2006/02/08
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テーマ: 社交ダンス(8740)
カテゴリ: 映画のはなし
社交ダンス競技発祥のイギリスは、イングランド、ウェールズ、スコットランドそして北アイルランド地方が合体してUKという一つの国になっています。それぞれの地方には独特の文化や風俗があり、まるで違う国のようです。

このお話はクリストファー・マンガー監督が生まれ育ったウェールズに伝わるエピソードを映画化したもので、原題を「The Englishman who went up a hill, but came down a mountain.」(丘を上って山を降りてきたイングランド人)といいます。

ウェールズ地方の人たちは、自分たちと区別して、ロンドンなどのイングランド地方からきた人を(Englishman)と呼ぶんですね。

ウェールズの山

物語りはおじいさんの昔話から始まります。

この村には、ウィリアムズとかエヴァンスと言った名前の人が多いので、区別するために「肉屋のウィリアムズ」とか「葬儀屋のエヴァンス」みたいに、名前に職業やその人の特徴を表す言葉をつけて呼んでいました。

おじいさんの頭書きは村一番長くて、「The Englishman who went up a hill, but came down a mountain.」(丘を上って山を降りてきたイングランド人)でした。

なんでそんな名前になったのか、それがこの映画のメインテーマになります。

ヨーロッパが第一次世界大戦で荒廃していた1917年のある日、ウェールズの小さな村に2人のイングランド人がやって来ました。

彼らは測量技師で、国から地図作りのために派遣されてきたんです。

この村には何も自慢できるものはありませんでしたが、ただ一つ、“フュノン・ガルウ”は、「ウェールズに入って初めての山」ということで,村人みんなが大切にしていました。

ところが測量した結果、山として地図に載せるには6メートルほど低いことが判明して、村中大騒ぎ。

「わしらの大切な山が丘だって!?」

村人たちは一致団結し、自分たちの手で6メートル分の土を積んで"山"にしようとします。これに感動した測量士の1人、アンソンは測量のやり直しを承知し、「丘を上って山を降りてきたイングランド人」と呼ばれてこの村に住みつく事になります。

ヒュー・グラント が、人の良いEnglishmanを好演していて、心和むヒューマンコメディに仕上がっています。

みんながおいしそうにビールを飲んでいるのを見て、思わずのどがゴクリとなってしまいますよ。

ウェールズの山


<ヒュー・グラント出演作品>
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Last updated  2006/02/09 12:16:47 AM
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