることを希望しているんですが…。
2015/02/26
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<あしたかつ>そろそろ受験シーズンも終わりかと思いますが、ゲン担ぎの食べ物ってありますよね。トンカツとかキットカットとか。カールもこの時期だけ『うカール』なんて名前変えて売ってたりします。ミスドもそれ系のドーナツ出してました。私はあまりそう言った食べ物でゲン担ぎはしない方なんですが、今回たまたま前日に入った定食屋で『あしたかつ』なんていうものを見つけてしまって面白いのでたのんでみました。沼津駅北口にある大衆食堂『奉天軒』さん。小さなお店なんですが結構賑わっていて、店内にはたくさんの色紙が壁中に貼ってあります。芸能関係は疎いのでザッと見てすぐに分かったのはジャイアンツのメンバーの色紙くらいでしたが…。揚げ物が主体のお店です。私はアジフライと唐揚げ定食,大将はアジフライとエビフライ定食たのんでからこの『明日勝つ』なんて言う名物を見つけてしまい追加注文しました。たっぷりご飯とみそ汁に卵豆腐も付いてボリュームの定食、それにサクサクの揚げ物でお値段もリーズナブル。楽天1位 1日で187名様からご注文!本場沼津の肉厚アジ干物セット『あしたかつ』は長泉のあしたか牛と白ネギを使った小さめのメンチカツでした。『これ食べて明日勝つかな?』シニア2ラテンで優勝出来たのはこれのお陰だったのかもしれませんね。それならもう2〜3個食べとけばよかったかも。皆さんは何かゲン担ぎの食べ物ありますか?
2015/02/25
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2月22日に日本武道館で行われたアジアオープン。今年も見に行かれませんでしたので結果のみお知らせします。---------------------------------------------------------------プロボールルームオープン(出場組数127)---------------------------------------------------------------(決勝)1 Victor Fung Anastasia Muravy USA2 Andrea Ghigiarel Sara Andracchio England3 Domen Krapez Natascha Karabey Germany 4 Valerio Colanton Monica Nigro Italy5 Angelo Madonia Mariia Mitrokhin Great Britain6 Alessio Potenzia Veronika Vlasova Russia (準決勝)Rudiger Homm Katia Kanevskaya GermanyFederico Di Toro Anri Kokkonen England Wei ping Li Cen Zheng Macau Eldar Dzhafarov Anna Sazhina AzerbaijanStanislav Zelian Irina Cherepanov RussiaSteffen Zoglauer Sandra Koperski GermanyUK戦でも書きましたが3位と4位は昨年末に結成した新生のカップル。アルナスたちが出ていない分、一つずつ順位が繰り上がった形になっています。---------------------------------------------------------------プロラテンオープン(出場組数105)---------------------------------------------------------------(決勝)1 Riccardo Cocchi Yulia Zagoruyche USA2 Maurizio Vescovo Andra Vaidilaite Canada3 Andrej Skufca Melinda Slovenia4 Stefano Di Filip Dasha USA 5 Emanuele Soldi Elisa Nasato Italy6 Jurij Batagelj Jagoda Batagelj Slovenia (準決勝)Valera Musuc Nina Trautz GermanyMasaki Seko Chiaki Seko Japan Rangel Spirov Veronika Chernya Bulgaria Massimo Arcolin Laura Zmajkovico ItalyManuel Favilla Natalia Maidiuk UkraineMasashi Shibanis Maria Kishimoto Japanユーリとヤグダが6位に入賞しました。瀬古組、芝西組が準決勝。---------------------------------------------------------------プロボールルームクローズド(出場組数112)---------------------------------------------------------------1 Wei ping Li Cen Zheng Macau2 Yuta Nakagawa Kumiko Nakagawa Japan3 Jim Chen Anita Chen Taiwan4 Kenji Moriwaki Miku Matoba Japan5 Sang hyo Jo Sae rom Bae Korea6 Sang wung Nam Se hee Lee Korea---------------------------------------------------------------プロラテンクローズド(出場組数88)---------------------------------------------------------------1 Masaki Seko Chiaki Seko Japan2 Masashi Shibanis Maria Kishimoto Japan 3 Jea ho Jung So yeon Yoon Korea4 Zhen bo Wang Xin chen Liu China5 Shouhei Tsuji Mariko Tsuji Japan6 Cheng lin Li Xin Zhang Chinaこちらはアジアの選手だけの戦いです。ボールルームでは中川組、森脇・的場組、ラテンでは瀬古組、芝西・岸本組、辻組、決勝入りおめでとうございます。アマチュアの結果はこちらです。---------------------------------------------------------------アマボールルームオープン(出場組数33)---------------------------------------------------------------1 Kyle Taylor Izabela Skierska England2 Georgiy Markarya Nadezda Rukhlova Russia3 Mikhail Eremeev Olesya Eremeeva Russia4 Yeon gyu Lee Yulina Shim Korea 5 Yuuki Fujimori Minako Fujimori Japan6 Sota Fujii Ami Yoshikawa Japan---------------------------------------------------------------アマラテンオープン(出場組数35)---------------------------------------------------------------1 Damir Haluzan Anna Mashchyts Slovenia2 Adam Hathazi Morgana Lakatos- Canada3 Yao Tang Xin Huang China 4 Yuki Suzuki Ayaka Harada Japan5 Yu guang Wang Xiu ting Hong China6 Liang Liu Xi yue Wang China詳しい結果はこちらをご覧下さい。競技の様子はスポーツチャンネルで生中継されたそうです。3月1日のスカパー無料の日にも放送されるそうで、大将は録画予約したと言ってました。ご興味ある方はネットで検索してみて下さい。去年の結果はこちらです。
