元代表の穴

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かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

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2016/01/29

母と暮らせば

テーマ：最近観た映画。(40205)

カテゴリ：日記

2016/01/25

午前、病院。
リハビリ。
左足の緊張強く辛かったが、ていねいにほぐしてもらってちょっと楽になった。
ありがたい。

そのまま映画館。
山田洋次「母と暮らせば」観た。

良かった。隅々までていねいに作られている作品はそれだけで気持ちがいい。
魂はディテールに宿る。
吉永小百合さんはもちろんよかった。
それ以上にニノと黒木華ちゃんの二人の演技が最高。

ちょっとした色っぽいシーンがとても良い。演出力。
黒木華ちゃんの首筋なんかに向ける監督の視線が
異様にエロい。
前作でもそう思ったが、
山田監督、老巨匠になって怖いものなくなって
何か官能的な方向に解放されてきてるのかもしれない。
良い、良い。
エロじじい万歳。

それにしてもあのラストは何だ(-_-;)。
ちょっと不気味だ。
終盤はエンディングも含めて
全体のトーンから浮き上がっているような場面が頻出する。
老境に達した老匠の自由度が増しているってことですかね。
トーンが一致しなくても
好きなように撮っちゃってる感じか。
一瞬「野火」のホラー版みたいな雰囲気のシーンがあって、
びっくりした。かなりの迫力だった。

原爆のシーンの衝撃度は特筆すべきもの。
一瞬だけどね。
これはホントにすごいと思う。
監督の「（戦争。原爆に対する）怒り」が生々しく露出してる部分は
一瞬びびるほど迫力がある。

森崎東監督は「ペコロス」で長崎を舞台に戦争について語った。
そして山田監督も。
この（寅さんシリーズの立役者である）二人の監督が
続けざまに「長崎」を舞台に戦争を語ったということ。

戦時中の日本のクラシックの代表はメンコンなのかね。
この作品も「この国の空」もそうだった。

実家。
遅めの昼食
カップヌードルライト。シーフード

うまい。ちゃんとカップヌードルのジャンクな味そのままで、200kcal切ってるのが良い。

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淡々と1/30の「連弾」チクルスの準備。印刷作業。
やっぱり紙やプリンタのインクなんかは、なくなってから注文したりとか、買いに行ったりってのは面倒だね。
絶対に必要だとわかってるものは多めに買っておくのが大事。
いつもそーゆー状態になってから反省する(-_-;)。学習能力のないおれ。

1/30のコンサートは反響がとても大きく、通常より通し券も出てます。
竹風堂大門ホール14時開演。
プレイガイドのチケットもいつもより動いてます。
ピアニストお二人の手持ちのチケットもほとんど残りが出ない見込みです
ぷろ子の最終回と同様にSOLD OUTの可能性が高いです。
当日フラッと寄っていただいても余席がなく、入場をお断りせざるを得ない可能性があります。
ご予約はどうか1/29のうちに下記のアドレスまでお願いします。
ピアノチクルス長野まで。

帰宅
夕食。