ファミばあちゃんのコンビニ奮戦記

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2006.10.31

とうとうファミばあちゃんちにタバコの自販機詐欺が来た。

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以前、専売公社のセールスマンから詐欺が横行してると言われてたので

ホイ来たとばかりに出てみると言われてた通り、画像に有るようにお金が挟んであった。

私が手を出してお金を引っ張ろうとすると「ダメダメ、お金が破けるから」と件の男が言う、

私が、自販機の鍵を取りに行ってる間に、挟んだカネを自分のポケットに入れて何食わぬ顔で

「お金が自販機に吸い込まれたから弁償を」と言う積りだったのです。

私はそれが分かってたので「大丈夫だから！」と言ってお金を引っ張ってやった。

スルリと抜けたお金を持って「何が要るんですか？」と聞くと

奴は「コインで買ったからいい！」という、

何を言うんだ金が詰まってたら、コインでも買えないわい、と思い、

ますます、自販機詐欺との確信を深めた。

それから、奴は、そのまま何も言わずにスタスタ歩いていった。

歩いてる方向を見ると隣組のタバコやのほうだ、もしやと思い、

私は近道を通ってそのタバコ屋の表を覗いて見ると、

やってる、やってる、必死になって、お札をタバコ自販機に差し込んでた、（やっぱりね！）

そして、店主を呼びに行ったので、そこいらへんを歩いてる近所のおじさんを呼び止めて

「あれは自販機詐欺だから千円が詰まったから弁償してと言われてもしないでね」と、

言うように頼んで奴に、見つからぬように店に帰って１１０番した。

それからの110の交換手とすったもんだがあった時間が掛かったので結局は捕まらず。

くやしいねぇ～、パトカーは5台ぐらい来るし、私は自転車に乗って奴を探すし、

途中でパトカーに何台もすれ違ったけど、「遅いワイ！」と言ってやった。

SVのK子ちゃんも来てたけど彼は「ファミばあちゃん、見つけても飛び掛ってはいけませんよ」と言われた。（ふふっ！

だから言ってやった「やかましいやいそれぐらい、判ってらぁな！自慢じゃないが、こちとらばりばりの年寄りじゃーい！」…とね…

タバコ自販機