2015/02/24
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<富士山>沼津駅近くの交差点で信号渡ろうとしたら、富士山でした。あ〜たま〜をく〜も〜のう〜えにだ〜し歩行者信号の音楽ってご当地ものなんですか?JRの発車音はバラエティがあるのを知ってましたが、信号機にもあるのは知りませんでした。京浜東北線蒲田駅は蒲田行進曲で分かりやすいですよね。大好きな地ビールレストランのある常磐線牛久駅は上りと下りが別音楽で、何でか知りませんが『オーシャンゼリゼ』と『グリーングリーン』なんです。私はこの童謡を知らないんですがこの駅に降り立つ度に大将は得意げに『むかしパパはいったさー』とか、怪しげな歌詞でいつも歌い出すんですよ。JRの発車音のことはともかく、信号機の歩行者メロディ、皆さんの所はどんな曲なんでしょう。どこかで『とおりゃんせ』は聞いたことありましたが、最近うちの近所では『ピヨピヨ』です。カッコーの鳴き声も聞いたことありますね。ひょっとして水戸に行ったら『じ〜んせいらくありゃ』とか水戸黄門が流れたりしてるんでしょうか。そういえば最近は音のでない信号機の方が多くないですか?海外の信号機はイタリアでもドイツでも無音だった気がします。久しぶりに歩行者信号からメロディが流れるのを聞いて、しかも富士山だったのでちょっとビックリしました。
2015/02/23
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東京マラソンで東京が一つになっていた日、私達は静岡で試合でした。静岡新聞杯争奪のしずおか選手権(A級戦)は今年の都道府県対抗戦や三笠宮杯への派遣選手選考会でもあり、マラソンよりダンスの皆さんが首都圏からも集結するハイレベルな戦いです。私達は間近に控えた東京インターの前哨戦として自分たちの踊りをチェックする意味も兼ねてラテン・スタンダードともにこの選手権に参加しました。さらに長丁場の海外戦を見据えた体力勝負に挑む形でシニア2のラテン・スタンダードA級戦にも参加。プログラムの参加者リストにカテゴリー4つも丸付いてるの私達だけなんじゃないかと思っていたんですが、5つに出ておられる方もいらっしゃいました。さて、最初はラテン選手権の予選です。参加組数16組。種目はジャイブ以外の4種目、2ヒートに分けて踊りました。自分たちの踊りを確認しようとビデオ持っていたんですけど2階席までスイッチ押しに行く心の余裕がなかったんです。続くシニア戦はエントリー10組でサンバ、チャチャ、ルンバの3種目。準決勝からでした。選手権の方は準決止まり、シニア戦の方は決勝まで進めましたが時間の関係で表彰式がなかったんですよ。セルフサービスでトロフィーとりに来て下さいというパターンでした。冷暖房完備ではない体育館でしたので寒かったんですが、待ち時間がそれほどなく踊ってばっかりだったので気になりませんでした。一応ホッカイロをポケットに入れてましたけどね。ラテンは4ラウンド全部で15曲踊らせてもらったんですが、シニア戦の決勝(4回目)には同じルンバを同じ場所で繰り返すのに飽きてしまってちょっとアドリブかましてみたんです。演歌調の『あなた、私を捨てないで』的な踊りを、シャンソン風の『もうお別れよ、愛してたけど』に変えてみたんですよ。終わってから大将にエライ怒られましたね。『フロアで唯一の味方になんて事するんだ。』みたいに。いつの間にか大将がビデオのスイッチ押してたみたいでこの決勝の様子がきっちり録画されてるんですが,私が見た限りではいつもの踊りより驚いた大将が迫真の演技っぽくていい気がしましたけどね。シニア2ラテンは優勝でした。会場で応援して下さった皆様、ありがとうございました。午後からのスタンダード。しずおか選手権は参加43組、予選は4ヒートに別れてヴェニーズ以外の4種目、シニア2A級戦は参加18組、ワルツ、タンゴ、スローの3種目で戦います。選手権は思っていたよりずっと厳しい戦いでした。表現力といい、テクニックといいまるで格が違うんですよ。私達の踊りはほぼボージョレー・ヌーボーなのに対し、皆さんの踊りは熟成された高級ワインの様でとても歯が立ちませんでした。それでも何人かの審判(多分ラテン出身の)にはチェックを入れて頂き0点は免れましたが1コケでした。シニア戦の方も2回踊らせて頂いたものの準決止まり。スタンダードは10曲踊って終わりました。全部で25曲、結構足に来ましたよ。朝から晩まで踊ったのは久しぶりでしたので新幹線で地ビール飲んだら爆睡してしまい、東京駅で叩き起こされました。東京駅は、名古屋行きの最終が出る時間でしたが結構混んでました。東京マラソン関係の方々でしょうか。今日は長い一日でした。
2015/02/22
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ユーリとヤグダは今朝5時起きで韓国からやって来たそうです。先週は韓国で試合とレッスン、今週末はアジアンオープンと日本でのレッスン、更に来週は台湾で試合とレッスン。ダンサーってホント体力勝負ですよね。『ちょっと時差ボケだったけどもう今は絶好調よ。』イヤ絶対やせ我慢だろうな。かわいそうだけどもう少しがんばってね。ヤグダは私達のチャチャを半分くらい見ていてくれたので大将が着替えに走っている間に聞いてみました。『女性のパートで気になった事ある?』大有りだそうです。そりゃない訳ないでしょうね。一番気になったのは足元だそうです。『つま先が浮かんでるところがあったわよ。』これはいけません。最近スタンダードばっかりやってたからついヒールから着いてしまったりしてたんでしょうか。私もチャチャウォーク、もっとちゃんと練習しなきゃ。ヤグダにはルンバを見て頂きました。『さっきは男性が絞られてたから今度は女性ね。』結局どちらかと言うと大将が絞られてましたね。立ち方、もう一度チェックされてました。鏡の前でクカラッチャの練習。もう何万回も練習してますけどまだまだ奥が深いんですよ。ヒップはそれ自体を動かそうとしてはいけない。まず足の骨の上に体重移動して、ヒップはそのリアクション。ルンバウォークも同じです。床としっかりつながってからヒップのローテーションが発生します。女性らしい表現として、タンゴのダブルアクションにも似た首の動きを伝授されましたよ。男性前進女性後退のルンバベーシックもその動きの前にお互いに吸い込む動作をするとググーンと表現力が上がります。やり過ぎているところも指摘されました。『そこはじっと見つめ合うだけの方がいいわ。』ルンバってドラマなんですよね。ただやみくもに身体使えばいいってもんじゃないみたいです。まだ男性のリードと関係なく踊ってる箇所もあって『もっと待て』とも言われました。『自分で回ってはダメ。回してもらうまで真っ直ぐ歩いて。』ファンに開いてから女性が足を踏み替えるベーシックありますよね。ツー・スリー・フォー・ワンの『ツー』で踏み替えますけど、超ウルトライントロクイズみたいに『ツ』の音が聞こえるか聞こえないかで反応してあとはヒップムーズメントを見せるんです。気が付けばもう11時近くになってます。最後にお互いの試合での健闘を誓い合って別れました。次に合う時に笑顔でいい報告が出来ますように。
2015/02/21
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夜9時からユーリとヤグダのレッスンがありました。前回もそうでしたがヤグダは私の履いていたヒョウ柄の靴がお気に入りです。『ちょっと履かせてくれない?』私もヤグダの履いているヒョウ柄の靴を試させてもらいました。履き心地は相当違いましたね。ヤグダの靴はまるで靴下みたいに柔らかかったんです。ヒールも低いし横幅も広いので足の裏が自在に使えます。『もう靴の話しはそのくらいにしてレッスン始めるよ。』ユーリにせかされてまずはチャチャを見て頂きました。『なんでチャチャ?』いつも聞かれます。なぜそれを習いたいのか、明確な理由がなくレッスンを受けると時間とお金の無駄ですからしっかり考えて行くようにしています。ただ今回はどの種目にも特に問題点がなかったんです。最近ラテンはレッスンしてないから疑問点もモメてるところもなかったんですね。その通りにお話しして、気になるところを指摘して欲しいとお願いしました。『今日は男性にフォーカスだな。』一通りチャチャを踊って見て頂いたあとユーリがニヤニヤしながら言いました。大将しごかれる予感。前回もそうだった気がするけど。一番緩むのは背中を広く見せる立ち方なんです。ぺろ〜んとお腹出して立つともうその時点で競技は終わってると思えと言われました。メタボでポッコリお腹だとしても、前側の肋骨は左右から閉じる意識、下腹は締めとく意識は必要なんですね。クカラチャアクションとチャチャウォークも直されました。ルーチンとかコネクションとかに目が行きがちですけど、結局踊りの質を上げるのは『立ち方と歩き方』です。ラテンの場合はそれに加えてボディムーブメント。いかに滑らかに、いかに無駄なく、そしていかに美しくボディを動かすか。『左右どっちか、脇腹は必ず絞る!』チャチャのルーチンに沿って、一つずつムーブメントを確認してくれました。世界のプロラテンファイナリストが自分たちのルーチンを踊って見せてくれるんですからこれ以上のお手本はありません。自分が出来てるとは言いませんが大将のチャチャウォークは私より変で、以前から気になっていたんです。でも私が言うと反発してプイっと踊るのやめてどっか行っちゃうので諦めていました。ユーリに『もっと前に乗れ』と絞られてやっと普通のチャチャウォークに見えてきましたよ。それだけでも大収穫です。『最初の頃、身体のパーツがばらばら動いてたのに比べると随分進歩してるよ。』大将は絞られて身体中から吹き出す汗にまみれこの褒め言葉をちゃんと聞いてなかったようですけど、ユーリは自分のダンスが大将の中でちゃんと活かされているのがうれしかったみたいです。
2015/02/20
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最近ワルツでお気に入りの曲です。イギリス人のテノール歌手ラッセル・ワトソンが歌う甘い甘いラブソング。Amore E Musica(愛と音楽)です。この方、歌手目指してなくて旋盤工だったそうです。イギリスはポール・ポッツといいスーザン・ボイルといい、そう言う人多いですね。隠れた名歌手みたいなの。作詞 Felice Di Salvo、作曲 Roberto Paccoで2004年にリリースされています。イタリア語なので意味不明のまま踊ってたんですが、気になったので何歌ってるのか調べてみました。だいたいこんな感じだと思います。Amore E Musica / Russell Watson(lyrics by Felice DI SALVO/ music by Roberto PACCO)流して来たこの涙を決して無駄にはしたくない私は飛びたいのです、一人でやり遂げたいのですあなたなしに歌うこの歌でしかし劇場は空しく観客は沈黙していますまだあなたを忘れられずにいることをご存知のはず昨日まで、あなたは私にとって音楽そのものだったからだから私は一度も装う事無く歌えたのです今私は自問しています、これから一体誰のために歌ったらいいのかと愛と音楽ここに私は立ち返る息が続く限り我が声と魂、それが私の持つ全てのものこの絶望を無駄にしたくない今はどん底に落ちて歌を書けないけれど愛と音楽はメリ−ゴーランドのようにもう一度手に手を取り合うのです聴衆の待つ劇場で私はもう一度自分を取り戻しました私は自分自身を見いだしたのです愛と音楽よ合唱の中に2つの鼓動が一つになるのを感じますあなたの歌が私の誇りとなりそして二人の魅力となるでしょう暗闇を照らす光のように観客の中にいる輝く瞳の優しい恋人たちのようにそして私たちも、群衆の中に迷いながらも愛と音楽はまだ手を取り合っているのです混雑した劇場の中で私はもう一度あなたを見つけましたあなたを見つけたのです愛と音楽よ(StarTrees超訳)
2015/02/19
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今日はボルタの生誕270年の記念日だそうです。電池発明したイタリア人科学者です。電圧の単位ボルトは彼由来。ダンスの世界でボルタといえばサンバ。足をクロスしながら横に進むステップですね。日本語では発音同じなんですけど綴りが違います。ダンスの方はVORTA,電池の方はVOLTAです。パーティの時に初対面の男性とサンバ踊る機会がありました。競技経験のある割と上手な方だったんで助かったんですが、ちょっと気になったのがボルタ。向かい合って踊る自分とあきらかにリズムの刻み方が違うんですね。わたし:『ボール・タ、ボール・タ、ボール・タ、ボール・タ。』男性A:『ボル・ター、ボル・ター、ボル・ター、ボル・ター。』なんか気持ち悪いなあとは思ったものの、男性のリズムに合わせるのもちょっと違う気がするし。さらっとやり過ごしたいところなんですが、ボルタがお好きらしくへビーローテーションで繰り出して来られるんですよ。しかもパーティでサンバ踊ってる人あまりいないもんですからフロア空いてて目立っちゃってるみたい。妙に皆の視線を感じます。サンバとかジャイブで難しいのは1カウントを4分割して3:1にリズムを切ることなんです。『ワン・あ・ツー・あ』、みたいにカウントしますね。この『あ』の部分は1/4(よんぶんのいち)、カタカナの数字部分は3/4(よんぶんのさん)です。生身の人間なんで正確に細かいリズムを刻むのは難しいのは分かるんですが、少なくとも数字部分の方が『あ』より3倍長いので長短の違いがはっきり分かる必要があります。『ボル・ター』リズムだと『ボル』と『ター』が同じ長さみたいになってしまいますよね。何でそうなると思います?一番の理由はリズム配分をよく分かってない事だと思いますが、もう一つ大きな理由は多分踊り方を誤解しているからだと思います。『ワン・あ・ツー・あ』で横に進んで行きますけど、数字の部分では足をクロスします。このリズムのどこで横に進むと思いますか?以前私はこの数字の部分で横に進むのだと思っていたんですね。これ、間違い。足をクロスした時にヨコに大きく進もうとすると長い(?)足が絡まってしまって、ほどくのが大変なのでリズムが甘くなるんです。数字の部分でクロスする足は小さくて、むしろヒップアクションを見せます。横に進むのは『あ』の部分。ボルタは螺旋階段上る時も使えますので、ゆっくり練習してみて下さい。お手本はこちらです。(2分くらい経過したところ)
2015/02/18
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都会育ちの書道家と五島列島の島民たちとの交流を描いたアニメを見ました。五島の言葉って博多弁に似てるようで似てないですね。『なんばしようと?』くらいなら分かるんですが、こんなの分かります?『うんにおえぎいっ。』(訳:海に泳ぎに行く)『おけがまくっちした。』(訳:大怪我しそうになった)ちなみにタイトルの『ばらかもん』は元気者という意味だそうです。島の生活は私の生まれ育った昭和の下町にも似てなんだか嬉しくなりました。玄関の鍵なんてあってないようなもんだし、子供たちは夏休みになると虫とったり海で遊んだり。お祭りや引越などのイベントは島民全員参加で、持ちつ持たれつ感が最近忘れていた人付き合いの暖かさを思い出させてくれました。主人公の半田清舟(23歳)は都会の書道家の家に生まれたサラブレッドですから、子供の遊びなんかにはほとんど無縁で祭りにも行った事無いし孤高の人生だったんです。本も数冊出してるし書家としても認められていて書展でもいつも入賞。そんな彼がなんで島に行くことになったかというと、自分の字を『実につまらん字だ』と言われたのにカッとなっておじいさん館長を殴っちゃうんです。いわゆる島流しですね。島には面白い子供がたくさんいました。ばらかもんの琴石なる(6歳)は、半田に多大な影響を与えるんです。子供なんですけど行動や言葉に真理を突いて来るところがあって、半田が自分を成長させて行くインスピレーションになって行きます。なるの親友の久保田ひな(6歳)は超人見知りなところが自分の子供時代とかぶります。半田の住まいを基地として使う中学生のミワとタマ、高校生のヒロシ。個性豊かな島の登場人物に加え、東京からやってくる半田の友人で画商の川藤や18歳の書道家・神崎などなど、12話で終わるの勿体ないバラエティに富んだキャラが次々やってきてとっても面白かったです。五島出身の友達のこと思い出しながら大将も巻き込んで2度見ました。ヨシノサツキ原作の単行本も10巻まで出ていて累計200万部突破だそうです。これは、お薦めです。公式サイトはこちら。
2015/02/17
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ピボットがなんで進まないのか分かりました。二人がピボットしていたのではいつまで経っても進まないんです。一人がピボットをしているとき、もう1人はピボッティングをする必要があったんですね。『ピボッティングって、なに?』『ピボットとどう違うの?』これがね、全然違うんですよ。Pivot (ピボット)片足のボールで回転する動作。Pivoting (ピボッティング)相手の両足の間に前進しながらその足のボールで同じ方向に回転する動作で、もう片方の足は相手のサポーティング・フットの周りを円を描くように動かす。このピボッティングがあるから進むんですね。これからはどんな種目でも、『ピボット』といわれたら『ピボット&ピボッティング』と思いましょう。例えばまず男性(青)の左足が回転軸とすると、男性はピボット、女性(赤)は男性の右足の回転に合わせて右足前進して左足は大きな円を描くピボッティングアクションをします。次は女性の左足が二人の回転軸で女性はピボット,男性はピボッティングアクション。これを繰り返して進んで行きます。両膝はまげて中途半端な四股踏んでるみたいな形になって右の腿の内側で相手の進み具合を感知します。つま先は図解では真っすぐになっていますが、膝を曲げるのに合わせてガニマタな方向に向きます。上半身は真っすぐ立てたまま,スウェイとかしません。フットワークにコツがあって、ピボットは両足ともボール、ピボッティングは前進する足がヒールからボール、もう片方がボールです。お互い相手に対して外側の足のヒールをついてしまうと軸がぶれて、相手を引っ張ってしまうので注意が必要。サンバで長年やってるんですけど、頭使って考えた事無かったので体感でなんとなく進まないもんだと思っていました。やっとこれからサンバのピボットでも進むことができると思います。
2015/02/16
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夕方から茨城DSCの会議が予定されていました。その前に少しでも練習しようと練習場に行ったんですが、急いで家を出たせいで忘れ物をしてしまったんです。気が付いたのは練習場に着いてからでした。車で片道20分くらいかかりますから、取りに帰って往復するとかなりの時間ロスになるんです。忘れたものがダンスシューズとかだとどうにもならないので取りに帰るかもしれないんですが、なくてもいいかもしれないなあという微妙な代物だったんですね。着替えの下着です。汗だくになるので着替える必要はあるのですが、そこで究極の選択が行われました。1 下着無しで練習して、下着ありで会議に参加2 下着ありで練習して、下着なしで会議に参加皆さんならどちらを選びますか?今日は地元で競技会があるので練習場は比較的空いていました。そこで私の選択は1。薄手の練習着じゃなかったから胸も透けないし、黒のスパッツ履いてるから下も大丈夫かなと。会議は至近距離に男性が何名かいらっしゃいますけど練習では至近距離に来るのは大将だけですもんね。ノーブラでもノーパンでも誰も気にする人いないだろうと思った訳です。それでどうなったか?特に問題ありませんでした。選択肢2でも別に問題なかったかもね。
2015/02/15
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有明にあるJDSFのトレーニングセンターに行って来ました。行くのは初めてでお台場の近所くらいにしか思ってなかったんですが、首都高からの眺めは素晴らしく夜景も相当綺麗だろうと思います。強化選手たちの血と汗のにじんだ道場のようなイメージ持ってましたけど、全然違いましたね。明るくて広くてきれいです。『茨城ではお世話になりました。』石原コーチ、パーティの私達のパソドブレを見て下さっていたそうです。今日はバレンタインデーですので私も義理チョコをお渡ししときました。大将にはこれ以上太って欲しくないのでチョコなし。レッスンを終えて東京の実家に向い、お昼をごちそうになったあと母と大将と3人でお墓参りに行って来ました。ちょっと遠いので頻繁には行けないんですね。せめて月に一度は行きたいと思っていますが来月は引越で忙しいかもしれないのでお彼岸会は合同でやってもらえるようにお願いし、塔婆だけ注文してきました。一周忌も前倒しに予約を入れて世界選手権と日程がかぶらないようにして、親戚にも連絡。まだ半年以上先の話しなんですけどね。これで世界選手権が少し現実味を増してきました。ここの所毎週のように実家の片付けを手伝っているんですが、まだまだ出て来るんです。掘り出し物というか、なんだこれはみたいなものが。今日はダイニングテーブルの下の収納庫から花瓶やツボがゴロゴロ出てきました。賞味期限切れの箱買い三ツ矢サイダーとか。押し入れの奥からは隠れていた座布団類。天袋からは結婚式の時のブーケ。捨てるの勿体ないからとうちに運び込んでいる新品の食器や衣類で、実家は綺麗になって行くんですがうちが逆にごちゃごちゃになってきました。私の部屋に飾ってあった大量の絵も全部持って来ちゃって、まるでうちが引越して来たばっかりみたいな状況になりつつあります。12個全部揃っている干支の置物とか、ほぼ履く機会のない草履とか、また持って行ってくれとか言われると困るので引越し用の段ボールに勝手に詰め込んで来てしまいました。夜は母が気合いを入れて作ってくれた混ぜごはん、20種類の具が入った豚汁、それにタケノコやごぼうやアスパラの煮物などをごちそうになります。最近ゆっくり休める休日がないのですが、ありがたい事に今年は風邪をひきません。母の手料理で毎週栄養とってるからかもしれませんね。
2015/02/14
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ヘリコプターが空中の同じ位置に止まっているように浮かんで飛んでいることを『ホバリング』と言いますね。ワルツやスローフォックストロットで使う『ホバークロス』のホバーは、これと同じで英語の『hover』を意味します。つまり『同じ位置で浮かんでる』必要があるんでしょうね。しかも『クロス』(cross)ですから交差するんです。男女が。私たちの競技用ルーチンにも入っているんですが、簡単に見えて実は今まで知らなかったテクニックがいろいろありました。まず、男性のフットワーク。ずっとテキトーに踊ってましたが、2回のボールターンがあるんですね。『これが重要だったんだよ。きちんとボールで回るから膝が痛くならないんだ。』先月のレッスンで教えて頂いて大将は目からウロコだったみたい。ボールっていうのは玉じゃないですよ。足の裏の土踏まずよりもつま先側のことを言います。つま先がトウ,かかとはヒールです。念のため。フットワークはよくなったんですが、クロスするときに男女間のお腹がカパカパ開いてしまって見栄えがよくありません。これはどうしたらいいでしょうと質問すると、皆さんはご存知と思いますが私的にはこれも知らなかった新テクニックを伝授されました。『ブラッシング』と言うそうです。服にホコリとかついてる時にブラシしますよね。あんな感じでボールで回るタイミングでお腹をこすり合わせるんですって。腹筋バッチリの引き締まったお腹同士なら抵抗無くシュッとブラッシングできるんでしょうけど、ポッコリお腹同士だと必要以上にジョリジョリこすり合っちゃうんです。お腹に石いっぱいついてるドレス着てると男性のエンビが毛羽立つんじゃないかと心配になりました。実際試合でやってみたんですけどエンビよりドレスの石の方が剥がれ落ちて哀しいお知らせです。古いドレスですので、もうしょうがないんですけどね。大将はボールで回るテクニックを知ったことがとっても嬉しかったみたいで、他の部分にも全部使えると息巻いていました。『いままでスタンダード踊ると膝が痛くなってたのは、ちゃんとボールで回らないうちに不自然な方向に足を出してたからなんだと思うよ。』膝は基本一方向しか曲がりませんからね。つま先の方向と違う方に曲げようとすると関節に負担がかかるんです。『全部ボールチェンジなんだよ。』ボールチェンジ? ボールターンじゃないの?『ちがーよ。ボールチェンジだってば。』証拠映像見せようと大将ごそごそやってたみたいですど、その後何にも言って来なかった所を見るとやっぱりボールターンだったんでしょうね。ボールチェンジはジャイブですよ。キックボールチェンジね。ホバークロスってなんだっけと言う方、こちらをご覧ください。
2015/02/13
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競技会で踊られる皆さん、だいたいステップは似たり寄ったりです。では上手い人とそうでもない人の差はどこに現れるのか。スタンダードのムーブメントは、足首,膝、股関節のジョイント部分からなる下半身で生み出されるとお話ししました。下半身をどう使ったら踊りの質を上げる加速性や滑らかさが得られるのでしょう。それが今日お話しするドライブアクションです。今年始めのレッスンで習ったんですけどまだ上手く出来ないんですよね。今回のグループレッスンでもご教示いただいたんですが、やっぱり上手くありません。自分が出来ないことを説明するのもどうかと思いますが、まず、足を前後に開いた時、前足ヒール,後ろ足ボールで立てないとこの動きはできませんね。ヒール履いてると余計に難しいので、わたしは自宅でスリッパ履いて練習してます。怪我しないようにグラグラしても掴まれるものがある所でやってみて下さい。<前進のドライブアクション>1 ロアー2 レジスト3 コントロール4 プッシュ5 リカバーロアーは何となく皆さんお分かりになると思いますが、足首・膝・股関節のジョイントを均等に使って垂直に少し低くなる動作です。レジストは『抵抗する』という意味ですが、バランスとりながら足の裏の前の方に重心を移す動き。続いてコントロール,これが一番難しいんですけど膝を伸ばしたまま片足を前に出す動きです。後ろ足のボールでコントロールしながら前足をヒールですーっと前に滑らせて2本の足で正三角形つくるみたいな形になります。次に後ろ足でプッシュして足を揃え、リカバーで最初のポジションに戻る。ゆっくりやるととんでもなく難しいこの動きをスムーズにしかも力強く出来るようになると、これがワルツやタンゴ、スタンダード5種目だけでなくパソドブレもグレードアップするという基本動作です。<後退のドライブアクション>1 プリペア2 ロアー3 レジスト4 コントロール5 プッシュ6 リカバー後退はプリペア(準備)と言う動作が入る以外は前進と一緒です。プリペアは後退する方の足をポイントしてあらかじめ準備しておく動き。ロアしたあと、レジストでは足を動かさずに重心をヒールの方に持って行きます。後退のコントロールは前進ほど難しくなくて、前足フラットでついたまま後ろ足をトウで下げて行きます。次のプッシュがちょっと難しいですね。前足プッシュで後ろ足に揃えるんですが、その時前足は膝伸ばしてヒール,後ろ足は膝まげてヒールつかないで引き寄せて来るんです。前足が後ろ足にそろうまで後ろ足のヒールは着けてはいけないそうです。こんな小難しいことどこで使うのかと思いますよね。私のイメージではワルツのすべてのカウント1でこれ使う気がします。あんまりよく分かってないのでいい加減なこと言ってしまってはいけないんですけど、他の種目でもヒールから出るスローカウントはみんなこれじゃないかしら。なにがいいのかっていうと、この技で踏み出す1歩はグーンと加速するしガタガタしないんですよ。これを二人で出来たら移動距離も伸びるし滑らかさは増すし、あきらかに高級車に一歩近付く気がします。あくまでも出来たら、の話しですが。
2015/02/12
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週半ばの祝日、皆さんはいかが過ごされましたか。私たちは練習の後、近所の天然温泉に行きました。水曜日はレディース・デーということで女性は割引料金で入れますので女湯は微妙に混んでました。天然温泉以外にもサウナやジャグジーがあって長く入ってても飽きないし癒されるんですよね。今日はゆっくり温まろうと塩サウナに入ってみることにしたんです。ちょっと隠れた場所にあるのでここなら空いてるかと思って。テレビもあるしゆっくり塩揉みでもするかな….。ところが扉を開けてみたらそこは異次元だったんですね。体脂肪率5%みたいな超スリムな若いお嬢さんが3人。入っていいものか腰が引けました。なんと皆さん、V字腹筋してたんです。ここ、サウナですけど…。入るか出るか速く決めないといけないので咄嗟に入ってしまったんですが、一人だけ身体の3分の1くらい体脂肪の人間が混ざっていいものでしょうか。私もV字腹筋やった方がいいですか?ドッキリ、なわけないよね。テレビでは実況アナウンサーの脳がどうのとか言う番組やってましたけど、そっちよりこっちの方が絶対面白いから。そのうち終わるかなと思って隅っこの方にこじんまりしてたんですが、皆さん凄い持久力でね。終わらないんですよ。最初にやめた奴がラーメンおごるとか、そっち系でしょうか?聞くに聞けず、かといって仲間に入る訳にもいかず、居心地悪くなって出て来てしまいました。あれは何だったんだろう。大将に話したら、爆笑して言いました。『それはきっと新体操部だ。』新体操部はサウナで筋トレですか?体育館でじゃなくて?私もやった方がいいだろうな。そんな長く出来ないけど。風呂の中より、出てからの方が無難でしょうね。
2015/02/11
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ラテンとスタンダードの大きな違いは踊りのどこを見せるかということです。ラテンは個々の身体の絞りとか回転とか素早さとかが見せ場なのに対し、スタンダードは二人の移動で見せる踊りです。石原講師はレクチャーで、移動で見せるスタンダード種目の上半身・下半身が果たす役割に付いてお話し下さいました。下半身は腰から下ですが、これがスタンダードの見せ場である移動(ムーブメント)を司っています。曲がる部分は足首、膝、股関節の左右合わせて6カ所。まず足の向き、これが非常に重要なんだそうです。『基本はつま先が平行です。』ラテンやってる方はつい、つま先が開きがちなんですよ。人間の足は構造上かかとを合わせるとつま先が開いてしまうそうです。私もそうでよく注意されるんですが、例えば競技会で踊り始める前、男女が向き合って立ちますね。あの時も靴がぴたっと平行になっているのが基本らしいです。男性は靴ひもでチェックするといいみたい。男女がホールドしたときも基本つま先平行なんですって。気にした事無かったです、わたし。次に膝ですけど、これはつま先と同じ方向が基本だそうです。むしろそうでない方向に曲げて体重かけると膝痛めますからね。O脚やX脚の人は特に注意しないとうちの大将みたいにサポーターなしでは踊れない身体になってしまいます。ひざはつま先と同じ方向。最後に股関節。これも意識した事無かったんですが、足首とひざと同じ割合で曲げるそうです。単位はよく分かりませんが、『足首とひざが2なら股関節も2』とのこと。足首やひざが曲がらないまま股関節曲げると『でっちり』踊りになりますね。スタンダードは二人がお互いの前面をくっつけたまま踊りますから一人が『でっちり』踊りするとコネクションが保てません。立ち方が分かったところでどう動くかのお話に入るのですが、その前に上半身の動きを先にお話ししたいと思います。『あ、そうか!』と思った事がありました。