元代表の穴

Calendar

Profile

かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

フォローする

Freepage List

号外

(76)

Keyword Search

▼キーワード検索

< 新しい記事

新着記事一覧(全7140件)

過去の記事 >

2014/08/19

無宿

カテゴリ：日記

2014/08/19

offにした。やっとoffらしいoff。 energico の予習以外はかなりゆっくりできた。お盆は実家の諸々でうまく休めなかったので、ここで身体と脳を休めておかないと...

鈴木清順「関東無宿」(1963)観る。

おもしろい◎。ずっと観たかった作品。名画座でなかなかつかまえることができなかった。ようやくDVDで観ることができて、うれしい。いい世の中になりましたねえ。例の有名な小林旭の眉毛（自分で描いてきちゃったらしい）を見ることができてうれしい。いやあ、ほんとにすごい太さで描いてきたんだなあ。題名からしてバリバリ任侠映画なのに。なぜかいきなりセーラー服の女子3人が登場して軽快に始まってしまうので呆気にとられるが、ちゃんとハードな任侠モノになる。それなのに、やっぱり松原智恵子と中原早苗が出てくるたびに唐突にトーンが変わるのがおもしろい。松原智恵子、かわいい。中原早苗は過剰にマンガっぽい演技だが、この作品にはよくハマっている。いつも思うが若い頃の中原早苗はヨーロッパの女優さんっぽい。
清順美学が随所で炸裂して、圧倒される。終盤の賭場での小林旭の立ち回りからの一連の場面は「刺青一代」の殴り込みの場面まではいかないかもしれないが、それに近い衝撃。ほぼ歌舞伎。かっこいいです。シビれる。その、凄いテンションのシーンの直後にいきなりお座敷でヤクザが芸者とツイストを踊ってるシーンが来るのが異常。激しくずっこけた。テンションや情感の持続や流れが、野蛮にぶった切りにされる。清順映画は慣れてくるとこーゆーのが快感になってくる。中毒性強い。
お軽八の伊藤雄之介はすごい。圧倒的。あの安倍徹が少しふつうに見えるほどだ。
清順映画の伊藤弘子は正直言っておれは「ん？」とゆー感じなのだが、この作品では、あまり疑問を感じることなくわりと普通に観ることができた。
殿山泰司が親分をやっててちょっとうれしい。

昼食

牛焼き肉と野菜。炭水化物は抜き。

高校野球、佐久長聖の第２戦を観戦。vs福島聖光
2-4で負け。無念です。でも、いい試合だったな
福島はよくつながるいい打線だった。手堅い野球。
中盤からはビール飲みながら観戦。

パーヴォ・ヤルヴィ指揮のロシア・バレエ音楽集を聴く。楽しいアルバムだ。こーゆーアルバムは好きだ。演奏も爽やかで素敵（フランスのオケ）。花のワルツやだったん人、剣の舞みたいな超定番からあまりポピュラーじゃない曲まで、選曲も気がきいてる。グリンカのワルツなんて初めて聴いた。