FANTA-G

< 新しい記事

新着記事一覧(全5866件)

過去の記事 >

2016.02.01

「効かないかもしれない」のと「全く無意味」は違う

カテゴリ：カテゴリ未分類

　ネットに出回っている「インフルエンザワクチンには効果はなくて、あれは製薬会社が儲けるために～」という情報に関して、免疫学のお医者さんがラジオでこういう話を。
「たとえば、ワクチンを注射したことで病気にかからなかった、としたら、その人は何事もなかったのだから気にもしない。けど、違う種類のインフルエンザにかかった場合、「注射を打ったのにきかなかった」と感じる（普通の人はインフルエンザワクチン一本で万能と思い込みやすいので）。こうなるとそちらの効かなかったという情報だけ伝播する、だから、上のようなデマが広がりやすい。という話。

　で、怖いのは上の説を信じた人によってワクチン接種を子供にさせない親がいる、ということ。こうなると危険性を増している訳で。

　だから「効かないかもしれない」のと「全く無意味」は違う、ということは理解しておきたいと考えましょう。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう