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かとう あきら

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2023/04/17
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カテゴリ: 日記
2013/03/16

午前ひたすらチクルスの準備。シェエラザード。
スティーヴン・スピルバーグ監督
フェイブルマンズ 」(2023)観る。
めっちゃおもしろかった&感動。
あまりに良すぎていろいろありすぎてきりがない…
ちゃんと書ききれないから
ここはとりとめなく、
断片的に雑感的に…

スピルバーグって超・理系のお父さんと超・芸術家肌のお母さんの血を本当にうまく受け継いでいるんだなあ…と。「映画」ってのはそもそもそーゆーものだし…ジュラシックパークもプライベートライアンも理系アタマと芸術アタマが異常に高度に融合してないとできない。例えばコッポラなんかは地獄の黙示録で自らも作品の狂気そのものになったようにのたうち回った。結果として異様で壮大な失敗作になったわけだが、スピルバーグに受け継がれたお父さんの理系で技術者的に合理性を重んじる血は彼を絶対にコッポラみたいにはさせない。例えばノルマンディー上陸作戦のあの凄まじいシーンはご両親の血があってこそなんだろうなあとか…もう、観ている間も観終わってからもホントにいろんなこと考えた。いや、まだあれこれ考え続けてる。


もちろんユダヤの優秀な血の影響も多いにあるだろう。

お母さんがお父さんの親友に思いを寄せる、それをスピルバーグは自分が撮ったファミリーの記録映像で確信することになる。映像って本当に怖い。ここらへんの描写がとてつもなく素晴らしかったな。サスペンスフルでミステリアス。圧巻。

クラスのいじめっ子もスピルバーグのパーティ用映画を觀て激しく動揺していたが、やっぱり映像にはそーゆー力があるんだよね。

スピルバーグは初期衝動をそのまま保持し続けているのが凄い。簡単に言えば少年のような大人とゆーことなんだろうが、これはもうそんな簡単な段階じゃないね。通常ではできないレベルでそれを保持して、ピュアな状態のまま高め続けてる。異常だ。しかも、そこを保持したまま成熟しているのだ。
子供時代から青年期までの映画作りの描写にはわくわくさせられっぱなしだった。問答無用の物作りの楽しさ!


映画もそうだし、オーケストラもそうだけど、やはり一人ではできないことだから、人数の多いチームをまとめてゆく力ってのが重用なのは言うまでもないが、スピルバーグにはそれがあった。

スピルバーグの学習障害やアスペのことについて触れられていなかったのはちょっと残念な気がした。彼を語る上で重用な要素だと思うんだけどなあ。


これはピアノの映画でもあった。ベートーヴェンのop2-1などなどが印象的に使われる。音が素晴らしかった。爪が鍵盤に当たる音とか本当に見事だ…バッハBWV974の二楽章もグッときた。ほかにモーツァルト、クレメンティ…作品のチョイスが素晴らしい。
ジョンウイリアムスのオリジナルの音楽 ​もこーゆーピアノの作品のトーンに沿った感覚のしっとりと素朴な音楽で素晴らしかった、染みた。

ユダヤ人差別の問題。
彼も大変だったんだなあ…

デヴィッド・リンチよかった(^_^;)


きりがないな

とにかくいい映画だった…。
観て良かった。


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Last updated  2023/04/17 03:21:53 PM


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