スタンダードは動かさない部分があるということ。上半身の動くところは首とフレーム。腕は手首とか肘とか肩関節とかジョイント部分がありますが、そこは動かさないんですね。それでフレームという塊として扱うわけです。まず首ですが、スタンダードはローテーションのみなんです。女性はいろんな方向に首動かしますから男性の話しだと思います。首のつけねを中心に左右に倒したり前後に倒したりという動きはしないんですね。背骨から頭頂に抜ける軸といっしょに頭が動くので,動くのは左右を見る方向のローテーションしかないんです。ラテンダンサーはここがあいまいで首がゆらゆらしてる人多いですね。大将もそうです。フレームは左右のスウェイとローテーションがあります。首、というより鼻をフレームのスウェイ方向に合わせると綺麗に見えるようです。ワルツのナチュラルターンも男性ずっと左見てるよりスウェイに合わせて逆見たほうが上手い人っぽいですね。ホワイティさんたちがビフォー/アフターの実演して下さったんですが、なるほどと思いました。<まとめ>1 スタンダードの基本的立ち方はつま先平行2 ひざはつま先と同じ方向3 股関節は足首・ひざと同じ割合で曲げる4 首の動きは基本ローテーションのみ5 フレームはローテーションとスウェイ
2015/02/10
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サークルや教室で先生に教えて頂いたことがなかなか覚えられない。『やっぱり年のせいかしら。』思いませんか?昨日パーティの前に行われた石原講師のレクチャーで、まず最初は『ダンス技術の記憶』に関するお話でした。これはイタリアのどこかの偉い先生の研究データだそうですからきっと多くの統計から導き出された結果なんでしょうね。人は『聞く』だけでは翌日覚えているのはその20%だそうです。『右足 壁斜めに面して前進、CBM右回転。』聞いてもそもそも何のことか分かりませんよね。誰の話しかにも依るのかもしれません。自分のパートナーやリーダーの言うことなんか20%も覚えてないかもしれませんし『ここが悪い』とか『もっとこうしろ』とかなんていう文句バッカリだとほとんど耳に入って来ない身体になってたりします。もう少しマシなのは『見る』ことで、動画や実際に誰かが踊っている様子を見ると30%は覚えていられるそうです。さらに『見る』と『聞く』が一緒だともう少し定着率が上がって40%。レッスンビデオなどで『これがナチュラルターンです。右足 壁斜めに面して前進…』そう言われると少なくともワルツってこういうものかくらいは分かりますね。見て聞いて覚えるというのはこのパターンでしょう。それでもまだ半分以上忘れてしまうんですね。ここまでは受動的な姿勢で、忘れないためには能動的な実践をしなければいけないそうです。習ったことを『書く』もしくは誰かに『話す』。これで75%。学校の授業も先生の言ってることをノートに書くように教育されますけど、これはあながち無駄ではなくて、記憶を助ける働きがあるんですね。ブログに書くのも実はレッスン内容覚えとくのによかったみたい。『みなさん是非、メモを取りながら聞いて下さい。』先生がおっしゃったので私もそそくさとメモを取りに走りましたよ。一番いいのは『やってみる』こと。これでようやく90%記憶できるそうです。まとめると以下の通り。1 Hear 20%2 See 30%3 Hear & See 40%4 Say or Write 75%5 Do 90%大抵レッスンで習うときは先生のおっしゃること聞いてるだけじゃなくて実際に踊ってみますよね。5の『Do』(やってみる)ですから理論的には90%記憶してるはずなんです。それでも翌日になると『昨日は出来たのに』ってなるのは何なんでしょう。やっぱり年のせいかしら…。
2015/02/09
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競技ダンスクラブ『Beauty』の発足記念スタンダード講習会ならびにパーティに参加してきました。場所は茨城県の東の方、鹿島アントラーズの本拠地に近い鹿行生涯学習センターというところです。茨城DSCの練習会でも利用させてもらったことがあります。ダンスクラブ『Beauty』、私達もメンバーに入りました。TKさんが立ち上げた地元密着型の定期的なサークルかと誤解していたんですがそうではなく、競技ダンスの技術向上を熱望する競技ダンサーが集まって講師をお呼びしたり練習会をしたりする有志連合クラブなんです。しかも週に一回とか定期的なものではなく、場所も変えながらもっと上手になりたい人たちをどんどん取り込んで皆で技術向上を図って行こうという趣旨のものです。メイン講師として元全日本チャンピオンの石原正幸氏をお招きする予定ですが、ラテンの方も企画して行きたいと思いますので、お時間の都合が付く時は是非ご参加下さい。(ブログを読んだと言って頂ければ特典があるかも)発足メンバーは今のところ4組、かな。私達以外は皆さんスタンダードがメインの競技カップルですね。クラブメンバーになるメリットはあんまりはっきりしていませんが、講習会やパーティでの主催者側としての料金割引があるのだと思います。月会費は一人1000円です。基本カップル参加みたい。TKさん&アニーさん、私達、そしてもう一組上手なスタンダードダンサー、仮にホワイティさんとおよびしておきます(二人ともとても色白なので)。この3組は午前中に石原講師の個人レッスンを受けて、一緒に昼食を頂きました。食堂の日替わりランチ、ご飯食べ放題だしコーヒーも付いてお手頃値段でおいしいんです。2時からのスタンダード講習会には数十組のカップルが参加して下さって皆さん真剣に取り組んでおられましたよ。詳しくはまた後日ご紹介しますが、カップル4000円でこの内容はとってもお得だと思いました。講習会はクラブメンバーにならなくても当日のみ参加可能ですのでお気軽にどうぞ。次回は4月頃だそうです。4時から始まった発足記念パーティでは発足メンバー3組でトライアルを披露しました。TKさんたちがワルツ、私達がパソドブレ、ホワイティさんたちがタンゴ。石原講師のミニレクチャーは30分で、こちらも凄くためになる話しでした。男性の右手、女性の左手。これが出来ればスタンダードを征す,かどうか分かりませんが非常に重要なポイントです。バウワウ星人の話しも出ましたよ。女性の左手に関して私はいろんな方のホールドを参考にさせて頂いて迷っていたんですが、このミニレクチャーのお陰で答えが見つかりました。パーティのイベントとしてはその他に、お客さんで抽選に当たった方々とクラブメンバー6人がワルツ、タンゴ、ルンバを即席カップルで披露するというのもありました。全員A級選手ではありますが、大将や私とワルツとかタンゴ踊る羽目になってしまった方にはちょっとお気の毒だったかもしれませんね。抽選には超スペシャル大当たりが用意されていたんです。石原講師と踊れるという女性2名,これあたった方本当に良かったですね。緊張されたかもしれませんが上手に踊らせてもらってました。7時まで続いたパーティはほとんどがダンスタイム。パーティダンスに慣れていない私ですが一応リボンさんということでたくさんの方と踊らせて頂きました。タンゴやクイックがかかると大将はこっそり逃げてましたけど、ずっと踊りっぱなしだったホワイティさんたち、さすがです。茨城DSCからスカイラインさん、しちりんさんたちもお手伝いに来て下さって外は雨模様の冴えない天気だったようですが楽しい一日でした。全ての段取りを整えて下さったTKさん&アニーさん、どうもありがとうございました。
2015/02/08
