元代表の穴

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かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

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2024/10/15

2024/06/06その2
引き続き
カール・テオドア・ドライヤー監督「ミカエル」（1924）
ドライヤー監督がドイツで撮った作品。
これは著作権フリーなのでYoutubeでも鑑賞できるが、それではこの作品の凄さの万分の１もつたわらないようにおもう。
絶対映画館で観るべきと思う。
それにしてもこのリマスターは美しい。
20年代のフリッツ・ラングの作品に比べても桁違いの美しさ。
これはリマスターの技術の問題なのか、
元々のフィルムの保存状態の違いなのか。
ようわからんけど、
とにかくもう、圧倒的に美しい。

同性愛や不倫に満ち溢れた内容。当時としてはかなりスキャンダラスな題材なので、
これは凄いことだっただろう。
特に同性愛はハッキリそれとして描かれないが、
婉曲な描写ながらも、
どう見ても同性愛としか思えない描き方をしてる。
ベテランの有名画家が若く無名のハンサムな画家を食い物にする
今の言い方をすれば、明らかにパワハラ的だ。