2008年06月の記事
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アンの愛情 Anne of the Island
シリーズの中であまり気に入っていない本ですまず、この作品の邦題は、ギルバートとの真の愛情に気づいたから、という理由であることはわかりますがそのギルバートとの愛に気づくまでの過程が、結構めちゃくちゃだと思うのです知り合ったばかりの人ならともかく、もう長い付き合いのある男性についてその人のことを本当に好きかどうかがすぐにわからない、というのは男女の恋愛においては、考えられないと思いますそもそも、ヒロインの相手役であるギルバートが、全然魅力的にかかれていませんそれこそ「赤毛のアン」のときは、出会いの石版の話やおぼれそうになったときに助けてもらったエピソードなどアンとギルバートの縁を感じさせるものはあったものの「アンの青春」からずっと、ギルバートは頭のよい、礼儀正しい好青年としてだけ存在し具体的なエピソードがないので、魅力を感じませんそんなギルバートにプロポーズされてもなあ、アンでなくても断っちゃうかもしれません要するにギルバートこそが、ハリソンさんがアンの物語を評したときの「ぼうっとしているダリンプル」なんですよね あと、アンのロイに対する態度も、ヒドイものですこれってはっきり言って「ロイをもてあそんだ」といえるレベルになると思いますあのアンがですよ？男性をもてあそんで捨てたということになるのですから、このシリーズを愛読して、アンのことをすばらしい女性だと思う読者もこの点だけは、幻滅しても仕方ないと思いますしかも、作者はロイを登場させたときは、理想的な青年のように描きながらロイが振られたときには、おもしろみのない凡庸な男みたいに書きあたかも、アンに落ち度がないような庇い方をしているのも、統一性が取れていません他には、バレーロードの話これもまた、なんだか唐突に入れられたようなエピソードですがこのバレーロードで求婚してくれたサムのことを、アンは笑いものにしますあのアンが、こんなことをするような女性だったなんて、ここも幻滅する点ですそれと、バレーロード滞在のときに知り合ったミセス・ダグラスの話も何が言いたかったのか、よくわかりません結果として、ここのエピソードはハッピーエンドだったのですがミセス・ダグラスが改心して亡くなったわけでもないし、なんだか後味の悪い話でしたこの作品で女子学生となったアンは、勉強もまじめにして奨学金を取ったくらいだということは書いてありましたが、全体的には、アンがちゃらちゃら浮ついた学生生活を送っていたような印象が残りますそういう点で、この作品はあまり好きではないし、駄作だと思っていますそれでも、他に読むものがないときは、一応モンゴメリー作品だから読み解したりはするんですけどねアンの愛情
2008.06.29
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株主総会
株主優待券が来て喜んでいたら、今度は株主総会の招集通知が来ました。ああ、これも昔、商法（会社法）の講義でやったっけ、、、でも、具体的なことはもう覚えていません総会の会場は遠方なので、はがきかインターネットで議決権を行使しないといけません。送られてきた資料を見ても、ちんぷんかんぷんなのですが、選挙権も危険したことのない私なので、何がなんだかわからないなりに、今度の議決権も行使しないといけませんね。まず、Ｓ社。これは、株主総会の参考書類をざっと見て、全部「賛成」に投票。次に、Ｅ社。これもＳ社と同じにしようと思ったら、Ｅ社については暴露本が出たようで、暴露本で名指しされていた取締役を解任する議題が入っていました。こういうのって、すごく悩むんですが。私はその暴露本を読んでいるわけじゃないし、信憑性も判断できません。ということで、それらの取締役については「解任はしないけど、役員報酬は減額」という感じに議決権を行使しました。それと、Ｅ社は株主に配当をくれるようです。Ｅ社についてはずっと株を持っているつもりなので、株価の変動はあまり関係ありませんが、それでも、配当をくれるなら、ちょびっとは嬉しいです。あと、Ｊ社が残っています。Ｊ社はもともとそんなに好きでもなかったのですが、少しは値上がりが期待できるか、と思って買ったのですが、全然あがっていないです。Ｊ社はたまに不祥事おこすし、それに私はいつも、Ｊ社にとってはライバルのＳＭ社を利用するから、Ｊ社についても、議決権行使は迷います。ホテル日航成田
2008.06.21
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ハードコンタクトにサヨナラ