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結婚してからすでに5回も引越をこなしてきていますが、引越業者を決めるのに比較サイトを利用したのは初めて。今回はうちの引越ではなく、母の引越です。比較サイトにもいろいろあって、不動産屋さんが運営している比較サイトを紹介されたんですがそれほど特典がないみたい。そこでまず、比較サイトの比較をしてみました。ピアノ売却の時に使ったズバットをまず使ってみると、1分経たないうちに4社からメールが来ます。まだ数十秒しかたってないのに電話もかかって来たんですよ。ビックリしました。もう一つ、楽天の引越比較サイトはポイントゲットの特典があるので利用してみると即座に6社からメールが。いくつかはズバット比較とかぶってました。でも金額をはっきり提示して来た所が1社しかなかったんです。比較サイトの意味ないですよね。あんまり手広く比較しても条件に合う引越業者が限られているようなので比較サイトの比較はこれにて終了。引越時期が一番問題みたいです。毎年3月20日から4月10日は引越業者の繁忙期で、それ以外の時期なら業者の方でお客さんを奪い合う形なのにこの時期は逆にお客さんが引越業者を奪い合う形となるそうなんです。異動の時期ですから会社で法人契約している所があらかじめトラックを押さえてしまっているようですね。それで引越料金もこの時期だけは普段の3倍くらいに値上がりするんですって。金額のめどが立たないのでは比較しようがないので、6社に電話をして無料訪問見積もりに来てもらうことにしました。ぶつかると失礼かと思って1時間ごとに来て頂く時間を設定。でも前回利用した業者はトラックがないと断られてしまいました。まだずいぶん先なのに。もう1社も当日になって断りの電話が入り、結局来て頂いたのは4社。それでも疲れました。最近は比較サイト利用の方が増えているせいか、来られた営業の方が口々に『同じ時間でも平気ですよ。』とおっしゃってましたから、いっぺんに来てもらってもよかったのかもしれません。一戸建てからマンションへの引越ですのでほとんどの大物家具は廃棄することにしているんですが、それでも荷物が多くて目ん玉飛び出るほどの料金を突きつけられましたよ。『36万?!』それならなにがなんでも日にちずらします。『1週間まえですと23万円です。』ゴールデンウィークの旅行代金みたいですね。4社とも似たり寄ったりでしたがいろいろ勉強になりました。一番価格に違いが出るのは繁忙期か、そうでないか。そしてトラック1台か2台か。繁忙期でなければ平日か土日か。繁忙期は土日も平日も同じみたいです。もう一つ違うのは朝からか午後からか。午後からはトラックが来るのがいつになるか分からないからやめた方がいいとも言われるんですが、個人的には朝8時開始だと前日徹夜になるので午後からの方がありがたいんですよね。目標12万は無理でしたが近い所まで持って行けました。これからお引越しを考えておられる方、トラックは早い者勝ちだそうですのでどうぞお早めにご予約を。
2015/02/07
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巨大な尾獣の力を結集して世界制覇を目論む暁(あかつき)に立ち向かうべく、忍者五大国の長が一同に会す五影会談が招集されました。これは NARUTO 疾風伝(過去篇 〜木ノ葉の軌跡〜) から続く、疾風伝197話 - 221話(総和数417-441)までのお話です。昏睡状態の五代目火影に代わって木ノ葉の郷から会談に向かったのは志村ダンゾウでした。忍者には暗部という特殊部隊が存在して、そこの長だった言わば影の大物です。郷を抜け反逆者となったサスケに対して暗殺命令を下します。ナルトやサクラだけでなく、アカデミーの同期としてサスケの更生を望んでいた仲間たちもショックを受けました。五影は火影、水影,雷影、風影,土影の5人なんですが、それぞれ郷をまとめる長だけあって強者ぞろい。もちろんお付きの者たちも精鋭ぞろいです。最年少の風影ガーラ、久々のお出まし。会談は武士の治める鉄の国で開催されました。しかしその会談中に暁のメンバーとして働いていたサスケ一行が襲来します。そして暁の黒幕であり、昔ウチハ一族の最強忍者であったマダラも登場。五影たちに第四次忍界大戦の宣戦布告です。 久しぶりにナルトとサスケが相見えるんですが、ダンゾウを殺したサスケはすっかり悪が板について来たというか、まるでナルトと対立することを運命付けられているかのように対照的になっていました。実際マダラから古より続く呪いの連鎖の話しが語られます。マダラの力は強大で、まだ本気出してませんけど出されたら五大国全滅しそうな予感。この人、生きてるのか死んでるのかよく分かりませんが時空間忍術とかいうブラックホール扱えて、しかも危険思想の持ち主です。ダンゾウが死んで次の火影はカカシという話しが一瞬出ましたが、ここで五代目が復活します。綱手は見た目20歳の美貌なんです。でも昏睡状態の時は『50のババア』だったみたい。←この表現が出て来るたびにちょっと引っ掛かるものがある老け顔は映像に一度も登場しませんでしたね。誰かがカメラとの間に入って見えない状況を作り出してました。子供の夢壊すもんね。暁に対抗するためナルトは大ガマ仙人の予言に基づき自来也の遺言を実行します。それは九尾を暴走させかねない危険な賭けでもありました。まだ暁に捕らえられていない尾獣は雷影の弟の八尾とナルトの九尾だけ。大戦は忍者同士の戦いというより、ガマやら蛇やら尾獣やらの怪獣戦争でもあるようですね。続きも楽しみです。
2015/02/06
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タンゴは『カ行の踊り』だと以前お話ししました。首を左から右,右から左に向ける時、くりくりじゃなくて『カッ』とか『キッ』とか言うシャープな音の表現をするという意味です。ところがこれだけじゃなかったんですね。『カカッ』とか『キキッ』という音が首で表現されることが多いみたいです。これをダブルアクションと呼ぶそうですよ。たとえばコントラチェックで女性が起き上がるとき、一度右見てから左向く『カカッ』と言う素早い首の動きをするのがそれです。逆方向を一瞬向いてから戻す感じ。ローテーションやスウェイアクションと連動することが多いみたいです。カッコ良く出来ると本当にタンゴっぽくてカッコいいんですけど、慣れてないもんですからあんまり頭振り過ぎて自分がどっち向いてるのか分からなくなるんですよ。しかも『カカッ』と静止出来なくてボヨヨ〜〜ンみたいな余韻が残っちゃうし。男性もPPになるときにこれ使うとカッコいいんです。大将は反対側じっくり見過ぎてフライングしてる感じでした。コツは逆方向はほとんど見ないということでしょうか。『電気がビリッと走ったように。』と先生はおっしゃってました。『そこ、ダブルアクションで!』軽く言われてもね。心の準備無しにはリードもフォローもできませんよ。集中力の鍛練になります。ラテンでも首の動きで音を表現する場合があるんですけど、スタンダードの特にタンゴはその比じゃないです。そういえばタンゴはラテンでしたね。踊る時はよーく首の柔軟体操しとかないと。ご興味ある方、参考までにこちらご覧ください。WDSF Grand Slam Standard, Final Tango
2015/02/05
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今日は立春で満月でした。明日は関東の平野部にも雪が降るという予報。夜、近所のスーパーに買い物に行き、その時雲間から覗く満月をあおぎました。毎年父が『立春大吉』と筆で書いたものを送ってくれていたんですが、もう来ないんだなあと心に寒さがしみました。『立春大吉』の文字が左右対称で縁起が良く、一年間災難にあわないといわれています。素晴らしいご利益があったんですけどね。毎年届いたその文字の下に年号が入っていたんですが、不思議なことに去年送られて来たものには入ってなかったんです。自分でこれが最後かもと悟っていたのかもしれません。そんな気合いの入った文字だったのに心ない娘は『書き忘れたのかな』とサインペンで2014追加しちゃったんですよ。書かなければそのままずっと飾っていてもよかったのにと後悔しましたが、ここは一つ父の意志を継いで自分が書こうと思い立ちました。こう見えて私も一時期は書道家になる勢いでしたからね。でも一つ問題がありました。うち、墨の薄い筆ペンしかないんです。そんなので書いてもね。幽霊みたいな薄らぼんやりした『立春大吉』じゃ幸薄そうでしょ。そしていいこと思いついたんです。作品はこちらです!なかなかのもんでしょ。パソコンですからね。失敗無しです。フォント選んだだけヨ。皆さんにもいいことありますように!!
