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2017.01.22
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アパホテルが「「南京大虐殺」が「虚構である」証拠の数々」と称して公表している内容について反論しておく

 項目あげてアパホテル側の本に書かれていることを否定しています。これ、日本でも何度も沸き起こる「南京大虐殺はなかった論」に毎回同じようにこうして否定しても、なかった論の人は決してこの手の意見ってさらにそれを上回る証拠(一次資料という意味)を出さない。それどころか「否定論者は何一つ明確な証拠が出せない」と・・・何度も出しているにもかかわらず読んでないか、あるいはあえて無視して証拠を出していないことにしたいのか。

 数年前、NNNドキュメントで南京事件に関しての当時の重軍兵士の日記30人以上を集め、そこからあの場所でどのようなことがあったかを取材する報道番組がありました。確かギャラクシー賞を取ったと思います。で、少なくともあの番組に使われた兵士の日記に書かれていることだけでもってしても十分な証拠になり得る。あとはその規模や死傷者数の違いで、これにすらアパホテル側の主張本は対応できない。



 この手の「南京大虐殺はなかった」論に共通して見えるのは「そんなことを日本人がするわけがない」という、一種の願望、というか情けない驕りです。しかし、戦争というのは世界中どこでも同じで、人を殺戮しあうことが正当化、時には英雄的行為とされる狂気の空間。中国人やアメリカ人、ロシア人、ドイツ人が行った同様の蛮行を日本は民族的に行わない、なんて、どんなレベルで信じているのかちょっとわからない。

 嫌なのは今回の報道でなぜか個人経営の社長の主張が「日本人は」みたいな発信をされること。まてまて、日本の歴史研究の世界でもこの意見は異端で、むしろまともに相手にされていない。それが日本人全体論にされることの方がおかしな話です。というか、いい迷惑。

 それと、 日本政府は公式見解として



日本政府としては、日本軍の南京入城(1937年)後、非戦闘員の殺害や略奪行為等があったことは否定できないと考えています。しかしながら、被害者の具体的な人数については諸説あり、政府としてどれが正しい数かを認定することは困難であると考えています。
先の大戦における行いに対する、痛切な反省と共に、心からのお詫びの気持ちは、戦後の歴代内閣が、一貫して持ち続けてきたものです。そうした気持ちが、戦後50年に当たり、村山談話で表明され、さらに、戦後60年を機に出された小泉談話においても、そのお詫びの気持ちは、引き継がれてきました。
こうした歴代内閣が表明した気持ちを、揺るぎないものとして、引き継いでいきます。そのことを、2015年8月14日の内閣総理大臣談話の中で明確にしました。




と、しています。つまり、これもウソをついているということになってしまいますがw

 中国共産党が自国の闇歴史を必死に隠そうと現在進行形で行っている様子を自分たちのような他国民が見てどう感じるか?それと鏡写しだと思います。










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最終更新日  2017.01.22 12:30:51
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