2006/01/25
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テーマ: 社交ダンス(8740)
もともとそれほど良い奥さんじゃないんですけどね。昨日,こう言われたんです。

去年の12月にいままで通っていた教室がなくなってしまい、スタンダードは同じオーナーが経営するちょっと遠いスタジオに週末習いに行っていましたが、ラテンの方はそれまで習っていたコーチが教室を離れたこともあり、ここ1ヶ月ほどレッスンを受けていませんでした。

昨日初めて都内の某教室に見学に出かけ、UK戦から帰られたばかりのA先生にルンバの体験レッスンをしていただいたのです。年末のテレビで男性キャスターと踊っていた女性の先生です。

私たちの踊りをご覧になって、先生は、

「行ききってない気がする。」

といわれました。

このご指摘は、去年競技会の審判に伺った「出し惜しみしてるように見える。」というのに近い気がしました。

上位A級選手にあって私たちに欠けている物。その一つが、なんとここで明らかになったんです。

フィギュアスケートの選手は、3回転ジャンプなんかの後、ポーズを決めてそのままサーっと滑りながら観客にアピールします。新体操の床の演技でも、対角線上に連続回転を決めた後、コーナーでポーズをとります。

速い動きの後のプレゼンテーション、「ここで見て。」というポーズが私たちにはなかったんです。これまでずっと、「動きつづけること」に主眼を置いて練習してきたからでしょう。

たとえば、新体操でもスケートでもバレエでも、ずっとずっと動きつづけてばかりだとどうでしょう。果てしないラリーのようで、観客だって見ててつかれるんじゃないでしょうか。歌舞伎だって、「見栄をきる」から観客から掛け声もかかるし、拍手も出来るんですね。

「男性もっとそこで自分を見せて。」

「女性、もっと男性を見下して。良い奥さんじゃいけませんよ。」

ラテンの女性はもっと奔放で扱いにくいのだそうです。

「あなたの言うなりになんか、ならないわよ。」くらいの強気な態度で自分を見せること、そして男性はそんな女性に自分が選んでもらえるように、最高にカッコいい男でなければならないんですって。

なーるほど、でした。

先生たちはこれから3月の試合に向けての準備があり、次のレッスンはそれが終わってからとのこと。とても上品で親身になって教えてくださるのですっかり気に入ってしまったんですが、そんなにレッスンが出来ないとなるとちょっと困ります。

リーダーの職場からは10分位でめちゃめちゃ近い代わりに、私のほうは教室まで2時間もかかるので、もともとそんなに頻繁には行かれないんですけどね。

次の試合を目前にして、今年初めてのラテンレッスン。いい練習課題を頂いてとても有意義でした。


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Last updated  2006/01/25 09:46:30 PM
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