2015/02/04
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去年の暮れにカップル解消したアマラテン世界チャンピオンのニノとクリスティーナ。もうそれぞれ別の人と組んで先週末の試合に出てました。ニノはリミニ(イタリア)で開催された2015イタリア選手権。こちら決勝でジャイブを踊る二人です。Aniello Langella - Vera Bondareva, Latin Final, Italian Championship 2015, Rimini, ITA.世界のトップ選手ともなると三ヶ月そこそこの練習で優勝出来ちゃうんですね。新しいパートナーのヴェラさん、大柄でボリュームがあってセクシーです。でもチャチャの映像見ると、なんかルーチンがクリスティーナと組んでた時と似てる、というか、出だしなんか同じですね。ここまで踊れるのはさすがですけど、まだ二人の間のエネルギーのやり取りが乏しい気がします。これからですよね、きっと。一方、クリスティーナさんの方はドイツ代表だったバランと組んでWDSFのオープン戦に出ています。奇しくも同じタイミングで二人ともターンプロとかじゃなくアマのまま同じ土俵に戻って来た感じです。Marius Andrei Balan & Khrystyna MoshenskaFinal WDSF World Open Latin at the Goldstadtpokal 2015on January 31st in Pforzheim/Germanyこの二人は本当に組んだばっかりなのかと思うほどもの凄いオーラを感じますね。クリスティーナの迫力のダンスは、力強いバランという支柱を得て更にパワーを増したようです。バランもニーナさんよりワイルドなクリスティーナに触発されてか踊りに能動的なエネルギーが加わった感じ。どっちが世界取るかと言ったら現段階ではこっちかもしれません。ところでアマラテン界のカップル交換劇は去年10月の世界選手権終わってから起こったわけですが、バランの元パートナーだったニーナさん、わたくし勘違いしておりました。フランスのシュミットさんとではなく、ロシアのティムール・イマメディノフさんと組んだみたいです。となるとフランスカップルはこのまま安泰なのかな。シュミット&サリコバさんたち、今週末のイタリアの大会にエントリーしてました。バッサーノ・オープン、去年私たちが行った大会です。ティムールと組んでたエカテリーナさんはどうなったんだっけ。そうそう、グッセフと組んだんでした。グッセフの怪我はどうなったんだろう。というわけでいろいろシャッフルのあったアマラテン界、今年はどんなドラマを見せてくれるんでしょうね。
2015/02/03
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横浜美術館は、今年開館25周年だそうです。19世紀にロンドン・パリを中心に活躍した唯美主義の画家ジェームズ・マクニール・ホイッスラーの展覧会を見て来ました。『白のシンフォニー No.2:小さなホワイト・ガール』1864年 テート美術館大将のお母さんと大将と私と3人で試合の後に向かったんですが、3人ともこの美術館に入るのは初めてです。入ってすぐ、クロークの方が走りよって来て私たちのちょっと古くて車輪のうるさいゴロゴロ鞄を預かってくれました。しっかり見ようと眼鏡をかけたら、競技会から付けたままだったつけまつげが邪魔でまばたき出来ません。まつげ長い人ってどうしてるんでしょう。荷物預けちゃったし今ここでつけまつげとるのもカッコ悪いので、ずっと眼鏡を顔から浮かせるように手でもって回りました。『肌色と緑色の黄昏:バルパライソ』1866年 テート美術館世界中に散らばっているホイッスラーの初期から晩年までに渡る作品を集めた世界でも20年ぶりとなる大回顧展とのこと。そしてジャポニズムの巨匠として有名なホイッスラーが影響を受けた日本の浮世絵なども合わせて展示されていました。左『ノクターン:青と金色-オールド・バターシー・ブリッジ』1872-75年 テート美術館右『名所江戸百景』から《京橋竹がし》歌川広重 1857年 大英博物館この二つの絵,構図がそっくりですね。ホイッスラー(1834-1903)はアメリカ生まれですが、土木技師だった父親の仕事の関係でロシアやイギリスに育ちました。『灰色のアレンジメント:自画像』1872年頃 デトロイト美術館21歳でパリに渡りリアリズムを学びますが満足出来ず、ロンドンーパリを行き来しながら唯美主義に傾倒して行きます。『オールド・ウェストミンスター・ブリッジの最後』1862年 ボストン美術館去年三菱一号館美術館で開催された英国唯美主義の展示会で見たよねというホイッスラーの絵が実物ではなく写真で紹介されていました。彼は一度破産しているんですがその原因となったのが『黒と金色のノクターン-落下する花火』という絵で、批評家の酷評に対して名誉毀損で裁判所に訴え、勝訴したものの裁判費用捻出のために家売ったり大変だったんです。下の絵のモデルは愛人のジョーです。チケットの絵もそうですが、ちょうどその絵を描いている時に別れ話が出ていたので表情が寂しげなんだと解説には書かれていました。『白のシンフォニー No.3』1865-67年 バーバー美術館作品のほとんどは版画でここにご紹介しているような絵画はそれほどたくさんはありませんでした。さすが唯美主義というだけあって美しいんですよ。ただ美しくあればそこに主題も物語りもいらないといって、絵のタイトルには音楽用語の『シンフォニー』とか『ノクターン』とか『ハーモニー』いう言葉が使われています。『紫とバラ色:6つのマークのランゲ・ライゼン』1864年 フィラデルフィア美術館パトロンであるフレデリック・レイランドのためにデザインした『ピーコック・ルーム』がすごかったですね。ホイッスラーによる現存する唯一の室内装飾だそうです。別の建築家に注文したのにそこに飾る絵を描いたホイッスラーがオーナーの意志を無視して好き勝手に作り替えてしまったという緑と金の部屋。居心地はよくないけど自慢したくなるような部屋でした。これが原因でレイランドとホイッスラーは仲違いしてしまったみたいです。ホイッスラー展は横浜美術館で2015年3月1日まで開催されています。ご興味ある方、公式サイトはこちらです。
2015/02/02
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毎年この時期は身体のどこかに負傷を抱えていたり、インフルエンザだったりとイマイチなんです。今年は慣れないスタンダードなんか練習し始めたせいか、それよりむしろ体重が重いせいだと思いますが膝に違和感をかかえつつだましだまし踊っています。今日はJCF神奈川県ダンス大会。会場はJR桜木町駅前のランドマークホール。プロの方は神奈川選手権ボールルームと関東選手権ラテンの試合があり、私達はそれに併設されて行われるアマチュア・ラテンA級戦に出場してきました。大将のお母さんが横浜に住む友達とランチで楽しいおしゃべりの後、試合の応援に来てくれました。神奈川は遠いので茨城の選手はあまり参加されてないんですが、よく練習場でお会いするご夫婦がシニア戦に参戦されていて、入賞されてました。アマ・ラテンA級戦には神奈川のボディビルダーも参加されてました。今年はWDSFシニア2ラテンの日本代表にもなってますから気合い入ってますね。パートナーさんも黄色のレモンスカッシュみたいなドレスが素敵。この会場は練習する場所がないのでいきなり試合なんですが、神奈川ボディビルダー組は小さなスペースを見つけてはリハーサルを繰り返しておられました。さて、アマラテンA級戦は参加組数12組、準決勝から始まります。選手の呼び出しがかかって、入り口に向かう途中のことです。あまり周りをみていなかった自分が悪いんですが、狭い通路で準備運動されてた男性の腕回しがいきなり顔面ヒット。イヤリングがふっ飛び、私でなくそのパートナーさんが悲鳴を上げます。それほど当たりどころが悪くなかったので事無きを得ましたが、『これから試合って時に本当に申し訳ありません。』と何度も頭を下げられてこちらの方が恐縮しました。その方もA級戦出場の方だったんですね。去年スタンダードの試合で激突したときイヤリングが耳に刺さりそうで痛かったのでフエルトの端切れで耳に触れる部分にクッション作っといたんですよ。それで今回はそれほど痛くありませんでした。準決勝はチャチャ、サンバ、ルンバ、パソの4種目なんですが、顔面ヒットの影響じゃないと思いますけど最初のチャチャは嘘みたいに間違えまくりました。プロの選手権に出場されていた元競技仲間のお蝶夫人と共に観客席にいた大将のお母さんに愛想振りまき過ぎてルーチン忘れたのかもしれません。決勝6組の中に私たちも入っていました。今度は5種目連続です。最近JCFも若者が増えて来ていい傾向なんですが、シニアに優しい給水タイムなんて言うものはありませんので文字通り5種目連続なんですよ。久しぶりに息が切れました。結果3位。これでJCFは1/2維持です。試合が終わってからは、すぐ隣の横浜美術館に大将とお母さんと3人で行って企画展を見学。そして黄昏の横浜を愛でつつ夕食を食べて帰って来ました。海に近いせいか、もの凄い風でした。神奈川は遠いので滅多に行かないんですが、膝もなんとか保ったし楽しい一日でした。
2015/02/01
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