かなり長いこと、ハードコンタクトレンズを使ってきました。私は、最初からハードにしていました。ソフトコンタクトは、一回だけカラコンを使ったのと、あと、３年位前から、旅行のときだけ使い捨てソフトを使ったことくらいです。ハードコンタクトは、１０年くらいしか使えない（目が老化するから）と言っている人もいましたが、私は１０年以上使えました。一時は、コンタクトをしたまま、ＰＣも長時間見ていたこともありましたが、およそ２年位前から（偶然にも、ちょうど今の街に引っ越してきたころからかな？）ＰＣを長時間やったり、コンタクトも長時間装用すると、夜になって目の疲れ目がひどくなってきました。（私も、目がちょっと老化してきたのかもしれない）ということで、もうそろそろハードレンズの使用はやめよう、と考えました。そういうわけで、半年ほど前から、たんぱく質除去の洗浄剤は買わなくしました。それでも、１日３時間くらいなら装着できたので、普通の洗浄液だけで頑張ってきましたが、そろそろ限界、、、というわけで、本日を持って、ハードコンタクトにおさらばすることにしました。私は仕事が、スポーツクラブのインストラクターなので、スポーツクラブに向かうときにコンタクトを装着し、１時間程度のクラスをし、帰ってからすぐはずすようにすれば、おそよ３～４時間くらいの装着ですみました。でも、せっかくコンタクトなんだから、もうちょっと長い時間したいし、これから夏だから、メガネのフレームが暑くてうっとしいこともあります。そんなわけで、これからは１日使い捨てソフトコンタクトオンリーでいくことにします。これなら、いちいち洗浄しなくてすむし、コンタクトの汚れがきちんと落ちてなくて、見づらい、という心配もないです。すでに、１日使い捨てレンズは調べてあります。今までドライブのときとかに、ワンデーアキュビューを使っていましたが、楽天で、もっと安いレンズを取り扱っていることを知りました。これが一番安いみたいですし、しかも眼科医の処方箋がなくても買える、とのことです（ですが、数ヶ月に１回は、眼科にかかったほうがいいですよ、念のため）すでに、このコンタクトのお試しサイズ（旅行用パック）を利用しましたが、付け心地はよかったです。今夜、一つピラティスの仕事がありますが、そのときのクラスで、私はハードレンズの最後の装着・使用をします。ハードコンタクトよ、さようなら。今までありがとうワンデーアキュビュー 使い捨てコンタクトレンズ 1日終日装用タイプ（30枚入）/ジョンソン&ジ...
2008.06.20
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氷室冴子さんと未完の作品
他の記事を書こうとＰＣをつけましたが、このニュースを知ったので、話題を変更しました。氷室冴子さん５１歳（ひむろ・さえこ＜本名・碓井小恵子＝うすい・さえこ＞作家）６日、肺がんのため死去した。葬儀は１０日午前９時半、東京都新宿区早稲田町７７の龍善寺。喪主は姉木根利恵子（きね・りえこ）さん。 北海道岩見沢市出身。大学在学中の７７年、「さようならアルルカン」で小説ジュニア青春小説新人賞の佳作に入選してデビュー。平安時代が舞台の「なんて素敵にジャパネスク」シリーズが大ヒットし、８０年代から９０年代にかけて田中雅美さんらと集英社コバルト文庫で「コバルト四天王」と呼ばれ、少女小説を代表する一人として活躍した。他に「ざ・ちぇんじ！」「クララ白書」など。6月6日18時50分配信 毎日新聞最近はどうしているのかと思ったのですが、こんな形で名前を聞くとは思いませんでした。とある作家の方に「才能の枯渇したＨ」なんて言わちゃっていましたよ。若いころ書いた、ヒット作品の印税で食べていけていたのかな？高校～大学のころは好きで読んでいたのですが、未完の作品が多いのがちょっと、、、、、という作家でもありました。今は手に入らないと思いますが、「冬のディーン、夏のナタリー」ってどうしてくれるんでしょう？この作品が一番大好きだっただけに、ちょっと恨みますよね。ディーンは、俳優のジェームズ・ディーンからとったとのことですが、ナタリーはどこからとったのか、ご本人は明らかにされていなかったようです。私は、「ナタリーの朝」からとったのではないかと思いますが、誰か正解をしっていたら、教えてください。「海が聞こえる」もわりと好きでした。これは一応、完結しているので、安心して読んでください。「銀の海・金の大地」もそのうち追悼復刊されるかもしれませんね。
2008.06.07
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大牟田市石炭産業科学館
大牟田の石炭産業科学館のデータを＞＞旅コミ の方にアップしました。三池炭鉱といえば、炭坑節でも有名だし、最大の死者を出した事故のことでも有名です。私は、炭鉱といえば古きよき昭和の時代みたいに思っていたのですが、三池炭鉱はなんと、わずか１１年前まで採掘がされていた、というのですから驚きです。日本の石炭産業はかなり縮小されましたが、石炭自体は、今でもかなり利用されているようですね。ただ、三池炭鉱がなくなり、大牟田という街もかなり衰退してしまったようです。私は往年の賑わいはしりませんが、そういえば、テナントの空きが随分目立っているような気がします。廃坑・失われた時へのオマージュ
2008.06.05
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