元代表の穴

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かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

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2022/01/16

2022/01/05
松本花奈監督「明け方の若者たち」(2021)
おれは松本監督の作品は好きなので、
けっこう追いかけて観ている方じゃないかと思う。

黒島結菜ちゃんも「死役所」「スカーレット」
以来ずっと気になってる役者さん。
今度の朝ドラ（ちむどんどん）も超楽しみ。

北村匠海くんは
「とんかつDJアゲ太郎」「さくら」とすごくよかったので
これも楽しみにしていた。

この三人のタッグいい感じなので、
公開を超楽しみにしていた。

とてもよかった。
印象的な場面多い。
松本監督の静けさの感覚が好きだ。
ハッとさせるような静けさ。
大事なところほど、静けさが深まる。
観てよかった。

一種のビルドゥングスロマン。
恋愛だけでなく仕事のこともしっかり描かれる。
職場の猫写良かった。
上司の山中崇さん最高。
後輩の高橋春織さんが絶妙！

朝まで飲んで明け方の高円寺を歩くシーン。
最高だった。(いい感じの高円寺映画)
まさに「マジックアワー」

おれには、二度と戻ってこない感覚。
飲んでオールするような体力が
おれにはもう残っていない。
年齢的にも、肉体的にも無理。
でもその感覚は心の中にはしっかり刻み込まれていて...
観ててなんともいえない気持ちになった。
あれはホントに貴重な時間だった。
あーゆーのがホントに大事だったんだよな…

必ず終わることがわかっている恋愛。

風呂で歯磨きしたくなるな。
王将に行きたくなるし、
缶のハイボールや菊之露を飲みたくなる。

黒島結菜ちゃんめっちゃ魅力的。
ヒロインが若いけど人妻ってところがミソ。
北村匠海くん、いい感じに抑制されててすごくよかった。
男の子よりも彼女が経験豊富ってところ。テッパンな設定。

ヨーロッパで昔よくあったようなエロい初体験モノと同じような設定を踏襲してるといえなくもない。
そこのところで貧乳ネタが効いてくる。
（だいたいそーゆーヨーロッパの初体験モノのヒロインはめっちゃグラマーなんだよな...）
ヴィレヴァンの待ち合わせのシーンからそのネタがうまく繋がっていて、最終的に"僕"の感動的なセリフになって結実する。
佐津川愛美さん、超良かった！

あとから伏線回収のように、
あのときのあの表情は、あのときの感じは…
って具合にいろんなことが腑に落ちてくるようにできてる。
それが単なる答え合わせではなく。より情感が複雑になって切なさが増すようになってるのがいいなあと思う。

昼、オートミールドリア。
年賀状作業。　
東京390。沖縄630長野26。うーん。　

チクルス作業。再来年分。
細かい日程は前年になってから詰める。
もちろんテーマは決まってる。
チクルスはけっこうハードなので、直前のオファーは、まずいのだ。

今決めてるのは誰が何を弾くかってこと
(何を弾くかでだいたい時期も決まってくる)。
それで、どんどんオファーを始めてる。
気持ちよくどんどん決まってゆく。
昔は難航することもあったが、
いまはそーゆーことはほとんどなくなった。
ありがたいこと。

夕メシ、
キムチチゲ